「ライトトラックス」、「ライトトラックスエア」、「ライトトラックス4」、「ライトトラックス4E」の違いについて詳しく紹介します。
まず根本的に大きな違いとして以下に分かれます。
ライトトラックス4と4E:4輪(特殊な4輪)
※通常の4輪と違って前輪の間隔が狭い「特殊な4輪」で曲がりやすくなっています
そして、3輪と特殊な4輪で以下のような違いがあります。
ライトトラックス4と4E(特殊な4輪):3輪ほどではないが、通常の4輪より小回りが効く。また、3輪より安定感がある
ただ、サポートセンターに確認してみたところ、「押し分けてみれば違いは分かりますが、操作性に関してそこまで劇的な差があるというわけではない」ということでした。
なので、入り組んでいたり、人が多く、より操作性が求められるような場所で使う場合は、3輪のほうが良いというようなイメージです。
その辺にこだわらないのであれば、ライトトラックスの3輪、4輪どちらでもOKです。
記事中では3輪同士、4輪同士で比較していますが、以下のような選び方が良いと思います。
ライトトラックスエア:小回り、クッション性重視
ライトトラックス4:ドリンクホルダーや手元収納重視
ライトトラックス4E:できるだけ軽いほうがいい、レインカバー不要
では、もう少し具体的に記事中で見ていきますね!
小回りが効いて操作しやすいライトトラックスミッドナイト↓
クッション性が高まり乗り心地アップ。ライトトラックスエアクロム↓
ドリンクホルダー&手元収納付き。ライトトラックス4グレーフランネル↓
レインカバーは付いてないけど、なるべく軽いほうがいいならコレ↓
目次
ライトトラックスとエアの違い(3輪同士の比較)
ライトトラックスとライトトラックスエアは3輪で、小回りが効いて操作しやすいのが特徴です。
この2つの大きな違いはタイヤです。
ライトトラックスはすべてパンクレスタイヤですが、エアのほうは後輪がエアタイヤになっています。
その分、エアのほうがクッション性が高く、子供の乗り心地もアップしています。
そのことを踏まえ、以下のような選び方がおすすめです。
ライトトラックスエア:小回り(操作性)+クッション性重視
では、詳しく違いを見ていきます。
タイヤ(クッション性)
ライトトラックスとライトトラックスエアの最も大きな違いはタイヤで、以下のようになっています。
ライトトラックスエア:前輪 パンクレスタイヤ、後輪 エアタイヤ
ライトトラックスエアは、後輪が空気を入れて使用するエアタイヤになっています。
エアタイヤはパンクレスタイヤに比べてクッション性が高く、振動が伝わりにくいです。
そのため、乗り心地という点ではライトトラックスエアのほうが優れています。
ただ、通常の自転車と同じように、空気が減ってきたら空気を入れる必要があります。
※一般的な自転車の空気入れで大丈夫です
また、パンクする可能性もありますが、パンクした場合は概ね自転車販売店で修理ができます。
使おうと思っている場所が、道悪の所が多いとか、子供の乗り心地をより重視するのであれば、ライトトラックスエアのほうがいいです。
サイズ
ライトトラックスとエアでは、サイズが微妙に違います。
通常時:幅54×奥行89×高さ103cm
折畳み時:幅54×奥行30×高さ81cm
通常時:幅53×奥行91×高さ103cm
折畳み時:幅53×奥行28.5×高さ85cm
数cm程度なので、選択を左右するほどの大きな違いではありません。
また、どちらのライトトラックスでも改札は通れるので、その点は問題ありません。
ちなみに、口コミでは折りたたんだ時に「自立しない」という意見がけっこうありますが、前輪のタイヤの向きを調整すると自立します。
要は、自立させるときに「コツがいる」ということなので、そこは考慮しておいたほうがいいでしょう。
例えば、「前輪を前に出してストッパーで固定してから畳むと上手くいきやすい」という方がいましたので参考までに。
重さ
ライトトラックスとエアでは、重さも多少違います。
ライトトラックスエア:10.1kg
若干、ライトトラックスのほうが軽くなっています。
ただ、ライトトラックスと対象年齢が同じくらいの4輪ベビーカーは、5kg前後のものも多いです。
そのため、けっこう重いということは考慮しておいたほうがいいでしょう。
口コミを見ると、重いということはあらかじめ考慮済で、重い分安定感があると言っている人が多いです。
なので、前提として、電車やバスだったり、階段のようなところの持ち運びには不向きです。
段差があまりないところだったり、車の乗せ降ろしをするくらいならそんなに問題はないと思います。
リクライニング角度
ライトトラックスとエアでは、リクライニングできる角度が若干違います。
ライトトラックスエア:120~160度(無段階調整)
少しの差なので、さほど大きな問題ではないと思います。
ただ、倒した状態にすると、座席の下にあるカゴの荷物の出し入れがしにくくなるという意見がけっこうあります。
なので、まだ子供が小さくて、倒して使う機会が多そうな場合は、カゴが使いにくいという点は知っておいた方がいいでしょう。
ライトトラックスとエアの仕様比較
商品名 | ライトトラックス | ライトトラックスエア |
---|---|---|
対象 | 1ヶ月~15kg(36ヶ月頃) | 1ヶ月~15kg(36ヶ月頃) |
通常サイズ | 幅54×奥行89×高さ103cm | 幅53×奥行91×高さ103cm |
折畳み時サイズ | 幅54×奥行30×高さ81cm | 幅53×奥行28.5×高さ85cm |
重さ | 9.3kg | 10.1kg |
タイヤ | パンクレスタイヤ | 前輪:パンクレスタイヤ 後輪:エアタイヤ |
リクライニング | 無段階調整 (120~165度) | 無段階調整 (120~160度) |
付属品 | 専用レインカバー | 専用レインカバー |
カラー | ミッドナイト オリーブ グレーフランネル | クロム カシュー |
ライトトラックスオリーブ↓
ライトトラックスグレーフランネル↓
クッション性が高まり乗り心地アップ。ライトトラックスエアクロム↓
ライトトラックスエアカシュー↓
ライトトラックス4と4Eの違い(4輪同士の比較)
ライトトラックス4と4Eは、前輪の幅が狭くなっていて、特殊な4輪の形になっています。
そのため、3輪の曲がりやすさと、4輪の安定感をいいとこどりしたような感じです。
ライトトラックス4と4Eの違いは、4Eのほうが4の低価格モデルのイメージです。
大きな違いは、ドリンクホルダー&手元収納と、専用レインカバーの有無になります。
そのため、以下のような選び方が良いでしょう。
ライトトラックス4E:上記装備は不要で、できるだけ軽量が良い
では、違いを詳しく見ていきます。
ハンドルの素材
ライトトラックス4と4Eでは、ハンドル部分の素材が違います。
ライトトラックス4E:ウレタンフォーム
ライトトラックス4のほうが、若干高級感があります。
幌開閉ファスナー
ライトトラックス4のほうは、幌部分に開閉ファスナーが付いています。
ライトトラックス4E:なし
ジッパーを開くとメッシュ部分が出てきて、子供の様子が確認できます。
ライトトラックス4Eも幌にメッシュ窓があり、子供の確認は可能です。
サイズ
通常時:幅54×奥行91×高さ103cm
折畳み時:幅54×奥行30×高さ81cm
通常時:幅54×奥行90×高さ104cm
折畳み時:幅54×奥行32.5×高さ80cm
そんなに気にしなくても良いくらいの、数cmの違いです。
ちなみに、一般的な自動改札の幅は55~60cmなので、どちらも問題ありません。
折畳み時も自立します。
重さ
ライトトラックス4E:8.66kg
ライトトラックスは10kg近くあり、同じ時期に使う他のベビーカー(特に通常の4輪)と比較すると重いほうです。
そのため、「重い」という意見はけっこうありますが、その分、「安定感がある」とか「押しやすい」という意見も多いです。
車の乗せ降ろしくらいならさほど問題ないと思いますが、持ち運んだりするのは不向きなので、そういう前提で検討したほうが良いです。
ただ、4Eはここで紹介しているライトトラックスシリーズの中では軽いほうです。
なので、できるだけ軽いほうが良い場合は、ライトトラックス4Eが良いです。
リクライニング
ライトトラックス4E:125~165度(無段階調整)
リクライニングの角度としてはさほど大きな違いはありません。
ライトトラックス4のほうは、4段階調節となっているのが特徴です。
ただ、子供を乗せる上では、どちらでもさほど問題はないでしょう。
ドリンクホルダーと手元収納
ライトトラックス4E:なし
ライトトラックス4には、ハンドルの近くに取り付ける、ドリンクホルダーと手元収納が付いてきます。
手元収納はスマホ程度の大きさのものが入れられるようになっています。
これらがあったほうがいいなら、ライトトラックス4のほうを選びましょう。
レインカバー
ライトトラックス4E:なし
レインカバーが付いていた方が良い場合は、ライトトラックス4のほうを選びましょう。
ライトトラックス4と4Eの仕様比較
商品名 | ライトトラックス4 | ライトトラックス4E |
---|---|---|
対象 | 1ヶ月~15kg(36ヶ月頃) | 1ヶ月~15kg(36ヶ月頃) |
通常サイズ | 幅54×奥行91×高さ103cm | 幅54×奥行90×高さ104cm |
折畳み時サイズ | 幅54×奥行30×高さ81cm | 幅54×奥行32.5×高さ80cm |
重さ | 9.3kg | 8.66kg |
ハンドル素材 | レザー調 | ウレタンフォーム |
タイヤ | パンクレスタイヤ | パンクレスタイヤ |
リクライニング | 4段階調節 (122、136、152、161度) | 無段階調整 (125~165度) |
フットレスト | 2段階調節 | 2段階調節 |
付属品 | 専用レインカバー | なし |
カラー | ローレル グレーフランネル コール | グレーフランネル コール |
ドリンクホルダー&手元収納付き。ライトトラックス4グレーフランネル↓
ライトトラックス4コール↓
ライトトラックス4ローレル↓
レインカバーは付いてないけど、なるべく軽いほうがいいならコレ↓
まとめ
ライトトラックとエア、4と4Eの違いを紹介しました。
ベビーカーとしては、まず、3輪と4輪という違いがあります。
その中で、クッション性の違いや、ドリンクホルダーやレインカバーの有無があります。
それぞれに特徴があり、わりと選びやすくなっているので、参考になればと思います。
小回りが効いて操作しやすいライトトラックスミッドナイト↓
ライトトラックスオリーブ↓
ライトトラックスグレーフランネル↓
クッション性が高まり乗り心地アップ。ライトトラックスエアクロム↓
ライトトラックスエアカシュー↓
ドリンクホルダー&手元収納付き。ライトトラックス4グレーフランネル↓
ライトトラックス4コール↓
ライトトラックス4ローレル↓
レインカバーは付いてないけど、なるべく軽いほうがいいならコレ↓