ゴルフ用レーザー距離計、ピンイーグルとテックテックテックミニの違いを紹介します。
リーズナブルな価格で人気のある両機種ですが、機能的にもかなり似ています。
違いを簡単に紹介すると、以下のようになっています。
・測定可能距離
・三脚取り付けの可否
その他の、「手ブレ補正がない」とか「測定速度」などのレーザー距離計としての機能は同じです。
なので、購入を分けるポイントとしては、機能というよりは、サイズ(大きさ・重さ)などの仕様的な部分が大きいです。
特に大きな違いはサイズです。
テックテックテックミニ:93×77.7×40mm、118g
よりコンパクトなほうが良く、ポケットに入れてプレーしたいという方は、テックテックテックミニのほうが使いやすいです。
ただ、付属ケースの使い勝手などでは、賛否も見かけました。
記事中ではそういう部分も含め、両機種の違いやメリット・デメリットなど、より具体的にみていきますね!
リーズナブルだけど必要な機能は網羅↓
とにかく小さくて軽い!ポケットに入れてプレーするならこれ↓
目次
ピンイーグルとテックテックテックミニの違い
サイズ(大きさ・重さ)
・サイズ:125×77×45mm
・重さ:178g
・サイズ:93×77.7×40mm
・重さ:118g
例えば、似たような価格帯のゴルフレーザー距離計を見てみると、
・サイズ:105×66.4×38mm
・重さ:161g
・サイズ:114×73×40mm
・重さ:175g
こうしてみると、テックテックテックミニは大きさもそうですが、重さもかなり軽めだと分かります。
口コミを見ても、「小さい」とか「軽い」という意見がかなり多いです。
そのため、できるだけコンパクトなほうがいいとか、ポケットに入れてプレーしたいという人はテックテックテックミニのほうがいいです。
※ピンイーグルの場合、ポケットに入るという人もいますが、入らないという人もけっこういます
小さくて軽いと逆に扱いにくいという人は、ピンイーグルのほうが向いています。
測定可能距離
ピンイーグルとテックテックテックミニでは、測定可能距離に以下の違いがあります。
テックテックテックミニ:6~800yd
測定可能距離はテックテックテックミニのほうが優れています。
もちろん、それだけ長い距離が測れるのはすばらしいことです。
ただ、ゴルフをする上で、実際にそこまでの距離を測ることがあるかというと、ほとんどないと思います。
なので、この違いについてはそんなに気にする必要はないでしょう。
三脚取り付けの可否
ピンイーグルには、三脚を取り付けられるネジ穴が付いています。
三脚は別売りですが、ピンに照準を合わせるのが苦手というような方でも、しっかり固定して計測ができます。
ただ、実際に三脚を持ち運んでプレーする人はそんなにいないと思います。
なので、これもほとんど気にしなくても良いでしょう。
このように、ピンイーグルとテックテックテックミニでは、サイズ感がかなり大きな違いとなっています。
なので、サイズの好みで選ぶのがポイントの一つなんですが、使い勝手の面で賛否が分かれる部分があります。
それについては、次のメリットとデメリットのところで紹介しますね!
ピンイーグルのデメリット
競技には不向き
現在のゴルフ競技のルールでは、「高低差測定機能」を使うことができません。
そのため「高低差測定機能」が付いていても、競技のときには使わないように、機能のオンとオフを切り替えられるのが一般的です。
ただ、高低差機能を使っていない場合には、ランプが点灯するなどして他の人が見て分かるものもありますが、ピンイーグルは外観では分かりません。
競技で使えないということはないと思いますが(断言はできませんが)、プレーする側としてもあまり気持ちよくプレーできませんよね。
なので、競技ゴルフでも使いたいという方は、テックテックテックミニを選んだほうが良いと思います。
ちなみに、テックテックテックミニは本体側面にある「ロゴ」部分が、高低差測定機能のオンとオフの切り替えスイッチになっています。
高低差オフ:「ロゴ」を左にスライド(下地が白い状態)
このようにテックテックテックミニでは、外観でどちらの状態になっているか分かるので、競技ゴルフでも気持ちよく使うことができます。
テックテックテックミニのデメリット
付属ケースが使いにくい
ピンイーグルもテックテックテックミニも、専用ケースが付いてきます。
そして、テックテックテックミニの意見でいくつか見られるのが、付属のケースが「小さめで出し入れしにくい」というものです。
しっかり収まるのはいいんですが、逆に使いにくさを感じている人がいます。
そのため、ケースには入れず、ポケットに入れてプレーしているという人もいました。
なので、テックテックテックミニをケースに入れてプレーしたい場合は、別途ケースを用意したほうがいいかもしれないということは知っておいたほうがいいでしょう。
またテックテックテックミニは、シリコンカバーが別売りで販売されていますが、カバーを付けるとおそらく付属のケースには入りません。
なので、カバーを付けてプレーする場合も、別途ケースを用意するか、ポケットに入れてプレーすることになります。
テックテックテックミニ用シリコンカバー↓
メリット(共通)
価格が安く初心者には必要十分な機能
ピンイーグルもテックテックテックミニも、ゴルフ用レーザー距離計の中では非常にリーズナブルな価格です。
必要最低限の機能が備わっていて、精度の評判もなかなか良いです。
精度に関しては、動画でレビューして下さっている方がいるので、そちらを見ていただければイメージが湧きやすいと思います。
5:30あたりからブッシュネルとピンイーグルの精度比較をしてくれています↓
精度というよりは使い勝手に近いですが2:00~5:21あたりで、テックテックテックミニを試してくれています↓
知っておきたい点としては、遠い距離になってくると合わせるのにコツがいるという意見をいくつか見かけました。
まぁ、ピンイーグルやテックテックテックミニに限った話ではないかもしれませんが・・・。
「レーザー距離計を両手で持って脇を閉める」と測りやすいとアドバイスしている人がいます。
また、テックテックテックミニでは、「軽くてブレやすいんですが、測定のコツはありますか?」という問い合わせに対して、以下のように言っています。
「目標にピントを合わせて、電源ボタンを長押ししたまま機体を左右に動かしてください」(バイブレーションが鳴ったら完了です!)
なので、遠くなればなるほど合わせにくいと感じることはあると思いますが、コツが分かったり、使い慣れていけばそんなに問題はないでしょう。
リーズナブルだけど必要な機能は網羅↓
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仕様比較
商品 | ピンイーグル | テックテックテックミニ |
---|---|---|
サイズ | 125×77×45mm | 93×77.7×40mm |
重量 | 178g | 118g |
ディスプレイ | 黒色 | 黒色 |
手ブレ補正 | × | × |
ピンサーチ | ○ | ○ |
測定速度 | 0.5秒 | 0.5秒 |
測定完了 | 振動 | 振動 |
測定範囲 | 6~660yd | 6~800yd |
倍率 | 6倍 | 6倍 |
高低差測定 | ○ (ON/OFF切替可能) | ○ (ON/OFF切替可能) |
電池 | CR2リチウム電池 (付属) | CR2リチウム電池 (付属) |
三脚取り付け | ○ | × |
付属品 | 本体 レンズクリーナー ソフトケース ストラップ テスト用CR2リチウム電池 日本語説明書 | 本体 マイクロファイバー布 専用ケース ストラップ CR2型電池 取扱説明書 オーナーズマニュアル |
選び方
ピンイーグルとテックテックテックミニの違いや、メリット・デメリットを考慮した上で、どのように選べば良いかを簡単にまとめました。
ある程度の機能や精度は同じという前提で、後は以下の項目に該当するかどうかで選ぶのがいいと思います。
ピンイーグル向き
・ポケットではなくケースに入れてプレーする予定(パンツにもよるが基本的にポケットには入らないと思った方が無難)
・競技ゴルフはほとんどしない(高低差機能のオンオフが外見では分からないので競技には不向き)
リーズナブルだけど必要な機能は網羅↓
テックテックテックミニ向き
・ポケットに入れてプレーしたい
・付属のケースがきつくて使いにくい可能性があるので、ケースは使わない、あるいは別途ケースを用意しても良いという方
とにかく小さくて軽い!ポケットに入れてプレーするならこれ↓
まとめ
ピンイーグルとテックテックテックミニの違いを紹介しました。
この2つの機種は、機能的にはほとんど同じです。
そのため、デザインやサイズ感の好みなどで選んでも良いと思います。
特にサイズに関してはテックテックテックミニのほうがコンパクトになっています。
できるだけコンパクトで軽く、ポケットに入れてプレーしたい場合はテックテックテックミニのほうが使いやすいです。
逆に手が大きいなどの理由で、小さかったり軽いのが使いにくい方は、ピンイーグルのほうが使いやすいでしょう。
リーズナブルだけど必要な機能は網羅↓
とにかく小さくて軽い!ポケットに入れてプレーするならこれ↓