アンカーのロボット掃除機、Eufy11Sと15Cの違いについて詳しく紹介します。
また、11Sと15Cにはそれぞれ「11S Max」、「15C Max」があり、それらとの違いについても紹介します。
11Sは2018年8月、15Cは2019年3月に発売された商品です。
この2つは、吸引力や掃除方法などの掃除に関する性能は同じなんですが、以下の点が違います。
・15CはAmazon Alexaに対応
・デザイン(微妙な違い)
15CはWi-Fiに対応しているのが大きいです。
基本的に、スマホなどで外出先からでも操作できたほうが良いなら15Cを選んだほうがいいです。
また、11S、15Cともに、Maxとの違いは吸引力です。
掃除したい場所がカーペットなどが多く、吸引力が強いほうが安心な場合はMaxのほうがいいでしょう。
ちなみに、11Sも15Cも付属のリモコンでの操作が可能です。
ただ、「掃除予約」についてけっこう大きな違いがあるので、その辺も含め記事中でもう少し具体的に見ていきます。
11Sは機能や吸引力も好評で、初めての人も使いやすい↓
Wi-Fi対応なのでスマホなどで操作したいなら15C↓
より強い吸引力を求めるならMax↓
目次
Eudy 11Sと15Cの違い
Wi-Fiに対応しているかどうか
Eufy 11Sと15Cでは、Wi-Fiに対応しているかどうかが大きな違いになります。
15C:Wi-Fi対応
15CのほうはWi-Fiに対応しているため、アプリを使って外出先からスマホで操作することができます。
EufyHomeというアプリなんですが、具体的には以下のようなことができます。
・掃除の開始/停止
・掃除モードの選択 ※
※状況に応じて掃除の仕方を変えることができる「掃除モード」がいくつか用意されていて、どのモードで動かすかを選べます
スマホを使って操作したい場合は、15Cを選びましょう。
掃除の予約方法
11S、15Cともに何時に稼働させるか「掃除予約」をすることができます。
ただ、少し盲点になっている部分があるので詳しく紹介します。
まず11S、15Cの両方ともリモコンが付いていて、リモコンで操作することができます。
そして、「掃除予約」について以下の違いがあります。
15C:アプリで予約・・・曜日+時間指定が可能(リモコンでの予約は不可)
11SのほうはWi-Fiに対応していないので、付属のリモコンで掃除予約をします。
リモコンにディスプレイが付いていて、時計や予約時間、どのモードを選択しているかなどが分かるようになっています。
15Cはアプリで予約できますが、リモコンで掃除予約をすることはできません。
また、11Sは時間指定だけが可能です。(AM11:00に予約するなど)
それに対して15Cは曜日と時間を指定でき、月曜はAM11:00、火曜はPM3:00みたいな感じでスケジュールを組むことができます。
15Cのほうが柔軟な予約ができますが、リモコンでの予約に対応していない点には注意して下さい。
この辺は人それぞれ、使いやすいほうを選ぶと良いでしょう。
Amazon Alexaに対応しているかどうか
Amazon Alexaの対応も以下の違いがあります。
15C:対応
15Cであれば、Amazon Alexa搭載機器に話かけるだけで、掃除開始・一時停止・再開・終了・充電ステーションへ戻す・位置確認を音声で操作が可能です。
デザイン
少し分かりにくいですが、11Sと15Cでは微妙にデザインが違います。
11Sは表面が均一な感じですが、15Cのほうは表面の中心辺りにUのような線が入り、線の内と外で多少色が異なっています。
購入を左右するほどの違いではないですが、一応挙げておきました。
11Sは機能や吸引力も好評で、初めての人も使いやすい↓
Wi-Fi対応なのでスマホなどで操作したいなら15C↓
11Sや15CとMaxとの違い
Eufy 11Sや15Cには、それぞれ「11S Max」、「15C Max」があります。
これらの違いについて詳しく見ていきます。
※「Eufy 15C Max」は公式サイトでは「Sold Out」になっており、楽天やアマゾンでも確認できません。販売を終了している可能性があります
吸引力
11Sや15Cと、Maxが付いた機種との違いは吸引力です。
11S Max・15C Max:最大2000Pa
このように、倍まではいきませんが、数字上はけっこう大きな違いがあります。
ただ、11Sや15Cの口コミでは、吸引力に満足している人が多く、不満を言っている人はあまり見かけません。
特にフローリング部分が多いのなら、11Sや15Cでも十分だと思います。
例えば、掃除したい部屋にカーペットが多かったり、吸い込みにくそうな部分が多いのであればMaxのほうを選ぶ、という感じで良いでしょう。
より強い吸引力を求めるならMax↓
11Sと15Cのメリット・デメリット
デメリット
コード類などを巻き込むことがある
値段が高いロボット掃除機だと、コード類などを認識して避けてくれるものもありますが、11Sや15Cは避けてくれません。
そのため、床にコード類などがあると、巻き込んでしまうことがあります。
また、スリッパを移動させてしったり、軽いラグだとめくれたりということもあるようです。
基本的には、床にはなるべく物を置かないほうが良いです。
ラグなども、掃除のときに片づけたり、ものによってはテープで止めるなどの対策が必要になる可能性があります。
ブラシが外れることがある
11S、15Cともに、本体の底にサイドブラシを2つ取り付けて使うんですが、掃除している途中でとれてしまうという意見があります。
コード類に引っかかったり、カーペットなどを乗り越えるときに外れてしまうという感じです。
ブラシをしっかり取り付けていなかったということもあるようですが、外れる可能性があるのは知っておいた方がいいでしょう。
角は残りやすい
サイドブラシなどが付いているとはいっても、角の部分のホコリなどは残りやすいという意見があります。
さすがに人間が掃除するほどのクオリティというわけにはいきません。
それでも多少残っている部分は、週末や休みの日にでも軽く掃除すれば良いので、特に不満という感じではないです。
7~8割くらいの精度でやってくれて、あとは人が補うくらいの感覚でいれば良いと思います。
メリット
床の物を片付けたり物を置かない習慣が付く
これは11Sや15Cに限らず、他のロボット掃除機でもよく見られる意見です。
基本的に床には物がないほうがロボット掃除機が掃除しやすいので、「床に物を置かなくなった」とか、「床をキレイにする習慣ができた」という意見が多いです。
お子さんのいる家庭だと、「ロボット掃除機が来る前に物を片付けてくれるようになった」というような意見も見かけます。
「ロボット掃除機が掃除しやすいようにあらかじめ片付けておく」
少し矛盾した話のような気もしますが、好意的に受け止めている人が多いです。
ロボット掃除機の隠れたメリットと言っても良いでしょう。
掃除しにくい場所を掃除してくれる
ロボット掃除機のメリットの一つとして、人が掃除しづらい場所を掃除してくれるというのがあります。
底に空間があるソファやベッドなどの奥まで入っていってくれるので、とても便利です。
特に11Sや15Cは厚みが7.2cm(15C Maxは7.25cm)で、他のロボット掃除機と比べても薄いほうです。
例えば、ルンバとかDEEBOTは9cm前後~10cmくらいの厚みがあります。
そのため、隙間に入っていきやすいのも11Sや15Cのメリットです。
値段が安い
Eufy 11Sと15Cは、ロボット掃除機の中でもかなりリーズナブルです。
その分、高機能というわけではないですが、入門機種としては十分な性能でしょう。
口コミでも「この値段であれば十分」という感じで、機能や吸引力に納得している人が多いです。
11Sと15Cの選び方
選び方を簡単にまとめると以下のようになります。
15C向き
・Alexaにも対応していたほうがいい
・掃除予約をスケジューリングできたほうがいい(月曜○時、火曜○時など) ※
※但し、リモコンでの予約不可
Wi-Fi対応なのでスマホなどで操作したいなら15C↓
11C向き
・掃除予約は時刻単位でできればいい(スケジューリングは不要)
11Sは機能や吸引力も好評で、初めての人も使いやすい↓
Max向き
より強い吸引力を求めるならMax↓
11Sと15Cの仕様比較
機種 | 11S | 15C |
---|---|---|
サイズ | 直径約32.5cm×高さ約7.2cm | 直径約32.5cm×高さ約7.2cm 15C Max: 直径約32.5cm×高さ約7.25cm |
充電時間 | 約300~360分 | 約300~360分 |
重さ | 約2.6kg Max:約2.7kg | 約2.6kg Max:約2.7kg |
掃除時間 | 最大100分 | 最大100分 |
吸引力 | 最大1300Pa Max:最大2000Pa | 最大1300Pa Max:最大2000Pa |
音 | 55~65dB | 55~65dB |
ダスト容器の容量 | 0.6L | 0.6L |
予約設定 | 時刻単位 | 曜日・時刻単位 |
Wi-Fi(アプリ)対応 | × | ○ |
アレクサ対応 | × | ○ |
BoostIQ(床面に合わせて吸引力を調整) | ○ | ○ |
消費電力 | 25W Max:40W | 40W |
内容 | 本体 専用リモコン(単4電池を2本同梱) 充電ステーション ACアダプター 清掃ツール 交換用高性能フィルター サイドブラシ(x4) ケーブル留め(x5) 取扱説明書 クイックスタートガイド | 本体 専用リモコン(単4電池を2本同梱) 充電ステーション ACアダプター 清掃ツール 交換用高性能フィルター サイドブラシ(x4) ケーブル留め(x5) 取扱説明書 クイックスタートガイド |
まとめ
Eufy 11Sと15C、そしてMaxとの違いを紹介しました。
11Sと15Cの主な違いは、Wi-Fi機能を搭載しているかどうかです。
スマホなどで操作したいなら15C、本体直接やリモコン操作でOKなら11Sで大丈夫です。
ただ、15Cは曜日と時刻単位で掃除予約できますが、リモコンでは予約ができない点に注意して下さい。
逆に11Sはリモコンで予約しますが、時刻単位でのみの予約となります。
また、11Sと15Cに「Max」が付いたタイプは吸引力が強くなっています。
カーペットなど、「吸引力が強めのほうが良さそうだな」と思う箇所が多い場合は、Maxを選ぶのが良いです。
11Sは機能や吸引力も好評で、初めての人も使いやすい↓
Wi-Fi対応なのでスマホなどで操作したいなら15C↓
より強い吸引力を求めるならMax↓