20 Aug 2021
アップリカの両対面ベビーカー、ラクーナクッションAFとAEの違いについて紹介します。
また、通常のラクーナクッションと、ビッテクッション(2023年モデル)やクッションフリーACとの違いについてもあわせて紹介します。
まず、ラクーナクッションAFとAEは、発売年の違う新旧のモデルです。
AE:2022年4月
そして以下の違いがあります。※AFでどのように変わったか
・反射板の通気口や面積アップ(より風通しを良くし熱をカット)
・カラー展開
頭や首を、より衝撃から守ってくれる「ショックレスマモール」になったことが大きいです。
また、ビッテやフリーは、通常のラクーナクッションに、いくつかの機能をプラスしたものになります。
そのため、価格も少し高くなっています。
・エアシートが付属 (よりふかふかになる)
・マルチハンドル (7段階の調節可能)
・幌の調節が可能
・肩ベルトカバー付き
・バックルホルダー付き
※ビッテはアカチャンホンポ限定商品
・4輪フリー (真横にも動ける)
・エアシートが付属 (よりふかふかになる)
・マルチハンドル (9段階の調節可能)
・幌の調節が可能
・肩ベルトカバー付き
・バックルホルダー付き
ビッテは「エアーシートが付属している」、「マルチハンドルになっている」、「幌が調節できる」点が大きな違いです。
フリーではそれらに加えて、車輪が「4輪フリー」になっていて、真横にもスライドできます。
この辺りの違いから、クッション、ビッテ、フリーを選び分けると良いでしょう。
記事中ではより詳しく見ていきますね!
2023年モデル。ラクーナクッションAF グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ネイビー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ベージュ↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グレー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE ネイビー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グリーン↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE リミテッドグリーン↓
ラクーナクッションAFとAEの違い
ショックレスマモールの有無
ラクーナクッションAFとAEの最大の違いが、頭部の素材です。
AE:頭マモール
AFになって、「ショックレスマモール」になりました。
「ショックレスマモール」は、「Gブロック」という高密度で耐久性のある新衝撃吸収材を使っています。
アップリカの従来品の素材と比較して、赤ちゃんの頭部に伝わる衝撃が約半分に軽減されます。
「ショックレスマモール」では以下のことが期待できます。
・ほど良い高さで支えることで首の負担を軽減
・フィットする独自構造で、振動による頭の左右の揺れを抑える
より頭部への安全性を考慮するなら、ラクーナクッションAFのほうが良いです。
反射板の通気口や面積
ラクーナクッションAF、AEともに、Wサーモメディカルシステムという特許技術が採用されています。
これは、背もたれに設置された通気口が風を通し、反射板が路面の反射熱を跳ね返して座席の温度上昇を防ぐというものです。
AFでは、反射板と通気口の面積がアップしていて、より風を通しやすく熱をカットしやすいように進化しています。
カラー展開
ラクーナクッションAFは3つ、AEは限定カラーを含め計4つのカラーがあります。
ここはお好みで選ぶとよいでしょう。
その他、重さやリクライニング角度、バスケット容量なども若干違っている部分があります。
選ぶ際にはさほど影響はない部分だと思いますが、気になる場合は下の仕様比較表にてご確認下さい。
2023年モデル。ラクーナクッションAF グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ネイビー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ベージュ↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グレー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE ネイビー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グリーン↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE リミテッドグリーン↓
ラクーナクッションAFとAEの仕様
ラクーナクッションAF | ラクーナクッションAE | |
---|---|---|
使用期間 | 生後1カ月〜36カ月 (体重15kg以下) | 生後1カ月〜36カ月 (体重15kg以下) |
サイズ(幅×奥行×高さmm) | 開:456×836×1001 閉:456×328×995 | 開:456×836×1001 閉:456×328×995 |
重さ | 5.2kg | 5.3kg |
リクライニング角度 | 121°〜164° | 118°~166° |
ヘッドパッド | ショックレスマモール | 頭マモール |
バスケット容量 | 27.2L | 26.2L |
幌 | 7枚幌(窓2つ) | 7枚幌(窓2つ) |
カラー | グレー ネイビー ベージュ | グレー ネイビー グリーン リミテッドグリーン(数量限定商品) |
ラクーナクッションとビッテクッションの違い
ここで比較しているのは、ビッテクッションの2023年モデルです。
ビッテクッションは、アップリカとアカチャンホンポが共同開発した、アカチャンホンポ限定の商品となっています。
エアシートの付属 (よりふかふかになる)
ビッテクッションには、エアシートが付属してきます。
ラクーナクッションAF:なし
ビッテクッション:あり
クッション性のあるシートが一枚上にあることで、さらにふかふか快適な乗りごこちになります。
マルチハンドル
ビッテクッションは、マルチハンドルになっていて、7段階の調節ができます。
ラクーナクッションAF:不可
ビッテクッション:マルチハンドル(7段階)
身長や状況に合わせて、ハンドルの角度を変えられます。
お父さん、お母さんで交代するような場合でも、押しやすい位置に合わせられるのは便利です。
幌の調節
ラクーナクッションAF:不可
ビッテクッション:可能
ラクーナクッションAFやビッテクッションは、幌に2つの窓が付いていて、対面、背面どちらでもフードを閉じたまま赤ちゃんの状態を確認できます。
その点ではどちらでも安心です。
ビッテクッションでは、状況に応じて幌の位置を自在に調節することができるようになっています。
肩ベルトカバー
ビッテクッションは、肩ベルトの部分にカバーが付いています。
ラクーナクッションAF:なし
ビッテクッション:あり
バックルホルダー
ラクーナクッションAF:なし
ビッテクッション:あり
ラクーナクッションシリーズは、ベルト装着がマグネットで簡単にできるイージーベルトになっているのが特徴の一つです。
ビッテクッションでは、マグネットホルダーが付いていて、ベルトを外しているときにバックルをくっつけて止めておくことができます。
より乗せ降ろしがしやすくなり便利です。
2023年モデル。ラクーナクッションAF グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ネイビー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ベージュ↓
アカチャンホンポ限定。ラクーナビッテクッション↓
ラクーナクッションAFとビッテクッションの仕様比較
ラクーナクッションAF | ラクーナビッテクッション2023年モデル | |
---|---|---|
使用期間 | 生後1カ月~36カ月(体重15kg以下) | 生後1カ月~36カ月(体重15kg以下) |
サイズ(幅×奥行×高さmm) | 開:456×836×1001 閉:456×328×995 | 開:456×848×987 閉:456×325×876~998 |
重さ | 5.2kg | 5.7kg ※ 付属のエアーシートを除く |
リクライニング角度 | 121°〜164° | 121°~164° |
ヘッドパッド | ショックレスマモール | ショックレスマモール |
バスケット容量 | 27.2L | 27.2L |
幌 | 7枚幌(窓2つ) 調節不可 | 7枚幌(窓2つ) 調節可能 |
ハンドル | 調節不可 | 7段階の調節可能(マルチハンドル) |
エアーシート | なし | 付属 |
肩ベルトカバー | なし | あり |
バックルホルダー | なし | あり |
カラー | グレー ネイビー ベージュ | ルフトベージュ エァスタネイビー デンメルンググレー ブリーゼアニマルブルー |
ラクーナクッションAFとクッションフリーACの違い
クッションフリーACは、先に紹介したビッテクッション(2023年モデル)とかなり近い仕様になっています。
そのため、内容が重複するような部分もありますが、ここでも通常モデル(クッションAF)との違いとして紹介します。
特に大きな違いとしては、クッションフリーACは4輪フリーになっていて、真横にもスライドできる点です。
4輪フリー (真横にも動ける)
ラクーナクッションAF:不可
クッションフリーAC:可能
ラクーナクッションAFとクッションフリーACの特に大きな違いがこれです。
AFは「オート4輪」で、進行方向に対して前輪がフリーになり、後輪は常にロックされます。
クッションフリーACはハンドルのレバーを握ることで4輪フリーになり、真横にスライドすることができます。
混雑しているような場所を通るときは便利です。
エアシートの付属 (よりふかふかになる)
ラクーナクッションAF:なし
クッションフリーAC:あり
クッションフリーACには、エアシートが付属してきます。
エアシートを本体に設置することで、よりふかふかになり乗り心地がアップします。
マルチハンドル
ラクーナクッションAF:不可
クッションフリーAC:マルチハンドル(9段階)
クッションフリーACはマルチハンドルになっていてハンドルの角度を調節することができます。
また、ビッテクッション(2023年モデル)は7段階ですが、クッションフリーACは9段階の調節ができ、より細かい調節が可能です。
幌の調節
ラクーナクッションAF:不可
クッションフリーAC:可能
クッションフリーACは、幌を好きな位置に調整することができます。
肩ベルトカバー
ラクーナクッションAF:なし
クッションフリーAC:あり
クッションフリーACは肩ベルトカバーが付いています。
バックルホルダー
ラクーナクッションAF:なし
クッションフリーAC:あり
クッションフリーACには、マグネットタイプのバックルホルダーがあります。
ベルトのバックルを留めておくことができるので、より乗せ降ろしがしやすくなります。
2023年モデル。ラクーナクッションAF グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ネイビー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ベージュ↓
2023年モデル。ラクーナクッションフリーAC グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションフリーAC ブラック↓
ラクーナクッションAFとクッションフリーACの仕様比較
ラクーナクッションAD | クッションフリーAC | |
---|---|---|
使用期間 | 生後1カ月〜36カ月(体重15kg以下) | 生後1カ月〜36カ月(体重15kg以下) |
サイズ(幅×奥行×高さmm) | 開:456×836×1001 閉:456×328×995 | 開:456×847×999 閉:456×327×992 |
重さ | 5.2kg | 5.5kg |
4輪フリー | 不可 | 可能(真横にも動ける) |
リクライニング角度 | 118°~167° | 117°~160° |
ヘッドパッド | ショックレスマモール | ショックレスマモール |
バスケット容量 | 27.2L | 27.2L |
幌 | 7枚幌(窓2つ) 調節不可 | 7枚幌(窓2つ) 調節可能 |
ハンドル | 調節不可 | 9段階の調節可能(マルチハンドル) |
エアシート | なし | 付属 |
肩ベルトカバー | なし | あり |
バックルホルダー | なし | あり |
カラー | グレー ネイビー ベージュ | グレー ブラック |
ラクーナクッションの選び方
ラクーナクッションは、通常のラクーナクッション(AFやAE)→ラクーナビッテクッション(2023年モデル)→ラクーナクッションフリーACの順に高機能になります。
そのため、その機能が必要かどうか、上位モデルからそぎ落としてみていくと分かりやすいです。
クッションフリーAC
最大の特徴は、ハンドルレバーを握ると4輪フリーになり、真横にもスライドできる点です。
そのため、混雑しているような場所での使用に向いています。
他にも以下を求めている方に向いています。
・幌が調節可能
・よりふかふかになるエアーシートが付属
・肩ベルトカバー付き
・マグネットホルダー付き
ビッテクッション
マルチハンドル(7段階)や幌の調節ができるのが特徴です。
お父さん、お母さんなど複数人で使用するので、持ち手位置(ハンドルの角度)を変えられた方が良いという人に向いています。
また、状況によって、幌を浅くしたり調節できた方が良いという方にも良いです。
その他にも以下を求めている方に向いています。
・肩ベルトカバー付き
・マグネットホルダー付き
ラクーナクッション(AFやAE)
クッションフリーACやビッテクッションの、4輪フリーやマルチハンドル、幌の調節などは不要というのであれば、通常のラクーナクッションで大丈夫です。
その中でも、AFはショックレスマモールになっているので、より頭部の安全性を重視するならAFのほうが良いです。
まとめ
アップリカのベビーカー、ラクーナクッションAFとAEの違いを紹介しました。
また、ビッテクッション(2023年モデル)やフリーACとの違いもあわせて紹介しました。
AFとAEでは、頭を守る部分が「ショックレスマモール」という新素材になったことが大きいです。
ビッテクッションはそれに加えて、エアシートが付属、マルチハンドル、幌の調節ができる点が大きいです。
フリーACではさらに、4輪フリーになり、真横にも移動できます。
その辺の機能の差で選び分けると良いでしょう。
2023年モデル。ラクーナクッションAF グレー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ネイビー↓
2023年モデル。ラクーナクッションAF ベージュ↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グレー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE ネイビー↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE グリーン↓
2022年モデル。ラクーナクッションAE リミテッドグリーン↓