30 Jan 2023
象印のオーブンレンジ、「エブリノES-GT26」と「スタンES-SA26」の違いについて紹介します。
この2機種は、象印マホービンが17年ぶりに発売した電子レンジ製品です。
スタンES-SA26:2022年9月
「エブリノ」と「スタン」という、別々のブランドで発売していることから、かなり違いがあるように思うかもしれません。
ただ、実は仕様はほぼ同じで、違いはシンプルです。
・離乳食など掲載の別冊レシピブックの有無(スタンのみ)
・デザイン (外観・カラー展開・サイズ)
機能的な違いとしては「離乳食用ゆで野菜メニューがあるかどうか」で、その他の性能は同じです。
なので、その機能に魅力を感じる場合は、スタンES-SA26を選んだほうが良いでしょう。
そうでなければデザインの好みなどで選んで大丈夫です。
記事中ではもう少し具体的に違いを見ていき、知っておきたいポイントについても紹介します。
象印エブリノ ES-GT26 ブラック↓
象印エブリノ ES-GT26 ホワイト↓
象印スタン ES-SA26。「離乳食用ゆで野菜メニュー」あり↓
目次
エブリノES-GT26とスタンES-SA26の違い
「離乳食用ゆで野菜メニュー」の有無
エブリノES-GT26とスタンES-SA26は、機能的には以下の点だけが違います。
エブリノES-GT26:なし
スタンES-SA26:あり
スタンES-SA26のほうにだけ「離乳食用ゆで野菜メニュー」が付いています。
これは、野菜をすり鉢やスプーンでつぶしやすい柔らかさになるまで加熱する機能です。
説明書には以下の野菜の調理の仕方やコツが載っています
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・ほうれん草
・にんじん
・じゃがいも
・小松菜
・だいこん
これから離乳食が必要になるという方は、スタンES-SA26のほうが便利です。
別冊レシピブックの有無
スタンES-SA26には、別冊でレシピブックが付いてきます。
離乳食など16のレシピが載っています。
・10倍がゆ
・かぼちゃと豆腐のとろとろ煮
・鯛と野菜のおかゆ
・さつまいものりんご煮
・バナナとにんじんのディップ
・野菜とひじきの鶏そぼろ
・さつまいものグラタン
ちなみに、エブリノES-GT26とスタンES-SA26の取扱説明書には「お料理ノート」が一緒についています。
「お料理ノート」には「ハンバーグ」や「鶏のから揚げ」など、76のレシピが記載されています。
なので、エブリノES-GT26には別冊レシピブックが付いてきませんが、レシピが全く付いていないということではないので、そこは誤解しないようにして下さい。
デザイン (外観・カラー展開・サイズ)
エブリノES-GT26とスタンES-SA26で、ボタンの配置などはほぼ同じですが、デザインが違います。
そして、カラー展開がエブリノES-GT26は2色、スタンES-SA26は1色になっています。
あと、自動メニューの番号ですが、ぱっと見で分かるようにレンジ本体に記載している商品も多いですよね。
エブリノES-GT26とスタンES-SA26はともに、本体の下にメニューボートがあります。
そのメニューボートを手前にスライドさせて(引き出して)確認するというスタイルです。
最初のうちは少々面倒に感じるかもしれませんが、頻繁に使うメニューはすぐ覚えるので特に問題はないでしょう。
メニューが本体に書かれていない分、デザイン的にもスッキリ見えます。
また、微妙にですがサイズが違います。
スタンES-SA26:幅49.0×奥行39.9×高さ37.0cm (ハンドル除く)
一応紹介しましたが、幅3mmだけの違いなので。ほとんど気にする必要はないでしょう、
※庫内の寸法は同じです
象印エブリノ ES-GT26 ブラック↓
象印エブリノ ES-GT26 ホワイト↓
象印スタン ES-SA26。「離乳食用ゆで野菜メニュー」あり↓
その他知っておきたいポイント
角皿やボールがそこそこ重さがある
エブリノES-GT26とスタンES-SA26の特徴の一つとして、「うきレジ」というものがあります。
これは、食材を庫内で浮かせることで、食材の上部と底部の温めムラを抑えて全方位の加熱ができるというものです。
そのため、食材を庫内で浮かせるための専用のボウルが付いてきます。
この専用の「ボウル」と、オーブンレンジに付いてくる「角皿」が「重い」という意見を見かけました。
数名ではありますが、特に「角皿」のほうを挙げている方が多かったです。
実際の重さは以下のようになっています。
ボウルセット:約1.2kg (ボウル+ボウルリング)
角皿は2kg近くあります。
2kgというと、筋トレの鉄アレイなどもありますから、確かに軽くはないですし、人によっては重く感じることもあるでしょう。
扱いにくいと感じる可能性もあるので、不安がある方は身近なもので試してみると良いでしょう。
ペットボトルなどを利用すると2kgを量りやすいと思います。
レンジの1000Wやオーブンの220~250℃の連続運転時間
レンジの1000Wやオーブンの220~250℃での運転には、連続運転時間があります。
オーブン温度220~250℃での運転:約5分の運転で、その後は210℃に切り替わる
ただ、これはエブリノES-GT26とスタンES-SA26に限った話ではありません。
安全性を考慮してのことだと思いますが、他のレンジでもだいたい同じです。
なので、一応そうなっているということでお伝えしました。
設置条件
オーブンレンジを設置する際に、レンジの上方や前後左右に、ある程度のスペースが必要となる場合があります。
なので、レンジのサイズだけではなく、必ず設置条件(どれくらいのスペースが必要か)も確認しておきましょう。
エブリノES-GT26とスタンES-SA26共通で、必要なスペースは以下のようになっています。
左右:2cm以上
後方:0cm
だいたい、どのオーブンレンジでも上方10cm以上は必要です。
左右が2cmなので、必要な幅は以下のようになります。
エブリノES-GT26:幅48.7cm + 2cm = 52.7cm
スタンES-SA26:幅49.0cm + 2cm = 53.0cm
商品によっては左右10cmずつ必要というものもあります。
到着してから戸惑わないためにも、設置条件は必ずチェックしておきましょう。
ちなみに後方がガラスの場合、温度差で割れることがあるため20cm以上離す必要があります。
それだけ離しても割れることがあるそうなので、そういうところにはなるべく置かないほうが良いと思います。
まとめ
象印のオーブンレンジ、エブリノES-GT26とスタンES-SA26の違いを紹介しました。
機能的に大きな違いは「離乳食用ゆで野菜メニュー」の有無です。
なので、
離乳食用メニューが必要:スタンES-SA26
上記の選び方が基本となります。
象印エブリノ ES-GT26 ブラック↓
象印エブリノ ES-GT26 ホワイト↓
象印スタン ES-SA26。「離乳食用ゆで野菜メニュー」あり↓