サイベックスのベビーカー、メリオカーボン(2025年モデル)と、ミオス(2025年3月時点での最新モデル・シートパックJP3)の違いを紹介します。
主な違いは以下になっています。
・サイズや重さ
・組み立て
・乗り心地 (クッション性)
・開閉時の条件 (背面・対面)
・荷物入れ
・カラー展開
・付属品
上記のようにいくつかの違いはありますが、特に重要なのが次の2点です。
・本体の重さ
ミオスは4歳頃まで、メリオカーボンは3歳頃までなので、長く使いたい場合はミオスのほうが良いです。
また、重さもかなり違って、ミオスは10.2kg、メリオカーボンは5.9kgです。
この時点で、「より長く使いたい」とか「できるだけ軽いほうが良い」という感じで、方向性が決まってくる人もいると思います。
その辺りも含め、記事中ではより詳しく違いを見ていきますね!
2025年モデル。サイベックス メリオカーボン↓
2025年3月時点最新。サイベックスミオスJP3↓
目次
メリオカーボンとミオスの違い
使用期間
まず、基本的なところで使用期間が異なります。
ミオス:生後1か月~4歳頃(~22kg)
より長く使いたい場合は、ミオスを選びましょう。
サイズや重さ
メリオカーボン:幅49×奥行82~91×高さ96.5~107cm
ミオス:幅50×奥行85~111×高さ98~108cm
メリオカーボン:幅49×奥行54×高さ69cm
ミオス:幅50×奥行33×高さ76.5cm
メリオカーボン:5.9kg
ミオス:10.2kg
サイズの違いについてもおさえておきたいところで、収納時のサイズも結構違います。
置き場所だったり、車に乗せるときに、どれくらいスペースが必要かは確認しておきたいところです。
また、重さがかなり違います。
2倍までいかないまでも、メリオカーボンに比べて、ミオスは約1.7倍重いです。
なので、使っている途中などで持ち運ぶことを想定している場合は、かなり重要なポイントになると思います。
ミオスは重い分、安定感はありますが、持ち運ぶとなるとけっこう大変なので、重さは必ず押さえておきましょう。
組み立て
ミオス:メリオカーボンよりは手間
メリオカーボンは、組み立てと言っても、本体に車輪やバンパーバー、インレイを取り付けるくらいです。
そのため、組み立てについては「簡単だった」という意見が圧倒的に多く、中には「5分くらいでできた」という人もいます。
それに対してミオスは、フレームとシートで別々に好みのデザイン(カラー)を選べるようになっており、到着時も分かれた状態になっています。
なのでメリオカーボンに比べると、組み立てに時間が掛かります。
口コミの中には「1時間以上かかった」という人もいます。
そのためミオスは、無料でシート組み立てサービスを行っているショップもあります。
組み立てに自信がない場合はそういうショップを利用するのも一つの方法です。
※楽天などで、ショップによって「無料組み立てサービス実施中」という感じで記載があります
乗り心地
乗り心地という点ではミオスのほうに軍配が上がります。
というのも、ホイール部分の仕組みが若干違います。
ミオス:ホイール全てにサスペンションを搭載
ミオスが車輪全てにサスペンションを搭載しているのに対し、メリオカーボンは前輪はエストラマーを採用しています。
エストラマーというのは、ゴムのような弾力性や伸縮性のある樹脂です。
メリオカーボンの口コミで「子供が乗り心地悪そうにしている」という意見が特に見られるわけではありません。
ただ、全ての車輪にサスペンションが搭載されているミオスのほうが、乗り心地がアップしているということは言えるでしょう。
開閉時の条件等
まず、メリオとミオスで、ベビーカー開閉時の操作は以下のようになっています。
ミオス:片手で開閉可能
メリオの2024年以前のモデルでは、開くときに本体の横に付いている折畳みロックピンを解除しながら(引っ張りながら)開かなければいけませんでした。
なので、メリオは片手で閉じることはできても、開くことはできませんでした。
それが、2025年モデルになり片手で開閉できるようになりました。
開閉という点では、メリオもミオスも片手でできるようになっています。
ただ、折り畳みができる条件は以下の違いがあります。
ミオス:背面でのみ折畳み可能
メリオカーボンは対面・背面どちらの状態でも折りたたみができます。
それに対して、ミオスは背面時のみ折畳みができて、対面の時は折りたたむことができません。
なので、まだ子供が小さいので当分対面で使用する予定で、折りたたむことも想定される場合は、メリオカーボンのほうが使いやすいです。
バスケット(荷物入れ)
メリオカーボンとミオスのバスケットには以下の違いがあります。
耐荷重は同じなんですが、メリオカーボンのバスケットのほうが広々していて荷物がたくさん入りやすく、出し入れもしやすくなっています。
ミオスはメリオカーボンほどの広さがないうえ、「フレームが邪魔になって荷物の出し入れがしにくい」という意見があります。
ミオスと迷ってメリオカーボンを選んだ方で、「本体の軽さと荷物入れの大きさが決め手になった」という方もいます。
荷物入れをすごく活用しそうだという方は、メリオカーボンのほうが使いやすいでしょう。
カラー展開
メリオカーボンとミオスでは、カラー展開に以下の違いがあります。
・アーモンドベージュ
・フォググレー
・ストーミーブルー
・マジックブラック
・チョコレートブラウン (ナチュラルベビー限定)
・モスグリーン (ダッドウェイ限定)
・ソルテベージュ (アカチャンホンポ限定)
・ソルテブラック (アカチャンホンポ限定)
メリオはショップによって限定カラーがあります。
また、アカチャンホンポ限定モデルは、幌やフットカバーにロゴが入っていたり、新生児用インレイのファブリックに吸水速乾加工を採用するなど、仕様も若干異なっています。
・ローズゴールド
・クローム
・マットブラック
・クローム×ブラウン (完売)
・オフホワイト
・セピアブラック
・ミラージュグレー
・コージーベージュ
・ディープブラック (完売)
ミオスは、フレームとシートが別々に用意されていて、組み合わせることができます。
フレームが3種類、シートが4種類あるので、3×4の12通りの組み合わせが可能です。
※フレームの「クローム×ブラウン」とシートパックの「ディープブラック」はサイベックスの公式オンラインストアでは完売となっています
メリオカーボンでは別売りになっていますが、ミオスには以下の2点が付属してきます。
レインカバー
カーシートアダプターというのは、サイベックスのベビーシートをベビーカーに取り付けるための部品です。
ベビーシートは、赤ちゃんを乗せられるゆりカゴのようなもので、子供を起こさずに、ベビーカー、車、室内などを移動させることができます。
カーシートアダプターやレインカバーは、メリオカーボンは別売りになっていて、それぞれ5000円前後の価格です。
そのため、メリオカーボンとミオスでは、基本的にミオスのほうが価格が高いですが、カーシートアダプターやレインカバーも入った価格となっています。
2025年モデル。サイベックス メリオカーボン↓
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メリオカーボンとミオスの仕様比較
メリオカーボン | ミオス | |
---|---|---|
参考年齢 | 生後1ヶ月頃〜3歳頃まで(〜15kgまで) | 生後1ヶ月頃〜4歳頃まで(〜22kgまで) |
走行時サイズ(幅×奥行×高さcm) | 49×82-91×96.5-107cm | 50×85-111×98-108cm |
収納時サイズ(幅×奥行×高さcm) | 49×54×69cm | 50×33×76.5cm |
重さ | 5.9kg | 10.2kg |
リクライニング | 4段階 | 4段階 |
シートの高さ | 52cm | 50cm |
ハンドルの高さ調節 | 可能 | 可能 |
折畳み操作 | 背面・対面 | 背面のみ(対面では不可) |
サスペンションの有無 | 後輪のみ (前輪はエストラマー) | 全輪 |
本体標準装備以外の付属品 | なし | カーシートアダプター レインカバー |
メリオカーボンとミオスの選び方
メリオカーボン向き
・持ち運ぶことが想定されるのでできるだけ軽いほうが良い
・対面でも折りたためた方が良い
・荷物ができるだけたくさん積めるほうが良い
2025年モデル。サイベックス メリオカーボン↓
ミオス向き
・持ち運ぶことはあまりないので、多少重くてもかまわない (安定感があってどっしりしている方が良い)
・子供の乗り心地を重視 (全輪サスペンション搭載)
2025年3月時点最新。サイベックスミオスJP3↓
まとめ
サイベックスのベビーカー、メリオカーボンとミオスの違いを紹介しました。
いくつか違いはありますが、特に意識しておきたいことは以下の2点です。
本体の重さ (5.9kgと10.2kg)
上記2点があまり問題ではない場合は、乗り心地や荷物入れ、開閉の条件、サイズなども比較していくと良いです。
また、メリオカーボンでは別売りになっている「カーシートアダプター」と「レインカバー」が、ミオスでは付属してくる点もおさえておきましょう。
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