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KI-RS50とKI-PS50とKI-NS50の違いを徹底比較!

シャープ加湿空気清浄機KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の違い!
シャープの加湿空気清浄機、KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の違いについて詳しく紹介します。

これら3機種は、対応している部屋の広さは同じで発売年度が違う、新旧モデルです。

KI-RS50・・・2022年発売
KI-PS50・・・2021年発売
KI-NS50・・・2020年発売

そして、これら3つのモデルは、実は性能は全て同じです。

何が違うのかというと、付属品が違います。

KI-RS50(2022年発売)だけ使い捨て加湿プレフィルターが2枚付属

ただ、使い捨て加湿プレフィルターはだいたい1,000円前後で販売されていて、さほど高いものではありません。

なので、使い捨て加湿プレフィルターを別途購入しても、型落ちして安くなっている旧モデル(KI-PS50やKI-NS50)を選んだほうがお得です。

記事中では、もう少し違いについて詳しく見ていき、商品のメリットやデメリットもあわせて紹介します。

シャープ KI-NS50(2020年モデル)↓

シャープ KI-PS50(2021年モデル)↓

シャープ KI-RS50(2022年モデル)↓

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の違い

シャープ加湿空気清浄機KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50

付属品(使い捨て加湿プレフィルター)の有無

使い捨て加湿プレフィルター
KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50は、本体の性能は全く同じで付属品のみの違いになります。

KI-RS50(2022年発売)だけ、使い捨て加湿プレフィルターが2枚付属

そもそも、「使い捨て加湿プレフィルター」というのは、加湿フィルターのお手入れをラクにするものです。

使用状況にもよりますが、加湿フィルターは1ヶ月に1回程度のお手入れが推奨されています。

基本は水洗いですが、汚れ具合によっては、台所用合成洗剤(粉末)や重曹、クエン酸を用いてきれいにする必要があります。

そこで、加湿フィルターに使い捨て加湿プレフィルターを付けておくと、プレフィルターのほうに汚れが付着します。

あとは、使い捨てのほうを捨てれば良いというわけです。

もちろん、それでも本来の加湿フィルターのほうも汚れることはあると思いますが、お手入れはラクになるでしょう。

使い捨て加湿プレフィルターの希望小売価格は1,100円(税込)で、だいたい1,000円前後で販売されています。

なので、加湿プレフィルターが付属しているKI-RS50よりも、型落ちした旧モデル(KI-PS50やKI-NS50)+加湿プレフィルターを別途購入したほうが金額的にはお得です。

言うまでもないですが、加湿機能を使うつもりがない場合は、使い捨て加湿プレフィルターは不要です。

ちなみに、KI-RS50(2022年モデル)以前のモデルが出た時には、使い捨て加湿プレフィルターはまだ発売されていなかったと思われます。

KI-PS50(2021年モデル)やKI-NS50(2020年モデル)の取扱説明書には、使い捨て加湿プレフィルターの記述が一切出てきません。(KI-RS50には書かれています)

なので、旧モデル(KI-PS50やKI-NS50)の時は、付属してこなかったのではなく、そもそもなかったと考えられます。

話が少しそれましたが、旧モデルを購入する方で加湿機能も使う予定なら、使い捨て加湿プレフィルター(FZ-PF10MF)も用意しておくと良いでしょう。

使い捨て加湿プレフィルター↓

シャープ KI-NS50(2020年モデル)↓

シャープ KI-PS50(2021年モデル)↓

シャープ KI-RS50(2022年モデル)↓

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50のデメリット

けっこう大きい?

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50のサイズ

人によって感じ方は違いますし、コンパクトだという人もいます。

ただ、実際に到着してみたら、思っていたより大きかったという人も一定数います。

なので、一応、サイズ感は把握しておいたほうが良いでしょう。

【RS50・PS50・NS50共通】
幅×奥行×高さ:384×230×619mm

このサイズ感に加えて、設置場所の周りにもある程度のスペースが必要になります。

・上方:60cm以上
・後方:3cm以上
・左右:カーテンや家具で吸込口や吹出口をふさがない

「本体のサイズ+周りに必要なスペース」を把握してイメージしておけば安心です。

ちなみに、壁に3cmまで近づけた状態で使用しても、集じん能力は変わらないそうです。

ただ、周辺の壁や床が汚れるおそれがあるので、できるだけ離して置きましょう。

水のタンクの容量が少ない?

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50ともに加湿機能が付いています。

水を入れるタンクの容量は約2.7Lですが、これが少し小さいという意見がいくつかあります。

そもそもこの容量でどれくらい給水が必要なのかというと、「自動運転の場合、目安として1日1回程度」ということになっています。

※シャープ公式サイトの商品のQ&Aページに書かれています
シャープ公式サイトQ&A

ただ、そもそもの部屋の温度や湿度によって変わってくるので、あくまでも目安です。

私がネット上の口コミを確認した中でも、「だいたい1日もつ」という方もいれば、「4時間おきくらいに給水する」という方もいらっしゃいました。

この辺はやはり環境によって変わってきますね。

また、KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の加湿空気清浄機の性能は、加湿適用床面積が以下になっています。

プレハブ洋室~17畳 (27m2)
木造和室~10畳 (17m2)

ここで、性能的に近い商品のタンク容量を見てみます。

※部屋の広さは加湿空気清浄運転時の加湿性能の目安です

・ダイキン MCK70Z
プレハブ~19畳 (~32m2)
木造~12畳 (~20m2)
タンク容量:約3.4L
・パナソニック F-VXV70
プレハブ~19畳 (~32m2)
木造~12畳 (~20m2)
タンク容量:約3.2L

ぴったり同じ部屋の広さ対応の商品が見つけられなかったので、近い商品をチョイスしました。

ダイキンやパナソニックのほうがやや広い部屋に対応しているので、あまり参考にはならないかもしれません。

ただ、対応している部屋の広さを考慮すれば、3機種(RS50、PS50、NS50)の水タンクだけが劇的に容量が少ないとまでは言えないような気もします。

いずれにしても、4時間くらいで給水という方もいるので、それくらいで給水が必要になることもあるという感覚はもっていたほうがいいでしょう。

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50のメリット

音が静か

音が静かという意見はとても多いです。

実際の運転音は以下のようになっています。

空機清浄機
強:51dB
中:40dB
静音:17dB
加湿空気清浄機
強:43dB
中:40dB
静音:19dB

これがどれくらいの感じ方なのか、分かりやすい一覧があるのでご紹介します。

以下は、埼玉県深谷市が公表している、騒音の大きさの目安をまとめた表です。

※空機清浄機の運転音に近い部分だけを抜粋しています

騒音の大きさ聴覚的な目安騒音の具体例
50dB普通家庭用エアコンの室外機(直近)
静かな事務所の中
40dB静か閑静な住宅地の昼
図書館内
30dB静か郊外の深夜
ささやき越え
20dBきわめて静か木の葉の触れ合う音
雪の降る音

中や強になるとそこそこの音はしますが、自動運転であればホコリなどの空気中の汚れを検出したときだけ強めのモードになり、それ以外は静音です。

なので、意図的に強いモードで運転していなければ、さほど気になることはないでしょう。

埼玉県深谷市の実際の表はこちら↓
埼玉県深谷市の騒音の大きさの目安一覧

キャスター付きなので移動がラク

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の3機種ともにキャスターが付いています。

一度決まった場所に置いてしまえば、他の場所へ移動することはあまりないかもしれませんが、約7.9kgの重さがあるので、掃除をするときなどもキャスターがあると便利です。

キャスターはストッパーが付いていて、しっかり固定できるようになっています。

シャープという安心感

プラズマクラスターの効果

やはりシャープという安心感があります。

口コミでは、以前からシャープの空気清浄機を愛用していて、この度買い替えたという人もかなり多いです。

「反応の速さ」、「消臭力」、「鼻炎やアレルギー対策」などに対する評判も良く、さすがシャープ製というところです。

シャープ KI-NS50(2020年モデル)↓

シャープ KI-PS50(2021年モデル)↓

シャープ KI-RS50(2022年モデル)↓

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の仕様比較

モデルKI-RS50(2022年)
KI-PS50(2021年)
KI-NS50(2020年)
プラズマクラスター
適用床面積
約13畳(約21m2)
空機清浄
適用床面積
~23畳(38m2)
空機清浄時
清浄時間
8畳を12分(「強」運転時)
空機清浄時
消費電力(W)
静音:3.8(モニター切時:3.4)
中:14
強:52
空機清浄時
運転音(dB)
静音:17
中:40
強:51
加湿空機清浄
適用床面積
プレハブ洋室 ~17畳(27m2)
木造和室 ~10畳(17m2)
加湿空機清浄時
清浄時間
8畳を17分(「強」運転時)
加湿空機清浄時
消費電力(W)
静音:4.4(モニター切時:4.0)
中:16
強:24
加湿空機清浄時
運転音(dB)
静音:19
中:40
強:43
加湿空機清浄時
加湿量(mL/h)
静音:200
中:480
強:600
タンク容量(L)約2.7
外形寸法(mm)幅384×奥行230×高さ619
質量(kg)約7.9
電源コード長さ(m)約1.8
待機時消費電力(W)約0.4

フィルターなどのランニングコストについて

空機清浄機は、一定期間でフィルターを交換するのが普通です。

ただ、KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50は、10年間フィルター交換不要ということになっています。

※もちろん目安なので、状況によって早まったり遅くなったりということはありえます

では、10年間ランニングコストが全くかからないのかというと、そういうわけではありません。

正確に言うと、交換しなくても動くけど、性能が低下したり、メンテナンスが大変になるので、定期的に交換したほうが良いということです。

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の交換部品には以下のものがあります。

【使用部品と交換目安】
・集塵フィルター:約10年
・脱臭フィルター:約10年
・加湿フィルター:約10年
・使い捨てプレフィルター:約1ヶ月
・使い捨て加湿プレフィルター:約1ヶ月
・Ag+イオンカートリッジ:約1年
・交換用プラズマクラスターイオン発生ユニット:約2年
使い捨てプレフィルター (交換目安:約1ヶ月)

使い捨てプレフィルターは、本物のフィルターの汚れを軽減し、お手入れをラクにするものです。

必須のものではないですし、必ずしも使い捨てプレフィルターを交換するだけでお手入れが完了する、というものでもありません。

「ないよりはあったほうが便利ですよ~」というイメージです。

使い捨てプレフィルターは以下の2種類あります。

・使い捨てプレフィルター (3枚付属)
・使い捨て加湿プレフィルター (KI-RS50のみ2枚付属)

使い捨て加湿プレフィルターのほうは、KI-RS50だけ購入時に付属してきます。

ただ、どちらもそんなに高いものではありません。

・使い捨てプレフィルター6枚:935円(税込)
・使い捨て加湿プレフィルター6枚:1,100円(税込)

なので、KI-PS50やKI-NS50を選んだ場合は、加湿プレフィルターは付属してこないので、一緒に注文しておくと安心です。

どれくらいの効果があるのか、一度使ってみるのが良いと思います。

ただ、加湿機能を使わないつもりならば、加湿プレフィルターは不要です。

使い捨て加湿プレフィルター↓

Ag+イオンカートリッジ (交換目安:約1年)

これは、水を入れるタンクのキャップに取り付けて使うもので、ヌメリやニオイの原因を抑える効果があります。

なくても使えますが、加湿機能を使うのであれば、あったほうが良いでしょう。

交換の目安が約1年で、1個990円(税込)になっています。

交換用プラズマクラスターイオン発生ユニット (交換目安:約2年)

プラズマクラスターイオン発生ユニットは、目安の時期がきたら交換しないと、プラズマクラスターイオンの発生が停止します。

シャープの目玉機能がプラズマクラスターですから、これは必ず交換しなければいけないと言っていいでしょう。

「ユニット交換ランプ」が本体に付いていて、以下のようにして交換時期を知らせてくれます。

・総運転時間約17,500時間:ユニット交換ランプ点滅(赤)
・総運転時間約19,000時間:ユニット交換ランプが速く点滅(赤)

ユニット交換ランプが速く点滅(赤)する状態になってしまうと、プラズマクラスターイオンの発生が停止します。

なので、点滅が始まったらなるべく早く交換するのが望ましいです。

交換用プラズマクラスターイオン発生ユニットは、3,080円(税込)となっています。

このように、10年間フィルター交換不要とはなっていますが、定期的に交換した方が良い部品もあります。

ただ、それぞれがそんなに高いものではないので、許容範囲ではあるかなと思います。

目安通りに全て交換する場合、1年間にかかる金額は以下のようになります。

【交換部品1年分換算】(すべて税込)
・使い捨てプレフィルター(6枚)×2 = 1,870円
・使い捨て加湿プレフィルター(6枚)×2 = 2,200円
・Ag+イオンカートリッジ = 990円
・プラズマクラスターイオン発生ユニット = 1,540円 ※
※実物は3,080円の商品(交換目安が2年なので1年分として計算)
合計:6,600円

1年分のコストと考えると、許容範囲という人が多いのではないでしょうか。

もちろん、加湿機能を使わないのであれば、加湿プレフィルターやAg+イオンカートリッジは不要なので、コストはもっと安くなります。

いずれにしても、必須ではないですが、交換したほうが良く、ランニングコストがゼロというわけではない、という認識を持っておいたほうがいいでしょう。

電気代について

電気代がどれくらいかかるのか気になる部分だと思うので、詳しく紹介します。

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の仕様はすべて同じなので、かかる電気代も同じです。

電気代は、空気清浄機能だけの場合と、加湿+空気清浄の両方を使う場合で若干違ってきます。

※取扱説明書に1時間あたりの電気代の目安が書かれているので、1日分に換算しています(単価27円/kWh(税込))

空気清浄のみ1日使用時

静音:約2.4円(モニター「切」時:約2.16円)
中:約9.12円
強:約33.6円

加湿+空気清浄1日使用時

静音:約2.88円(モニター「切」時:約2.64円)
中:約10.32円
強:約15.6円

これを見ると、「強」でもそんなに高くないという感じではないでしょうか。

まして、一般家庭でずっと「中」や「強」で使うことはほぼないと思います。

電気代については、ほとんど気にすることなく使えるレベルと言って良いでしょう。

まとめ

KI-RS50、KI-PS50、KI-NS50の違いについて紹介しました。

この3機種は性能的には全く同じもので、KI-RS50にだけ使い捨て加湿プレフィルターが付属します。

ただ、加湿プレフィルターを別途購入するとしても、型落ちした機種(KI-PS50やKI-NS50)のほうが金額的にはお得です。

新しい型番のほうが欲しいというようなこだわりがなければ、旧モデルから選んだほうがお得です。

シャープ KI-NS50(2020年モデル)↓

シャープ KI-PS50(2021年モデル)↓

シャープ KI-RS50(2022年モデル)↓

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