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ガーミンS70とS50の違いや知っておきたいポイント!

ガーミンアプローチS70とS50の違い!
ガーミンのゴルフウォッチ、アプローチS70とS50の違いについて詳しく紹介します。

S50のほうが新しい機種で、発売日はそれぞれ以下のようになっています。

ガーミンS70:2023年5月31日
ガーミンS50:2025年1月30日

ゴルフに関わる機能の違いと、その他の主な機能の違いについて紹介します。

※その他のライフログやトレーニング機能などの細かい点については、ガーミン公式サイトの比較表をご覧下さい

基本的にS50よりS70のほうが性能は上です。

但しガーミンのサブスクサービスを利用することで、S50の機能を拡張し、S70と同じにできるものもあります。

また、S70は47mmと42mmの2種類のサイズがあり、サイズや重さ、電池の持ちなどに違いがあります。

【ゴルフ関連】S70のみの機能
・おすすめのクラブを教えてくれる機能
・風速や風向きを表示する機能
・打つべき推奨距離の表示機能 (S50の進化版)
・理想的なスイングリズムの練習機能
【ゴルフ関連】S70は標準機能、サブスク利用でS50でも使える
・第2世代のコース表示 (S50の標準は第1世代)
・3点間距離計測
【本体仕様関連】サイズや重さなど
・サイズ (本体と手首周り)
・重さ
・解像度 (S70の42mmとS50は同じ)
・稼働時間 (S70の42mmとS50は同じ)
【その他】S70の47mmのみの機能
・GNSSマルチバンド
・SatIQ(衛星自動選択モード)

大きな違いとしては、S70には「おすすめのクラブを教えてくれる機能」や「風速や風向きの表示機能」が付いています。

また、S70はコース表示がよりリアルで、S50は簡易的な表示です。

初めてのコースであれば、S70のほうが使いやすいと思います。

有料サブスクを利用すると、S50でもS70と同じに拡張できる機能があるのもポイントです。

その辺りの違いや、S70やS50で知っておきたいポイントもあるので、記事中で詳しく紹介しますね!

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ↓

ガーミンS50↓

【ゴルフ関連】S70のみの機能

おすすめのクラブを教えてくれる機能

ガーミンアプローチS70のバーチャルキャディ機能
S70には、おすすめのクラブを教えてくれる「バーチャルキャディ」機能が付いています。

ホール情報や風向、風速、使う人の過去のパフォーマンスから、使用するクラブのアドバイスをしてくれる

上の画像で時計の下に「7I」と表示されているのがその機能です。

おすすめのクラブを教えてくれるので、クラブ選択で迷うことがなくなりますし、参考にもなります。

推奨クラブを使用した場合にどのようなハザードがあるのかも素早く表示してくれます。

但し、バーチャルキャディ機能は、使う人のある程度の飛距離が分からなければアドバイスできません。

5ラウンド以上プレーして、ショットのデータを蓄積することで利用できるようになります。

また、風向、風速の考慮にはスマホとのペアリングが必要です。

風速や風向きを表示する機能

S70のみ、風速と風向きを表示する機能があります。

どのクラブでどの方向にスイングするべきかの判断材料になります。

ただ、この機能を使うには、スマホで「Garmin Golf アプリ」とのペアリングをする必要があります。

打つべき推奨距離の表示機能 (S50の進化版)

ガーミンアプローチS70のPlaysLike表示機能
S70、S50ともに、コースの標高差を考慮してグリーンまでの実際に打つべき推奨距離を表示してくれる機能が付いています。

これを「PlaysLike距離 (高低差情報)」と言います。

S70:第2世代
S50:第1世代

上記のように、S70は第2世代になっていて表示機能が進化しています。

具体的には、コースの標高差だけではなく、風速/風向き、空気密度も考慮した距離を表示してくれます。

より緻密な距離を知りたい場合は、S70のほうがいいでしょう。

※風速/風向き、空気密度の考慮には「Garmin Golf アプリ」とのペアリングが必要です

理想的なスイングリズムの練習機能

S70のみ、理想的なスイングリズムの練習ができる「テンポトレーニング」機能が付いています。

バックスイング時間とダウンスイング時間の理想的な比率は3対1です。

それらの時間を測定することで、理想的なスイングの練習ができるという機能になります。

スイングが安定しないなどの悩みがある人は、あると便利でしょう。

【ゴルフ関連】S70は標準機能、サブスク利用でS50でも使える

ガーミンには、「Garmin Golf Membership」という有料サブスクリプションサービスがあります。

【Garmin Golf Membership】
トライアルプラン:1ヶ月無料
月間(30日)プラン:1,180円/月
年間(365日)プラン:11,800円/年

これを利用することで、S70では標準で付いている機能が、S50でも使えるようになるものがあります。

第2世代のコースマップ表示

ガーミンアプローチS70とS50
S70とS50はコースマップ表示が異なります。

S70:第2世代
S50:第1世代 (有料サブスク利用で第2世代表示可能)

S70とS50の基本的なコースマップの表示は上写真のようになっています。

S70は立体的で実際のコースをイメージしやすい表示で、S50は簡易的な表示です。

例えば、初めてのコースであれば、S70のようにリアルな感じのほうが分かりやすいと思います。

逆に慣れているコースであれば、S50のような簡易的な表示でも問題ないでしょう。

なので、知らないコースに行くことが多いか、いつもプレイしているコースに行くことが多いかで選び分けるのも良いかもしれません。

但し、S50でも有料サブスプリクションサービスを利用することで、S70と同じ第2世代の表示にすることができます。

3点間距離計測

S70には「タッチターゲッティング」という「3点間距離計測機能」付いています。

S70:3点間距離計測機能有り
S50:3点間距離計測機能無し (有料サブスクで利用可能)

3点間距離計測とは、現在地点から選択地点までの距離と、選択地点からピンまでの距離が分かる機能です。

3点間距離が分かることで戦略が立てやすくなりますし、ある程度自信を持ってプレイできるでしょう。

ちなみに、S50には「タッチターゲッティング」機能は付いていませんが、有料サブスクを利用することで使えるようになります。

【本体仕様関連】サイズや重さなど

サイズ、重さ、ディスプレイ

S70とS50では、本体サイズや手首周りサイズ、重さ、ディスプレイサイズと解像度に以下の違いがあります。

※S70は47mmと42mmの2つのサイズあり

【サイズ (幅×高さ×厚さ)】
・S70、47mm:47×47××14mm
・S70、42mm:42×42××13mm
・S50:43×43×12.5mm
【手首周り適応サイズ】
・S70、47mm:130-205mm
・S70、42mm:115-185mm
・S50、Black(M/L):145-217mm
・S50、Ivory(S/M):127-190mm
【重さ】
・S70、47mm:56g
・S70、42mm:44g
・S50:29g
【ディスプレイ】
・S70、47mm:直径1.4インチ、454×454ピクセル
・S70、42mm:直径1.2インチ、390×390ピクセル
・S50:直径1.2インチ、390×390ピクセル

S70は2種類のモデルがあり、S70の42mmとS50はサイズが近いです。

ただ、重さはS50の軽さが際立っています。

また、気にしておきたいのが、S50の手首周り対応サイズです。

S50は「Black」と「Ivory」の2つのカラーがありますが、カラーによって手首周り対応サイズが違います。

ブラックが男性向き、アイボリーが女性向きのイメージになっています。

S70は47mmモデルと42mmモデルで手首周りサイズが違いますが、S50はカラーによって異なる点は知っておいた方が良いでしょう。

稼働時間

【時計モード】
・S70、47mm:約16日間
・S70、42mm:約10日間
・S50:約10日間
【GPSモード】
・S70、47mm:約20時間
・S70、42mm:約15時間
・S50:約15時間

1回の充電で長く使えるのはS70の47mmモデルですが、いずれのモデルでもゴルフのプレーや、日常使いでも十分な稼働時間になっています。

「バッテリーの持ちが良い」という意見はかなり多いです。

【その他】S70の47mmのみの機能

GNSSマルチバンド

GNSSマルチバンドは、2周波数帯の信号を受信できます。

これにより、困難な環境(都市部の峡谷の高層ビルの周囲や樹木に覆われた場所など)でも、より一貫した位置の特定がしやすくなります。

そのため、精度の向上が期待できます。

但し、バッテリーも多く消費します。

SatIQ(衛星自動選択モード)

マルチバンドGNSSが必要なケースか、マルチバンドGNSSを使用せず低消費電力のGPSモードでも同じ精度が出るかを判断して衛星を自動で選択する機能です。

これにより、位置精度を落とさずにバッテリー寿命をより長持ちさせることができます。

ここで紹介した機能以外の違い

主な機能の違いについては紹介しました。

ただ、全てではありません。

日常で使う中での、ライフログ機能であったりトレーニング機能などでは、もう少し細かいところで違いがあります。

日常でもフルに使いたいので、全ての違いを把握しておきたいと言う場合は、下記のリンクからガーミン公式サイトの商品の比較表を確認すると良いでしょう。

ガーミン公式サイトのS70とS50の機能比較表

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ↓

ガーミンS50↓

知っておきたいポイント

チップやパットは記録されない

アプローチS70やS50には「ガーミンオートショット」という、ショットを検知して距離を自動で計測して記録してくれる機能が付いています。

後でアプリと連携して、振り返ったり自分のデータを見ることができます。

但し、チップやパッドは計測できません。

そこで、別売りとなっている「クラブトラッキングセンサー」をクラブに取り付けることで、全てのショットが記録できるようになります。

全ショットを記録することで、様々な分析もできるようになるので、自分のゴルフを「見える化」したい人はセンサーも利用すると良いでしょう。

「クラブトラッキングセンサー」には「CT10」と「CT1」の2種類あり、以下の違いがあります。

クラブトラッキングセンサー ガーミンアプローチCT10とCT1

【アプローチCT10】
「CT1」よりはサイズが大きく重さもあり、バッテリーの寿命が約4年。但し、プレイ中は操作不要で番手を自動で記録してくれるフルオートタイプ。(フルオートの分、値段も高い)
【アプローチCT1】
「CT10」よりサイズが小さく重さも軽くてコンパクト。しかも電池交換が不要のバッテリーフリー設計。但し、ショット前にセンサータグをウォッチにタッチして認識させる必要があるセミオートタイプ。

それぞれメリット・デメリットがあるので、この辺はお好みで選び分けることになります。

CT10はパターやウェッジなどのグリーン周りで使う3本のクラブに使うための3センサーパック(3個セット)と、フルセット(14個セット)があります。

また、CT1は16個セットが基本です。

ただ、楽天やヤフーショッピングなどでは1個とか、2個ずつなどで販売しているショップもあります。

バラ売りが希望の場合は、楽天内などで「CT10 単品」とか「CT1 バラ売り」で検索すると見つかります。

クラブトラッキングセンサー ガーミン アプローチCT10

※CT10・CT1はクラブのグリップエンドにねじ込んで取り付けます。グリップエンドに穴がなかったり、グリップエンドの材質がゴムでない場合は取り付けできません

ガーミ Approach CT10 14個セット↓

ガーミン Approach CT10 3個セット↓

ガーミ Approach CT1 16個セット↓

対応しているゴルフコース

プリインストールされているコースは、S70・S50ともに43,000コース以上となっています。

国内コースにほぼ対応していると思いますが、ガーミンの公式HPで対応コースを紹介しているので、自分が利用するコースがあるか事前に調べておくと安心です。

また「グリーン傾斜情報」を知るために、有料サブスクサービスを利用する場合。

グリーンの傾斜情報も、全てのコースが対応しているわけではありません。

こちらも下の対応ゴルフコースのページで事前に確認しておきましょう。

ガーミンアプローチ対応ゴルフコースはこちら

基本、説明書はオンラインで確認

紙媒体の取扱説明書がなく、基本的にはオンライン上にある取扱説明書で確認することになります。

そのため、「紙媒体が付いてこないのが残念」というような意見を見かけます。

但し、説明書のダウンロードや印刷はできます。

また私が確認したときには、希望する人にマニュアルを印刷して同梱してくれるお店もあったので、そういうショップを利用するのも一つの方法です。

※ちなみにマニュアル印刷サービスを行っていたのは、楽天内の「グラシス時計専門店」というお店です

一緒に用意しておきたいもの

本体保護カバー

本体を、傷や汚れ、万が一落としてしまったときなどの衝撃から守るカバーがあります。

カラーもけっこう種類があるので、お好みで選ぶと良いでしょう。

ガーミン Approach S70 47mmサイズ 本体カバー↓

ガーミン Approach S70 42mmサイズ 本体カバー↓

ガーミン Approach S50 本体カバー↓

液晶保護フィルム

安い買い物ではないので、大事に使いたいですよね。

スマホなどと同じように、液晶保護フィルムがあると安心です。

保護フィルムには、ブルーライトカットや低反射タイプなど、いくつか種類があります。

また、3・4枚セットになっているものもあるので、お好みで選んで下さい。

ただし、S70は「47mm」と「42mm」サイズがあり、保護フィルムがサイズ別になっているので間違えないように注意して下さいね!

ガーミン Approach S70 47mmサイズ 保護フィルム↓

ガーミン Approach S70 42mmサイズ 保護フィルム↓

ガーミン Approach S50/S44 保護フィルム↓

まとめ

ガーミンのアプローチS70とS50の違いについて紹介しました。

S70は推奨クラブを教えてくれる「バーチャルキャディ」や、「風速や風向き」が分かったり、「リアルなコース表示」が魅力です。

S50はコース表示は簡易的ですが(有料サブスクで第2世代に拡張可能)、重さがかなり軽くなっています。

なので、初めてのコースに行くことが多いのであれば、S70のほうが使いやすいと思います。

逆に、慣れたコースが多いのであれば、S50でも十分でしょう。

ただ、S50でもサブスクを利用するとS70のコース表示に拡張できます。

その辺をトータルで考えて検討すると良いと思います。

また、S70には「47mmサイズ」と「42mmサイズ」の2つのモデルがあります。

そして大きさや重さの違いだけではなく、47mmのほうが解像度が高くバッテリーの持ちも長くなっています。

また、47mmは「GNSSマルチバンド」や「衛星自動選択モード」にも対応しているなど、性能や機能がやや上であるという点は押さえておきましょう。

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ↓

ガーミンS50↓

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