コペルタとラウチェのヒップシートの違いや選び方について、詳しく紹介します。
コペルタとラウチェのヒップシートは3種類ずつあります。
※ラウチェには「ダブルショルダー」というタイプに「カバー付き」という別売りになっている商品がありますが、仕様的な部分は同じなので「ダブルショルダー」とその「カバー付き」は1種類とみなします
その3種類は、「腰ベルトだけで支えるタイプ」と、「腰と肩ベルトで支えるタイプ」に分けられます。
ですので、全ての種類に共通する基本的な仕様(耐荷重や装着する人のウエストサイズなど)の違いと、タイプごとの違いに分けて紹介していきます。
最初に簡単に違いをまとめておくと以下のようになっています。
ウエストサイズ:約70cm~115cm
耐荷重:20kgまで
対象年齢:腰が座ってから~約36ヶ月頃まで
本体装着方法:マジックテープ
収納:3ヶ所
ウエストサイズ:65cm〜115cm
耐荷重:20kgまで
対象年齢:3ヶ月~約36ヶ月頃まで
本体装着方法:マジックテープ+バックル
収納:3ヶ所
対象となるウエストサイズが違うのと、ラウチェは装着がマジックテープとバックルの2重ロックになっているのが基本的な違いになります。
※コペルタでウエスト70cmより細い人が絶対ダメというわけではありません。細い人なりの対策はあるので記事中で詳しく紹介します
また、商品タイプ別の違いは以下のようになっています。
ラウチェのほうは、取り外し可能な「万能補助ベルト」が付いていて、子供のウエスト辺りをサポート。より安心感があり、いざというときの子供の落下防止にもなる。
コペルタ、ラウチェともに2種類ある。
1種類は腰ベルトに加えて肩ベルトが付いたもので仕様的にほぼ同じ。
残りはコペルタが子供を支える部分を強化したもの。ラウチェは肩ベルトを2つ(ダブルショルダー)にして、子供を支える部分も強化したものになっている。
手軽にサッと使うことを重視するなら「腰ベルトのみ」のタイプで、より安定と体への負担軽減も求めるなら「腰と肩ベルトで支える」タイプという選び方になります。
そのタイプ別の中で、コペルタとラウチェを選び分けるということになります。
より具体的な違いや選び方、購入前に知っておきたいポイントについては、記事中で詳しく紹介しますね!
コペルタ クイック(肩ベルトなし)↓
コペルタ スタンダード(肩ベルトあり)↓
コペルタ プラス(肩ベルトあり+補助ベルト広め)↓
ラウチェ ヒップシート(肩ベルトなし)↓
ラウチェ シングルショルダー(肩ベルトあり)↓
ラウチェ ダブルショルダー(肩ベルト両肩)↓
コペルタとラウチェの違い
コペルタとラウチェには、それぞれ3種類のヒップシートがあり、大きく以下のように2つのタイプに分けることができます。
コペルタ:クイック
ラウチェ:ヒップシート
コペルタ:スタンダード、プラス
ラウチェ:シングルショルダー、ダブルショルダー
なので、そもそもの基本的な仕様の違いと、タイプ別の違いに分けて紹介します。
基本的な仕様の違い
ウエストサイズ:約70cm~115cm
耐荷重:20kgまで
対象年齢:腰が座ってから~約36ヶ月頃まで
本体装着方法:マジックテープ
収納:3ヶ所
ウエストサイズ:65cm〜115cm
耐荷重:20kgまで
対象年齢:3ヶ月~約36ヶ月頃まで
本体装着方法:マジックテープ+バックル
収納:3ヶ所
コペルタは対象年齢が「腰が座ってから」ということになっています。
楽天の販売ページにはよくある質問が掲載されていて、以下のように書かれています。
安全面に最大限配慮し「お座りができる頃から」ということだそうです。
また、ラウチェのほうも3ヶ月~とはなっていますが、腰が座る6ヶ月頃までは横抱きでの使用を推奨しており、普通に座って抱っこすると言う点ではコペルタとほぼ同じです。
※コペルタも寝かしつけや授乳のときなどに、横抱きで使うことができます
以上のことから、コペルタとラウチェの基本的な仕様の違いは以下の2点と言えます。
コペルタ:約70cm~115cm
ラウチェ:65cm〜115cm
コペルタ:マジックテープ
ラウチェ:マジックテープ+バックル
ラウチェのほうは、ウエストサイズが65cm~対応していますし、装着するのにマジックテープだけではなくバックル付きでダブルロックになっています。
なので、より細身の人(ウエスト65~70cm)や、いざというときの安心感を求める人であればラウチェの方が向いています。
※ただ、コペルタの口コミでも、装着がマジックテープだけであることに、不安や不満を言っている方はほぼ見かけません
また、知っておきたい点が4つあるので、紹介させていただきます。
ウエストサイズはコペルタが約70cm~、ラウチェが65cm~ということになっています。
ただ、推奨サイズより細身であったとしても、ベルトを内側に折ったり、タオルを挟むなどして調整することはできます。
調整することでピッタリ合うかどうかは別問題ですが、推奨サイズよりも細いから絶対ダメというわけではありません。
ただ、不安な場合はメーカーに問い合わせて確認しておくと安心です。
→ラウチェの問い合わせ(楽天に飛ぶのでページ中の問い合わせボタンを押す)
先ほどの、推奨サイズより細身の人でも調整ができるという話とは、少し矛盾した話になります。
コペルタ、ラウチェ両方の口コミで見かけるんですが、細身だと合わせるのが難しいという意見があります。
「きつく締めても隙間ができてしまう」とか、「ベルトを折ったり調整しても上手く合わない」という意見です。
上手く合わないと「体に当たって痛かったり」、「腰などに余計な負担が掛かる」ことがあります。
装着してみなければ分からないことなので、難しい話ではあるんですが、特に細身の人は合わない可能性があることは知っておいた方が良いでしょう。
また、最初は合わないと思ったけど、装着の仕方を工夫したら大丈夫だったという人もいます。
こちらも、不安がある場合は、「こういう不安があるけど大丈夫かどうか」を販売元に問い合わせてみた方が良いです。
→ラウチェの問い合わせ(楽天に飛ぶのでページ中の問い合わせボタンを押す)
これも、コペルタ、ラウチェ両方の口コミで見られるんですが、子供が乗る台座部分にはプラスチック(と思われる)の部品が入っています。
子供が乗って重みが掛かることで、お腹(骨盤付近)に当たって痛いという意見があります。
もちろん大丈夫という人も多いですし、そもそも問題にしていない人も多いです。
また、タオルを巻くなど工夫をしている人もいます。
なので、「痛く感じる可能性もある」という前提で考えておいたほうが良いと思います。
コペルタ、ラウチェ両ヒップシートともに、マジックテープで腰に固定します。(ラウチェはさらにバックルでも固定)
マジックテープなので、外すときはベリベリと音がします。
そのため、「子供が寝ているときなどは音で起きてしまうので気を遣う」という意見が見られます。
もちろん「安全+使いやすさ」という点からマジックテープになっていると思うので、仕方がない部分はあります。
ただ、それなりに大きな音がするということは知っておいた方が良いでしょう。
以上のことを踏まえ、基本的な選び方としては以下のようになります。
その上で、肩ベルトの有無といった、ヒップシートの種類を選んでいくと選びやすくなります。
腰ベルトのみで支えるタイプ(肩ベルトなし)
コペルタとラウチェ両方とも、腰ベルトのみで支えるタイプがあります。
ラウチェ:ヒップシート
腰に巻くだけなので素早く手軽に使えるという利点があります。
もちろん普通に抱っこするよりはラクですが、腰だけで支えるので、肩ベルトも付いているタイプよりは負荷が大きいです。
もともとヒップシートは長時間使うことを想定したものではないですが、その中でもちょっとした短い時間に使うイメージです。
そもそも腰に不安がある方は、肩ベルト付きのほうが無難ではないかと思います。
そして、コペルタとラウチェには、以下の違いがあります。
補助ベルトがあると、いざというときの安心感があります。
口コミを見ていると、補助ベルトを嫌がるお子さんもいますが、補助ベルトは取り外すことができます。
コペルタも肩ベルト付きのタイプには子供のサポートベルトは付いていますが、腰ベルトのみのタイプには付いていません。
なので、子供のサポートベルトも付いていた方が良い場合は、ラウチェのほうが良いです。
コペルタ クイック(肩ベルトなし)↓
ラウチェ ヒップシート(肩ベルトなし)↓
腰ベルトと肩ベルトで支えるタイプ
腰ベルトと肩ベルトの両方で支えるタイプには、コペルタ、ラウチェともに2種類ずつあります。
ラウチェ:シングルショルダー、ダブルショルダー
そして、簡単に仕様をまとめると以下のようになります。
ラウチェのシングルショルダー:腰ベルトのみのタイプに、肩ベルトが付いた
ラウチェのダブルショルダー:抱っこ紐タイプ(両肩ベルト)で、子供の支え部分も広くして安定感を強化
コペルタのスタンダードとラウチェのシングルショルダーは、仕様としてはほぼ同じものです。
肩ベルトも付けることで、腰ベルトだけよりも重さが分散されるので、よりラクに抱っこすることができます。
もちろん、肩ベルトや子供の補助ベルトが不要なときは、外して使うこともできます。
腰に不安がある人や、より長い時間(とはいっても長時間は向いていませんが)使う場合は、こちらの方が良いでしょう。
仕様的にはほぼ同じなので、デザインや価格など、個人の基準で選ぶのが良いと思います。
残りは、コペルタのプラスと、ラウチェのダブルショルダー。
コペルタのプラスは、スタンダードに比べ、子供のサポート部分を広くして、より安定・安心感が増しています。
より長い時間の抱っこや、いざというときの安心感を求めるなら、スタンダードよりもプラスのほうが良いでしょう。
ラウチェのダブルショルダーは、両肩にベルトがある、いわゆる一般的な抱っこ紐スタイルです。
このページで紹介したものの中では、抱っこするのに一番ラクなスタイルということは言えると思います。
もちろん、肩ベルト部分は取り外して使うこともできます。
抱っこ紐専用として販売されている商品のほうが、もっとガッシリした作りで安定感もあるものが多いとは思います。
ただ、そういう専用の商品と比べて、やや簡易的に作られているためか、「軽い」とか「扱いやすい」という意見が多いです。
状況に応じて、抱っこ紐的に使いたいとか、ヒップシートとして使いたいという場合は、ラウチェのダブルショルダータイプが向いています。
非常に簡単にまとめると、コペルタ、ラウチェともに、「簡単・手軽・短時間使用」を求めるなら以下の左側の商品。
「子供のサポートによる安心感・抱っこがよりラク、より長い時間の使用」を求めるにしたがって、右側にずれていくイメージです。
ラウチェ:ヒップシート ⇔ シングルショルダー ⇔ ダブルショルダー
コペルタ スタンダード(肩ベルトあり)↓
コペルタ プラス(肩ベルトあり+補助ベルト広め)↓
ラウチェ シングルショルダー(肩ベルトあり)↓
ラウチェ ダブルショルダー(肩ベルト両肩)↓
まとめ
コペルタとラウチェのヒップシートの違いを紹介しました。
それぞれ3種類ずつあり、大きく「腰ベルトのみタイプ」と「腰+肩ベルトタイプ」に分けることができます。
その中で、ラウチェのヒップシートは、腰ベルト部分にバックルも付いていて、「二重ロック」仕様です。
いざというときの安全面を考えるのであれば、ラウチェのほうが安心感はあります。
※ただ、バックルがないからといってコペルタが危険というわけではありません
その上で、「腰ベルトのみ」か「腰ベルトと肩ベルトがあったほうが良い」かなど、検討していくと良いです。
「どのくらいの時間使うのか」とか、「自分の体の調子(腰に不安など)」を考慮して、選び分けていくと良いでしょう。
コペルタ クイック(肩ベルトなし)↓
コペルタ スタンダード(肩ベルトあり)↓
コペルタ プラス(肩ベルトあり+補助ベルト広め)↓
ラウチェ ヒップシート(肩ベルトなし)↓
ラウチェ シングルショルダー(肩ベルトあり)↓
ラウチェ ダブルショルダー(肩ベルト両肩)↓