JoieエレベートR129の口コミについて詳しく紹介します。
JoieエレベートR129は、新しい安全基準「R129」に対応したチャイルド&ジュニアシートです。
※ 「R129」とは、前後方向からの従来の衝突試験に加え、側面衝突試験が追加された、より安全性を高めた基準です
Joieエレベートの口コミから分かるメリット・デメリットについて紹介します。
・助手席では使用できない
・ブースターモードからハーネスモードに戻すことができない
・カップホルダーが右側固定されている
・カップホルダーが付いている
・軽くて扱いやすい
・取り付けが簡単
・子供が快適そうにしてくれている
上記の中では、「ブースターモードからハーネスモードに戻すことができない」というのは気にしておきたい点です。
一人のお子さんに使っている分には、さほど問題にはならないと思います。
ただ、例えば「おさがりで下の子にも使いたい」と思っても、戻すことができず使えない可能性があります。
その辺りも含めて、記事中でメリット・デメリットについて詳しく紹介しますね!
Joie エレベート R129↓
目次
デメリット
助手席では使用できない
これは、Joieエレベートの旧モデルの口コミで見られた意見です。
JoieエレベートR129でも仕様は同じなので紹介します。
デメリットというよりは注意点となります。
助手席に取り付けるつもりで購入したものの、あとで取り付けできないと分かり、ショックを受けている方が数名いらっしゃいました。
これは、構造上助手席に取り付けできないわけではなく、危険だから助手席では使わないで下さいというものです。
説明書には、「危険なので○○の座席には絶対に使わないで下さい」という注意書きがあります。
それは以下のような座席です。
・助手席
・車種適合一覧で、取り付け、使用不可となっている車種または座席
・本製品を安定して設置できない座席
・パッシブシートベルトが装備された座席
・安定しない座席や、座席やドアの開閉に干渉する座席
・本製品の設置操作中に移動する座席
・進行方向に対して前向き以外の座席
・本製品を使用することによって、運転、操作に支障をきたす座席
・乗員の脱出に影響を与える座席
・チャイルドシートの固定に適さないシートベルトが装備された座席
説明書には、それぞれの座席についてもう少し詳しい内容が書かれているので、「助手席」の内容を紹介します。
当社では助手席でのチャイルドシートの使用は推奨しておりません。事故や衝撃を受けた際にお子さまがダッシュボートにぶつかったりするほか、通常使用時においても運転に支障をおよぼすおそれがありますので、より安全な後部座席に取り付けて使用して下さい。
ただ、JoieエレベートR129に限らず、そもそもチャイルドシートを助手席に付けるのは推奨はされていません。
法律違反ではないんですが、推奨されていないのにはいくつか理由があります。
1番の理由はエアバッグです。
エアバッグは大人向けに作られているので、小さいお子さんの場合、衝撃に耐えられなかったり、チャイルドシート分、体が前に出る形になるため、かなりの衝撃を受ける可能性があります。
実際に、助手席に乗っていたお子さんが、衝突時に開いたエアバッグに胸を圧迫され、亡くなった事故も過去に起こっています。
また、助手席に付けることで子供が気になってしまい、わき見運転をしてしまうということがあります。
国土交通省関連のチャイルドシートに関するHPでも、「後部座席で使用するようにしましょう」と書かれていますよ!
※Q&Aの7番です
不便さを感じることもあるかもしれませんが、大切なお子さんの命を守るためにも、チャイルドシートは後部座席に設置することをおすすめします。
ブースターモードからハーネスモードに戻すことができない
JoieエレベートR129は、ハーネスモードからブースターモードへの切り替え操作を行うと、ハーネスモードに戻すことはできません。
口コミでも数名の方が指摘しているのを見かけました。
切り替えを行うには、背面の接続金具に貼られているシールをハサミで切り離す必要があります。
認定基準の規定によって、シールをカットして接続器具から外してハーネスを外した場合、元に戻すことが認められていないということです。
ちなみに、ハーネスモードとブースターモードの使用基準は以下のようになっています。
身長:76~105cm
体重:9~21.5kgまで
月齢:生後15ヶ月を過ぎてから目安4歳頃まで
身長:100~150cm
体重:15~36kgまで
目安月齢:3.5歳頃~12歳頃まで
例えば、一人の子に使う場合だと、切り替えてから元に戻すということはほとんどないと思います。
元に戻せないことが問題になるのは以下のケースが考えられます。
・上の子と下の子で一つのシートを使い分けたい
・人に譲る場合も限定される
この中で多いのは、いずれおさがりで下の子にも使いたいと考えているケースだと思います。
上の子がブースターモードで使っていて、今度は下の子に使いたいけどハーネスモードに戻せないので使えない。
このような状況は考えられますね。
なので、「ブースターモードにしたらハーネスモードに戻せない」というのが特に問題ないか、購入するときに検討しておく必要があります。
上記のような懸念がなければ、さほど問題にはならないでしょう。
カップホルダーが右側に固定されている
カップホルダー(ドリンクホルダー)は、子供が喜ぶことが多く、基本的にはメリット的な意見が多いです。
ただ、口コミで少し気になる事をおっしゃっている方を見かけたので紹介します。
それは、「カップホルダーが右側にしか付けられないのが不便」というものです。
カップホルダーを取り付けると、シート本体よりも少し出っ張る形になります。
なので、車の右側に取り付けたときに、ドアに当たるのではないかという懸念もあったようです。
結果、特に問題なく取り付けができたということですし、カップホルダーがドアにぶつかったり邪魔になるということはないでしょう。
ただ、カップホルダーがドア側に来る場合、ドアの開閉の振動によりドリンクなどの中身がこぼれやすくなると説明書に書かれています。
その点は少し気にしておいたほうが良いでしょう。
また、お子さんが左利きで、左にあったほうが使いやすいというようなことはあるかもしれません。
カップホルダーを左右どちらにでも取り付けられるシートはあるので、そういう場合にはいろいろ検討してみたほうが良いと思います。
メリット
カップホルダーが付いている
カップホルダーはデメリットでも取り上げましたが、付いていることで子供が喜ぶことが多いです。
そのため、基本的にはメリット的な意見のほうが圧倒的に多くなっています。
自分専用なのが嬉しいようで、飲み物だけじゃなく、お菓子やおもちゃなどを入れて楽しんでいるという意見もよく見かけます。
カップが外れやすいという人を見かけましたが、きっちりハマっていれば簡単には外れないと説明書にも書かれています。
おそらく外れやすいと感じる場合は、しっかりはまっていないと思われます。
カチっと音がするまで押し込み、しっかり固定されていることを確認すれば大丈夫です。
軽くて扱いやすい
「軽くて扱いやすい」という意見がけっこうあります。
JoieエレベートR129の重さは5.3kgです。
この手のタイプで特別軽いわけではないですが、7~8kgくらいのものも結構あるので、軽めの部類には入ると思います。
5kgくらいだと、持ち運ぶときなど女性でもそこまで大変というわけではないですよね。
また、新生児から使うチャイルドシートだと10kgを超えるものもあるので、そこからの買い替えだと余計に軽く感じるということはあると思います。
取り付けが簡単
JoieエレベートR129の取り付けに関しては、手こずったという口コミはさほど見当たりません。
どちらかというと簡単だったという意見が多いです。
ただ、取り付け動画があるとイメージしやすいと思うので、動画を紹介しますね。
説明は英語ですが、取り付ける様子を見ればだいたい分かりますし、簡単だなとイメージできると思います。
子供が快適そうにしてくれている
「子供が座り心地良さそう」
「子供が快適そう」
上記のような意見をけっこう見かけます。
今のところ「子供が嫌がる」というような意見はほぼ見かけません。
チャイルドシートが使いやすかったり、安全性の高いものであるというのも大事ですが、子供にとって快適かどうかというのも重要なポイントですよね。
そういう点でも、JoieエレベートR129は良い商品だと思います。
Joie エレベート R129↓
JoieエレベートR129の対応車種
対応車種に関しては、カトージの適合車種確認ページがあるので、そちらで確認するのが確実です。
車のメーカーと車種名、年号・型式を選んで検索ボタンを押すと、カトージで販売しているチャイルドシートの一覧が表示されます。
その中で「Elevate / ElevateR129」の行を確認して下さい。
例えば、○になっていれば装着できますし、×であれば装着できません。
一緒にあると便利なもの
保護マット
車のシートカバーが、傷ついたり、汚れたりというのを防ぎたい場合は、チャイルドシート保護マットもあると便利です。
メーカーによっては純正品のシートカバーもありますが、今は2000円前後くらいでも様々なシートカバーが販売されています。
付けておくと、車もチャイルドシートもどちらも大事に使えて安心です。
チャイルドシート保護マット↓
抜け出し防止ベルト
ネット通販で「よく一緒に購入されているもの」の中に入っていて、「こういうのもあるのか~」と発見したものです。
それが「抜け出し防止ベルト」です。
小さいお子さんだと、チャイルドシートのベルトから抜け出してしまうこともあるので、付けていると安心感はあると思います。
チャイルドシート抜け出し防止ベルト↓
まとめ
JoieエレベートR129のメリットやデメリットについて紹介しました。
基本的には使い勝手や乗り心地については評判の良いチャイルドシートです。
ただ、けっこう重要なポイントとして「ブースターモードからハーネスモードに戻すことができない」というのがあります。
一人のお子さんに使うのであればあまり問題ないですが、おさがりとして下の子に使うような場合、問題になる可能性があります。
「一度ブースターモードにしたら戻せない」という点は必ず認識した上で検討するようにして下さいね!
Joie エレベート R129↓