サイベックスのベビーカー、オルフェオとリベルの違いについて詳しく紹介します。
簡単にまとめると以下の通りです。
・オルフェオはフラットになる
・オルフェオは片手で開閉可能
・ハンドルの形状が異なる (リベルは特殊)
・オルフェオのみキャリーハンドル有り
・オルフェオのみ窓有り
・オルフェオのみ足置き場有り
・サイズや重さ
・カラーバリエーション
オルフェオとリベルでは、そもそも使用開始年齢が「1ヶ月~」と「6ヶ月~」という違いがあります。
あとは、「片手で折り畳めるか」や、「窓で子供の様子が確認できるか」などが、選ぶ際の主なポイントになってくるでしょう。
基本的には値段が高い「オルフェオ」のほうが利便性が高くなっていると考えればOKです。
ただ、そこまでの機能を必要としない方もいると思うので、記事中で詳しく紹介します。
また、その他の知っておきたい点や、一緒に持っておくと便利な商品もあるので、あわせて紹介しますね!
※ちなみにリベルは、2023年から2024年になってカラーが新しくなり(機能は同じ)、2024年モデルになりました。オルフェオは2023年の既存のカラーはそのままで、2024年に新たに3つのカラーが追加されました。なので、リベルはカラーの全面刷新、オルフェオはカラーの追加というイメージになります
オルフェオ↓
リベル 2024年モデル↓
目次
オルフェオとリベルの違い
使用開始年齢
オルフェオとリベルでは、使用期間が異なり、使用開始年齢が違います。
リベル:6ヶ月~4歳頃
オルフェオは生後1ヶ月から使えます。
なので、このあと詳しく紹介しますが、オルフェオはフルフラットになるなど、子供がまだまだ小さいときに使いやすい仕様になっています。
オルフェオはフラットになる
リクライニングの調整と角度が以下のように違います。
オルフェオ:4段階 (フルフラットも可)
リベル:約110°〜130°
オルフェオは生後1ヶ月から使えるベビーカーなので、フルフラットにできるようになっています。
オルフェオは片手で開閉可能
オルフェオ:片手でOK
リベル:両手
リベルは持ち手の両側に付いているボタンを押しながら畳む必要があるので、畳むときは両手が必要になります。
それに対して、オルフェオは片手で折り畳むことができます。
オルフェオの販売ページなどでも、モデルの方が簡単そうに折り畳んでいる映像が確認できます。
ただ、オルフェオの開閉に関する口コミには、「慣れが必要」とか「コツがいる」という意見がそこそこあります。
コツをつかめば簡単という人もいるので、そんなに大きな問題にはならないと思いますが、少し練習が必要くらいに考えておくと良いと思います。
ハンドルの形状
リベル:セパレートハンドル
オルフェオとリベルでは、ハンドルの形状が異なり、けっこう好みが分かれるポイントになっていると思います。
オルフェオは、いわゆる一般的なワンハンドルで、リベルは両側に持ち手がついたセパレートハンドルです。
例えば、オルフェオの口コミでは、リベルと迷った結果、「持ち手部分が決め手になってオルフェオを選んだ」という方もいました。
ただ、セパレートだからといって「押しにくい」とか「扱いにくい」という意見はほぼ見かけないので、この辺は好みの問題になるかと思います。
オルフェオのみキャリーハンドル有り
リベル:キャリーハンドルなし
オルフェオは、折り畳んだ時に肩にかけて楽に運ぶことができる、キャリーハンドルが付いています。
リベルは付いていません。
リベルでも、折り畳んだ状態で直接持って運べないこともないと思いますが、肩にかけて運べた方が便利です。
普段使いでも、それなりに持ち運ぶことを想定しているなら、オルフェオのほうが使いやすいと思います。
ただ、リベルでも、持ち運びに便利なトラベルバッグが別売りで販売されているので、そういうものを使えば持ち運びはしやすくなるでしょう。
オルフェオのみ窓有り
リベル:窓なし
オルフェオは、背中とキャノピーの2ヶ所にメッシュウィンドウが付いています。
そのため、子供の様子が分かるので安心という意見があります。
それに対してリベルは窓がありません。
お子さんがまだまだ小さくて、様子が確認できたほうが安心というような場合は、オルフェオのほうが良いでしょう。
オルフェオのみ足置き場有り
リベル:足置き場なし
オルフェオには、子供の足置き場が付いています。
子供が大きくなってきた時には、オルフェオだと子供の足が地面についてしまうという心配がありません。
サイズや重さ
オルフェオ:77×52×102cm
リベル:71×52×102cm
オルフェオ:15.5×47.5×52.5cm
リベル:20×32×48cm
リベルは、オルフェオよりもさらにコンパクトに折りたたむことができます。
また、旅行などでの機内持ち込みを考えてみた場合、例えばANAやJALの基準からすると、オルフェオは機内持ち込みNGとなります。
ANAとJALの機内持ち込みの条件は以下のようになっています。
3辺の和:115cm以内
かつそれぞれの長さ:55×40×25cm以内
重さ:10kg以内
3辺の和:100cm以内
かつそれぞれの長さ:45×35×20cm以内
重さ:10kg以内
リベル:100席以上はOK、100席未満は不可 (1辺の最大の長さ45cmを超えるため)
※ただ、いずれにしても一応確認してみるのが良いと思います
このように、旅行への機内持ち込みだったり、よりコンパクトに畳みたいのであればリベルの方が良いです。
重さについては、一応違いとして取り上げますが、気にするほどのものではありません。
リベル:6.2kg
カラーバリエーション
・ストーミーブルー (2024年に追加)
・マジックブラック (2024年に追加)
・シーシェルベージュ
・ラバグレー
・ビーチブルー
・ムーンブラック
・オーシャンブルー
・ストーミーブルー
・マジックブラック
・キャンバスホワイト
・フォググレー
・ダークブルー
・キャンディピンク (一部店舗限定)
カラーによってはフレーム部分も一部カラーが異なっている場合があります。
ただ、そんなに目立つ部分ではないので、基本的には本体部分の好みのカラーで選べばOKです。
また、リベルの場合は、「キャンディピンク」という店舗限定カラーがあります。
楽天やヤフーショッピングに出店している「ナチュラルベビー」というショップで販売されています。
オルフェオ↓
リベル 2024年モデル↓
知っておきたい点
バンパーバーをつけたまま折りたためない
オルフェオ、リベル両機種ともに、子供の安全のためのバンパーバーを取り付けることができます。
やはりあると安心ということで、購入される方も多いようです。
ひとつ知っておきたいのは、バンパーバーをつけたままだと折り畳むことができません。
オルフェオやリベルのデメリット的意見として、「バンパーバーを付けたまま折りたためたらもっと良いのに」というような意見があります。
特に、使っている途中で折り畳むことを想定している場合は、知っておいた方が良いでしょう。
あると便利なもの
レインカバー
雨を防ぐだけじゃなく、防寒にもなるレインカバー。
「オルフェオ専用」、「リベル専用」それぞれサイベックスの純正レインカバーが販売されています。
サイベックス オルフェオ専用レインカバー↓
サイベックス リベル専用レインカバー↓
トラベルバッグ
オルフェオは、サイベックスの「イージーSシリーズ」と兼用のトラベルバッグ。
リベルは専用のトラベルバッグが販売されています。
サイベックス イージーSシリーズ・オルフェオ兼用 トラベルバッグ↓
サイベックス リベル専用トラベルバッグ↓
バンパーバー
バンパーバーは「オルフェオ」と「リベル」共通の商品です。
ただ、いつもやっているかは不明ですが、ショップによっては「新作発売記念」のような感じで、バンパーバーをプレゼントとして付けてくれる場合があります。
また、ベビーカーとのセット販売をしているケースもあります。
サイベックス リベル・オルフェオ用 バンパーバー↓
ハンドルカバー
サイベックスの純正というわけではないですが、「オルフェオ専用」とか「リベル専用」として、ハンドルカバーが販売されています。
汚れやすい部分なのであると便利です。
ただ、今のところ「オルフェオ用」というのはほとんど出ていません。
オルフェオは一般的なワンハンドルなので他のハンドルカバーでも代用はできると思います。
サイベックス オルフェオ ハンドルカバー↓
サイベックス リベル ハンドルカバー↓
まとめ
サイベックスのベビーカー、オルフェオとリベルの違いを紹介しました。
値段が高い分、総合的な利便性ではオルフェオのほうがリベルを上回っています。
・窓で子供の様子が確認できる
・キャリーハンドルがついている
上記のような部分は大きいと思います。
ただ、そこまでの機能が必要ないという方もいると思うので、紹介した違いを参考にしていただけたらと思います。
リベルについて、2024年と2023年モデルで迷っている方はこちらをどうぞ↓
サイベックスリベル新型と旧型の違い!
オルフェオ↓
リベル 2024年モデル↓