コペルタヒップシートは、「クイック」・「スタンダード」・「プラス」の3種類があるので、違いや選び方について紹介します。
また、口コミでよく言われているメリットやデメリットについても詳しく紹介します。
この3種類の違いを簡単にまとめると、以下のようになっています。
ウエストのベルトで支える。装着が簡単で手軽に使えるが、重さを分散するための肩ベルトや、子供の安全ベルトは付いていない
【スタンダード】
ウエストと肩ベルトで支える。(子供側にも安全ベルトあり)クイックより装着は手間だけどより安定し負担も分散される
【プラス】
ウエストと肩ベルトで支える。子供側にスタンダードより広く上半身を支えるメッシュベルトがあり、安定感がさらに高まる
簡単に言えば、クイック→スタンダード→プラスとなるにつれて、着脱は手間になっていくけど安定感が増していく(装着する側の負担も軽くなる)イメージです。
なので、「お子さんの体重」、「装着する側の負担」、「どういう場所でどれくらいの時間使うことを想定しているか」。
この辺りを考慮して選び分けることになります。
また、口コミは全体的に評判が良いですが、デメリット的な意見もいくつかあり、例えば以下のようなものがあります。
・細身の人はベルトを巻くのに工夫が必要だったり緩い場合も
・マジックテープの音が気になる
ただ、多少の問題があっても許容範囲という意見や、工夫して使っているという人も多いので、記事中で具体的に紹介します。
コペルタ ヒップシート クイック↓
コペルタ ヒップシート スタンダード↓
コペルタ ヒップシート プラス↓
目次
コペルタヒップシートの違い
コペルタヒップシートには、「クイック」、「スタンダード」、「プラス」の3種類があります。
詳しくは商品画像を見ていただけると違いが分かりやすいですが、以下のようなイメージを持ってくと良いです。
クイックは着脱の手間が少なく手軽 。スタンダード、プラスと右に行くにつれて、肩ベルトが付き、子供の安全ベルトがより幅広なものになっていくなど、装着の手間は若干増えますが、安定感が増し、体の負担も減るイメージです。
クイック
クイックはその名の通り、ウエスト部分にベルトを巻くだけで、素早く手軽に使えます。
使いたいときにサッと使えるのが魅力です。
例えば家族で出かけていて、パパとママで交代で抱っこするような時も使いやすいです。
ただ、ウエスト部分だけで支えることになるので、腰に不安がある人は、肩ベルトも付いているスタンダートやプラスのほうが無難ではないかと思います。
あとは耐荷重的には20kgまで(約36か月頃まで)となっていますが、体重が重くなるほど抱っこする側に負担が掛かります。
なので、お子さんの体重やどれくらいの時間使うことを想定しているか、また、ご自身の体力などを加味しながら選ぶと良いでしょう。
もともとヒップシートは長時間向きのものではありませんが、クイックタイプはその中でもちょっとした短い時間に使うイメージです。
注意しておきたいのは、スタンダードやプラスの場合、肩ベルトなどが不要ということであれば、取り外してクイックと同じような形にして使うことができます。
逆にクイックの場合、肩ベルトを後から買って取り付けることができないので、そこは考慮に入れて選ぶようにして下さい。
コペルタ ヒップシート クイック↓
スタンダード
スタンダードは、本体の他に、肩ベルトと子供の安全ベルトが付いています。
肩ベルトも使うことで、腰・肩・お腹の3か所で支えることになり、重さが分散されます。
なので、腰に不安がある方は、「スタンダード」あるいは「プラス」を選んだほうが無難です。
子供の安全ベルトも付いているので、その点でも何もないよりは負担は軽減されるかと思います。
肩ベルトや安全ベルトは取り外しもできるので、不要であれば外して使えますし、状況に応じて使い分けできるのが大きなメリットです。
3種類の中でも、「スタンダード」は1番人気になっています。
コペルタ ヒップシート スタンダード↓
プラス
「プラス」は子供の安全ベルトの部分がメッシュベルトになっていて、「スタンダード」よりも子供の体の広範囲を支えられるようになっています。
そのため、いざというときの落下防止になり、気持ち的にも安心感があります。
メッシュベルトが不要であれば、外してベルトなしスタイルにすることもできます。
コペルタ ヒップシート プラス↓
コペルタヒップシートの選び方
これまで見てきたように、左(クイック)のほうが着脱が素早くできて手軽に使えます。
右に行くにつれて着脱の手間はかかりますが、安定感や安心感が高まります。
なので、基本的には以下のようなイメージです。
家の中や近所のお出かけなど、ちょっとした短い時間にササっと使いたい場合に向いている。ママ・パパ間で交代で使うような時も素早くできて便利。ただ、ウエスト部分のベルトだけで支えるので、腰に不安がある人はそこを考慮して選ぶ必要あり。
使う時間が長いほど(とはいっても長時間は厳しいですが)、肩ベルトもついて負担が分散されるので、クイックよりはラク。また、安全ベルトなど子供の支えも付いているので安心感もある。
少し長めの時間使うことを想定しているなら、スタンダードやプラスのほうが良い。腰に不安ながある人もこちらの方が安心。
どのような使い方をするかで、上記のように選び分けるのが良いでしょう。
コペルタ ヒップシート クイック↓
コペルタ ヒップシート スタンダード↓
コペルタ ヒップシート プラス↓
コペルタヒップシートのデメリット
土台が当たって痛い
コペルタヒップシートのデメリット的な意見としては、これが一番多いです。
「子供が座る土台(プラスチック製と思われる)の部分が、体に当たって痛い」というものです。
もちろん、土台部分はクッションで覆われていて、当たっても痛くないようにとの配慮はされているので、特に問題ないという人もたくさんいます。
人によってはというところです。
抱っこする子供の重さなどによって感じ方が変わってくることもあるでしょう。
装着する人の身長などによって当たる位置は変わってきますが、だいたい骨盤あたりに当たるという意見が多いです。
ただ、どうやっても痛いという人もゼロではないですが、以下のような意見も多く、工夫の余地もあります。
・長時間でなければ大丈夫
・しっかり巻きなおしたり、自分に合ったポジションを見つける
・タオルなどを挟んで対応
また、代表者がレビューに全て目を通しているそうで、企業側もこの点については認識しています。
ですので今出ているものも、「腰などに当たって痛い」という意見が反映され、クッション材が追加され骨盤への当たりが調整されています。
上画像のような形で、新しいバージョンが出るたびに改善されてきています。
それでも「当たって痛い」という意見はゼロではないので、不安な方は事前にお店に相談してみると良いでしょう。
細身の人は工夫が必要な可能性あり
細身の方だと、普通に巻いても緩いという意見がいくつかあります。
しっかり密着していないと危険性もありますし、余計に負担が掛かったり、思わぬところに当たってしまう可能性もあります。
なので、まずは対応しているウエストについて確認しておきましょう。
細身の人は、ベルトを折り返して使うなど巻き方のコツがあるので調整はできます。
ただ、こちらも不安がある場合は、自分のウエストがどれくらいで、使用感的にどうなのかということを、問い合わせて確認しておくと安心です。
マジックテープの音
本体のベルトを腰に巻いて固定するんですが、固定するところがマジックテープになっています。
そのため、「取り外しが簡単で便利」という意見があります。
ただ、そのマジックテープなんですが、取るときに「ビリビリ」とけっこうな音がするので、「子供がビックリしてしまう」とか、「音を怖がって泣いてしまう」という意見があります。
また、「子供が寝ている場合に起こさないよう気を遣う」という意見がいくつかみられます。
しっかり固定されて安全が第一なので、ここは仕方がない部分かと思いますが、マジックテープの音がけっこうするということは知っておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、セーターなど生地によっては、マジックテープがくっついてしまうことがあり、「生地が傷んだ」とか「毛玉ができた」という意見があります。
なので、着脱の際には服にくっつかないように注意してください。
コペルタヒップシートのメリット
抱っこ紐より手軽に使える
一般的に、抱っこ紐よりヒップシートのほうが着脱が簡単なので、そこに魅力を感じる人がけっこういます。
手軽に使えるので、家の中やちょとしたお出かけに使うにはヒップシートが便利です。
また、お出かけ中に夫婦で交代して使うような場合も、着脱がしやすい分ヒップシートのほうが使いやすいでしょう。
普通に抱っこするよりラク
ヒップシートのメリットとしては1番はこれですね。
手軽に使えて、普通に抱っこするよりもラクという点です。
しかもコペルタの場合、肩ベルトの有無などによって3種類から選べるというのも良いです。
長時間向きではないですが、ちょっとしたお出かけに使うとか、夫婦交代で使うような場合は重宝するでしょう。
まとめ
コペルタヒップシートの種類毎の違いや、口コミで見られるメリット・デメリットについて紹介しました。
長時間向きではないですが、家の中やちょっとしたお出かけなどには、手軽に使えて便利です。
肩ベルトの有無などによって、3種類から選べるのもコペルタの特徴となっています。
腰に不安がある場合や、どのタイプにするか迷っている場合は、とりあえず肩ベルト付き(スタンダードやプラス)を選んだほうが無難です。
結局は肩ベルトを使わないとしても、後から追加することはできないので、その点だけ注意して選んで下さいね!
コペルタ ヒップシート クイック↓
コペルタ ヒップシート スタンダード↓
コペルタ ヒップシート プラス↓