ポルバンヒップシートの、「ベーシック」、「アドバンス」、「プライム」の3種類について、違いを詳しく紹介します。
この3種類ですが、まず「ベーシックとアドバンスは7ヶ月頃~3歳頃まで」、「プライムは生後14日(新生児)~4歳頃まで」という仕様の違いがあります。
なので、いつ頃からいつ頃まで使いたいかによって、まずは分かれます。
※ベーシックやアドバンスでも、別売りの「ダブルショルダー」を使えば、首が座った4ヶ月頃から対応することができます
その他のヒップシートの基本的な仕様については、以下のイメージを持っておくと良いです。
・ずり落ち防止機能アップ
・腹部クッション性アップ
・収納容量アップ
・フィット感アップ (プライム)
どれくらいの時間使いたいか、どれくらい持ち運ぶものがあるかなどによって、選び方が変わってくるでしょう。
ちなみに1番人気は「アドバンス」です。
まず、仕様的に近いベーシックとアドバンスを比較して、次にアドバンスとプライムの違いを紹介します。
ポルバン ベーシックヒップシート↓
ポルバン アドバンスヒップシート↓
ポルバン プライムヒップシート↓
目次
ベーシックとアドバンスの違い
ポルバンベーシックとアドバンスは対象年齢が同じ、7ヶ月頃~3歳頃まで使用できます。
7ヶ月~3歳
15kg
ベーシック:410g、461g (素材により異なる)
アドバンス:456g、527g (素材により異なる)
ただ、細かい点でいくつか違いがあるので詳しく紹介します。
先に言うと、ベーシックに比べて「子供が座る部分のずり落ち防止機能」、「腹部のクッション性」、「収納の容量」がアップしているのがアドバンスです。
ずり落ち防止機能
アドバンスには、子供が座る部分に「ずり落ち防止ストッパー」と「滑り止めシート」が付いています。
子供がよりずり落ちにくい設計になっています。
子供のずり落ちについては、下の「知っておきたいポイント」の中で、口コミの意見を紹介しているので、そちらもご覧ください。
腹部クッション
アドバンスは快適クッションになっていて、2種類のクッションを組み合わせることで装着時のお腹や腰骨の圧迫を軽減する仕様になっています。
収納
アドバンス:約2.2L (フロント収納+メッシュポケット+ファスナー付きポケット)
アドバンスのほうが収納容量がアップしています。
知っておきたいポイント
口コミを見る限り、ごく少数の意見ではありますが「子供がずり落ちてくる」という意見があります。
その中で、ベーシックだとずり落ちやすいので、アドバンスに買い替えたという意見がありました。
もちろん子供の体重などによってもずり落ちやすさが変わってくる可能性はありますが、「ずり落ちが心配」という方はアドバンスのほうを選んだほうが無難です。
※アドバンスの口コミでも「ずり落ちてくる」という意見がゼロというわけではありません
また、基本的には別売りになっていますが、ベーシックとアドバンス両方に共通して使える、「シングルショルダー」と「ダブルショルダー」も販売されています。
これらを取り付ければ子供をサポートしてくれるので、より安心して使うことができます。
「使ってみたけど不安定な感じがする」という場合、後から買って取り付けることができます。
なので、その辺も考慮した上で、ベーシックとアドバンスを選ぶと良いでしょう。
ちなみに「ダブルショルダー」を使うと、首が座った4ヶ月頃~(ダブルショルダーなしだと7ヶ月頃~)使うことができます。
また、楽天やヤフーショッピングでは、ヒップシートとショルダーをセットにして販売しているショップもあります。
セットだからと言って特に値引きはされていないようですが、セットで買いたい場合は楽天やヤフーをご覧になって見て下さい。
ベーシックとアドバンスで収納力に違いがあることは先ほど紹介しました。
アドバンスのほうが収納の容量が大きいですし、片側がファスナー付きなので、持ち運びたいものが多い場合はアドバンスのほうが使いやすいです。
ただ、どちらでも、財布、スマホ、オムツ、家の鍵程度のものは収納できます。
注意しておきたいのは、「シングルショルダー」や「ダブルショルダー」を使う場合。
販売ページには以下のように書かれています。
アドバンス:ショルダーバーツも取り外さずしっかり収納できる
このように、ベーシックはシングルショルダーを、アドバンスはショルダーバーツ(シングルまたはダブル)を収納することができます。
ただ、収納ポケットにそのまま入れられるのは便利なんですが、「ショルダーを入れると他のものがほとんど入らなくなる」という意見がそこそこあります。
ですからショルダーを使う場合に、歩いている途中でショルダーが不要になったり、子供がヒップシートから降りるなどで、ショルダーを収納ポケットにしまうときは注意が必要です。
サイドポケットもあるので、スマホや財布程度のものなら特に問題ないと思いますが、複数の物を持ち歩きたい場合は入らなくなる可能性はあります。
なので、ショルダーを使うと、持ち運ぶ荷物の量によっては入りきらなくなる可能性があるということは知っておいたほうが良いでしょう。
選び方
これまでの違いから、より安定感があったり、より収納力が欲しい場合はアドバンスの方が良いです。
本当にちょっとしたときに使うとかであれば、ベーシックでもさほど問題はないでしょう。
また、別売りの「シングルショルダー」や「ダブルショルダー」を使えば、ベーシックでもアドバンスでも安定感をアップさせることは可能です。
その時に、途中で「ショルダー」をしまうと、荷物があまり入らなくなるという点は考慮しておきましょう。
ちなみに、ベーシックには以下のカラー(デザイン)があります。
・ブラック
・ネイビー
・ブラック
・グレー
また、アドバンスには以下のカラー(デザイン)があります。
・ブラック
・ネイビー
・グレー
・ブラック
・アイスグレー
・メランジグレー
・アジュールブルー
・アイボリー
ポルバン ベーシックヒップシート↓
ポルバン アドバンスヒップシート↓
アドバンスとプライムの違い
プライムはポルバンヒップシートの中の最高峰です。
ベーシックやアドバンスに比べて値段が高いですが、機能面でいろいろ優れています。
対象年齢
まず大きな違いとして、プライムには「ダブルショルダー」が付いています。(外して使うことも可能)
※ベーシックとアドバンスは別売りで購入可能
また耐荷重も、より重さに耐えられる設計になっています。
・ベーシック、アドバンス:7ヶ月頃~3歳 (耐荷重15kg)
・プライム:生後14日~4歳 (耐荷重20kg) ※生後14日~は付属のダブルショルダー使用時
ですので、生後早くから使いたい場合や、4歳頃まで使いたい場合はプライムということになります。
※ベーシックとアドバンスでも、ダブルショルダーを使うと首が座った4ヶ月頃から使うことができます
また、プライムは値段が高いですが、「ダブルショルダーも含んだ価格である」という点も考慮しておきましょう。
ちなみにベーシックやアドバンス用のダブルショルダーは、6,600円で販売されています。
ずり落ち防止機能
プライムはずり落ち防止の素材や形状がさらにパワーアップしており、よりずり落ちにくい設計になっています。
プライム:ずり落ち防止3Dクッション+滑り止め生地 (東レ MILCOT ※)
※ 東レ「MILCOT」は独自の特殊構造組織の織り・編み素材で優れた防滑性とストレッチ性を兼ね備えた素材で、滑り止め効果が強く、劣化も少ないという特徴をもっています
ベルト
プライムはベルト部分が、より体にフィットしやすい構造になっています。
※コルセットベルトとは、コルセットに使われる「コルセットボーン」が使われていて、ピッタリとウエストのカーブにフィットして耐荷重分散の効果を高めるというものです
腹部クッション
プライムは体に当たる部分が、よりあたりの優しいクッションになっています。
プライム:低反発クッション(前腹部+下腹部)3Dフレーム
収納
プライムは、収納容量がさらにアップしています。
プライム:約3.4L(フロント収納+メッシュポケット+ファスナー付きポケット)
選び方
まずは、対象年齢で分かれます。
生後14日頃~4歳頃までと、より長い期間使いたい人はプライムになります。
あとは、
・腰ベルトのフィット性
・体に当たる部分のクッション性
・荷物の収納力
これらの機能がアップしていることから、
・持ち運ぶものが多い
・かなりヘビーに使いそう
上記のような方もプライムのほうが使いやすいでしょう。
ちなみに、プライムのカラーはグレーのみです。
ポルバン アドバンスヒップシート↓
ポルバン プライムヒップシート↓
まとめ
ポルバンのヒップシート、ベーシック、アドバンス、プライムの違いについて紹介しました。
まずはベーシックやアドバンスと、プライムでは対象年齢が異なります。
「より早くから」とか、「より長く使いたい」という場合はプライムが最適です。
あとは、「ベーシック → アドバンス → プライム」と、右側にいくにつれて値段は高くなりますが、機能的にもアップしていきます。
「ずり落ちにくさ」や「クッション性」、「収納力」などがアップしていくので、どのくらいの時間(距離)使いたいか、どのくらいのものを持ち運びたいかなどによって分かれるところです。
より長い時間とか、ヘビーに使う場合は、アドバンスやプライムを選んだほうが使いやすいと思います。
ポルバン ベーシックヒップシート↓
ポルバン アドバンスヒップシート↓
ポルバン プライムヒップシート↓