シャープの加湿空気清浄機、KI-NS40(2020年)、KI-LS40(2019年)、KI-JS40(2018年)の違いを紹介します。
実は大きな違いは1つだけで、2019年モデルのKI-LS40にだけ無線LAN機能が付いています。
・現在のニオイ・温度・湿度の状況や変化、空気情報の履歴が分かる
・フィルターなどの交換・お手入れ時期が分かる
その他は無視できるくらい微妙な違いはありますが、ほとんど同じです。
※微妙な違いについては記事中で詳しく紹介します
イメージ的には、KI-JS40→KI-LS40(グレードアップ)→KI-NS40(グレードダウンというか元に戻った)という感じになります。
これを踏まえて、どのような選び方をすればよいのか、口コミから見えてくるメリット・デメリットなどもあわせて紹介しますね!
2018年モデルは2020年モデルと同じ仕様。型落ちして値段も安くなっていてオススメ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2019年モデルは、スマホなどで温度や湿度の確認ができる無線LAN機能付き(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2020年モデルは型落ち品(KI-JS40)がなくなったり、値段が下がってきたら狙いめ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
目次
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の違い
KI-NS40(2020年)、KI-LS40(2019年)、KI-JS40(2018年)の違いを詳しく紹介しますね!
・2019年モデルのKI-LS40だけ無線LAN機能があり、仕様(質量や消費電力)にも微妙な違いがある
KI-JS40(2018年)からKI-LS40(2019年)になり、無線LAN機能が付いてグレードアップしましたが、KI-NS40(2020年)で無線LAN機能がなくなり元に戻ったという流れです。
KI-LS40(2019年)のみ無線LAN機能付き
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の3つのモデルのうち、KI-LS40(2019年)だけ無線LAN機能が付いているのが大きな違いです。
この無線LAN機能は「COCORO AIR」という名前で、スマホで部屋の温度・湿度やニオイなどの空気の状況が確認できたり、空気清浄機の運転を切り替えられる機能です。
なので、無線LANの機能も利用したい場合は、2019年モデルのKI-LS40がおすすめなんですが、実は使える機能が制限されています。
無線LANの機能はいつくかあるんですが、KI-LS40は全部の機能を使えるわけではないんです。
ここはけっこう重要なポイントですね。
では、どのような機能があり、KI-LS40で使える機能はどれなのか具体的に見ていきますね!
「COCORO AIR」には大きく9つの機能があり、そのうちKI-LS40が対応しているのは4番と6番(赤字になっている)の2つです。
1.天気や生活シーン(外出中や食事中など)に応じて運転を最適化する
2.毎日の使い方(曜日や時間を考慮)を学習して、運転を自動選択する
3.スマホの位置情報で在宅や外出を検知し、運転を切り替える
4.スマホで温度・湿度・空気の汚れ具合、空気情報の履歴が分かる
5.その日の天気の確認や、子供が帰宅したことをスマホにお知らせ
6.フィルターなどの交換目安やお手入れ時期が分かる
7.ペット専用の運転モードが選べる
8.人がいないときはムダな加湿を抑制し給水の手間を減らす
9.シャープのエアコンと連動して効率の良い運転をする
KI-LS40の無線LAN機能としては
運転状況をもとにして、フィルターなどのお手入れ時期や交換時期が分かる
上記2つです。
この2つの機能もあったほうが良い場合は、2019年モデルのKI-LS40がおすすめです。
微妙な仕様の違い
KI-LS40(2019年)と、KI-NS40(2020年)やKI-JS40(2018年)では、無線LAN機能の有無の他に、無視できるくらい微妙~な仕様の違いがあります。
この違いが購入に影響を与えることはないと思いますが、一応紹介しておきますね!
KI-LS40(2019年)は、静音運転時と待機時の消費電力が少しだけ高く、質量も少しだけ重くなっています。
KI-NS40(2020年)、KI-JS40(2018年):3.2W(3.1W)
KI-LS40(2019年):3.3W(3.2W)
※( )内の数字は、モニター「切」時での消費電力です。
KI-NS40(2020年)、KI-JS40(2018年):0.3W
KI-LS40(2019年):0.4W(0.6W)
※( )内の数字は、無線モジュール「起動」時の待機時消費電力
KI-NS40(2020年)、KI-JS40(2018年):6.7kg
KI-LS40(2019年):6.8kg
かなり微妙~な違いですよね(笑)
ほとんど気にしなくて良い部分ですが、一応紹介しました。
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の仕様比較
KI-NS40(2020年) KI-JS40(2018年) | KI-LS40(2019年) | |
---|---|---|
電源 | 100V 50-60Hz共用 | 100V 50-60Hz共用 |
無線LAN機能 | × | ○ |
プラズマクラスター適用床面積(目安) | 約10畳(約17m²) | 約10畳(約17m²) |
加湿空気清浄適用床面積(目安) | プレハブ洋室~12畳(20m²) 木造和室~7畳(11m²) | プレハブ洋室~12畳(20m²) 木造和室~7畳(11m²) |
空気清浄適用床面積(目安) | ~18畳(30m²) | ~18畳(30m²) |
給水トレー容量(L) | 約2.0 | 約2.0 |
外形寸法(㎜) | 幅280×奥行260×高さ622 | 幅280×奥行260×高さ622 |
質量(kg) | 約6.7 | 約6.8 |
電源コード長さ(m) | 約1.8 | 約1.8 |
待機時消費電力(W) | 約0.3 | 約0.4 (約0.6)※ |
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の選び方
選び方のポイントとしては、KI-NS40(2020年)とKI-JS40(2018年)は仕様が同じであること。
そして、KI-LS40(2019年)だけ無線LAN機能が付いている(その他の仕様はほぼ同じ)という点です。
それを踏まえると、選び方は以下のようになります。
口コミについて
機能的にはほぼ同じなので、KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の口コミから、よく言われているメリットやデメリットを見ていきます。
デメリット
KI-NS40(2020年)、KI-LS40(2019年)、KI-JS40(2018年)のいずれもキャスターが付いていません。
空気清浄機を頻繁に動かすことはあまりないとは思いますが、移動して使うことを考えている場合は考慮しておいた方がいいポイントです。
ただ、空気清浄機本体は重くはないので(6.7~6.8kg)、持ち運ぶとしてもそんなに大変ではないですよ!
いつもプラズマクラスター愛用してますが、このモデルは、室温や湿度の表示がない為少し思っていたのと違いました。
出典元:楽天
コンパクトなので場所をとらないのは良いです。ただ、以前使っていた、他メーカーの空気清浄加湿器は、機能としてタイマーと湿度表示があったので便利でしたが、こちらの空気清浄加湿器には同様の機能がありませんでした。
出典元:楽天
温度表示はなく、湿度に関しては、低(39%以下)、適湿(40~65%)、高(66%以上)の3段階のランプ表示でおおよその目安が分かるようになっています。
※KI-LS40(2019年モデル)は、無線LAN機能を使って、スマホなどで部屋の温度や湿度が分かります
なので、自分の好みの湿度に設定するとか、湿度が60%になったら加湿を止めるというような細かい設定はできません。
湿度のコントロールですが、パワフル吸じん運転や風量「自動」・「花粉」・「おやすみ」で加湿運転しているときは、湿度が約55~65%になると加湿量を抑えて運転します。
また、風量「静音」「中」「強」の場合は湿度コントロールを行わず、連続加湿します。
加湿のオンオフの切替ボタンはなく、給水トレーに水を入れると常に加湿するという商品です。
なので、ボタンで加湿機能をオンオフしたい人には向いていません。
ただ、給水トレーに水が入ったままになっていると不衛生なので、運転していれば必ず水を使い切るというのは衛生的ではあります。
水を入れれば自動的に加湿するというのも、使い方としてはシンプルで分かりやすいです。
また、加湿の性能についての評判もなかなかいいですよ!
一番驚いたのは除電、加湿機能です。設置する前は、パジャマを脱ぐときに静電気がバチバチしていたのですが、設置後はぱたっと止みました。また、妻が口を開けて寝がちなのですが、起床したとき喉が痛くないとのことです。しっかり除電、加湿されていることが分かります。
出典元:楽天
加湿機能はおまけ程度に考えていたのですが、そこそこの能力があります。ただ一度タンクに水を入れると水がなくなるまで加湿し続け、好みの湿度には設定出来ません。今は必要な分だけ注水するようにしています。
出典元:楽天
メリット
コンパクトなので邪魔にもならず、掃除も簡単そうなので良かったです!
出典元:楽天
これまでもシャープの加湿空気清浄機を使ってましたが、コンパクトで水の交換も楽なので使いやすいし、フィルターがすぐ洗えるので便利です。
出典元:楽天
高さはそこそこありますが、幅と奥行きは30cmないので、コンパクトで設置しやすいサイズです。
ただ、あまりピッタリ壁にくっつけないほうがいいという点は、注意しておきたいところ。
目安として、後方は3cm以上、上方は60cm以上、左右も多少のスペースは開けて設置しましょうということになっています。
特に後方については、3cmまで近づけた状態でも集じん能力は変わらないものの、周辺の壁や床が汚れる恐れがあるので、できるだけ離すよう説明書に書かれています。
また、本体向かって右下の部分は給水トレーが開くようになっているので、加湿機能を使う場合には右側もそれなりに開けておく必要があります。
給水トレーは、少しだけ引き出してやかんなどで給水することもできますが、お手入れすることも考えると、少なくとも30cmくらいはスペースがあったほうがいいでしょう。
本体はコンパクトなんですが、周辺のスペースも意識しつつ設置場所を考えておくといいですよ!
音は静かで動いているのかと思うくらい。移動はコロが無いので持って移動ですが軽いのでさほどしんどくはないです。
出典元:楽天
寝室用に購入。音が静かでとても良いです。自動で湿度調整してくれるのでつけっぱなしでも安心です。
出典元:楽天
音が静かという意見が多いです。
仕様としては、強運転:48dB、中運転:38dB、静音運転:19dBとなっています。
dB(デシベル)という値だとあまりイメージがわかないと思いますので、分かりやすい例を紹介しますね!
いろんなサイトでdBの目安が公表されていますが、埼玉県深谷市では「騒音の大きさの目安」という資料が公表されています。
それによると、騒音の具体例と聴覚的な目安は以下のようになっています。
※空気清浄機の最大が48dBなので、50dB以下だけ抜粋しています
騒音の大きさ | 聴覚的な目安 | 騒音の具体例 |
---|---|---|
50dB | 普通 | 家庭用エアコンの室外機(直近) 静かな事務所の中 |
40dB | 静か | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
30dB | 静か | 郊外の深夜 ささやき越え |
20dB | きわめて静か | 木の葉の触れ合う音 雪の降る音 |
一般的には50dBを超えて、60dBとかになってくるとストレスになる騒音だと感じるようです。
強運転(48dB)でもそれなりに音はすると思いますが、例えば自動運転にしてもずっと強で運転するわけではないですし、おやすみ運転では気にならないくらい静かと思って大丈夫です。
シンプルでスタイリッシュなデザインが素敵な空気清浄機です。花粉やタバコの煙をしっかり除去していつもきれいな空気を保ってくれます。
出典元:楽天
寝ている時の、アレルギー性鼻炎が軽くなりました。
出典元:楽天
主人がハウスダストのアレルギー持ちで時折、咳き込む事がありましたが、これを使いだしてから咳き込む事がなくなりました。効果あると思います。買って良かったです。
出典元:楽天
届いてすぐに使用したのですが、効果絶大です。些細な臭いの変化に反応し、即座に浄化してくれます。
出典元:楽天
シャープという安心感もありますし、実際に使用した方の評判はいいんですよね。
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40はプラズマクラスター25000のタイプで、以下のことが期待できます。
・浮遊カビ菌を除菌
・浮遊ウイルスの作用を抑える
・浮遊菌の作用を抑える
・ダニのふん・死がいの浮遊アレル物質の作用を抑える
・浮遊花粉アレル物質の作用を抑える
・付着カビ菌の増殖を抑える
・付着ウイルスの増殖を抑える
・ニオイの元となる付着ニオイ原因菌を除菌
・付着花粉アレル物質の作用を抑える
・付着したペットの皮膚特有の菌の作用を抑える
・タバコの付着臭を分解・除去
・衣類に付着した汗臭をスポット消臭
・部屋干し衣類の生乾き臭をスポット消臭
・付着した排せつ物臭を消臭
・静電気を抑える
・お肌につやを与える
上記の作用を求めているなら、おすすめの空気清浄機ですよ!
2018年モデルは2020年モデルと同じ仕様。型落ちして値段も安くなっていてオススメ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2019年モデルは、スマホなどで温度や湿度の確認ができる無線LAN機能付き(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2020年モデルは型落ち品(KI-JS40)がなくなったり、値段が下がってきたら狙いめ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
電気代について
電気代は「強」で1時間約0.89円なので、仮に1日「強」運転すると、0.89×24=21.36円なので、約21円です。
静音だと1日運転しても約2円くらいなので、これくらいならあまり気にすることなくガンガン使えますね!
まとめ
KI-NS40、KI-LS40、KI-JS40の大きな違いは、KI-LS40(2019年)にだけ無線LAN機能が付いていることです。
その他は、KI-NS40とKI-JS40は同じ仕様ですし、KI-LS40は消費電力や質量の無視できるくらい微妙な違いです。
なので、まずは無線LAN機能が必要かどうかで判断しましょう。
必要であればKI-LS40、不要であれば、KI-NS40とKI-JS40から選びます。
また、KI-NS40(2020年)とKI-JS40(2018年)の仕様が同じことから、型落ちしているKI-JS40(2018年)が販売されているうちは、値段が安いKI-JS40を選んだほうがお得ですよ!
2018年モデルは2020年モデルと同じ仕様。型落ちして値段も安くなっていてオススメ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2019年モデルは、スマホなどで温度や湿度の確認ができる無線LAN機能付き(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓
2020年モデルは型落ち品(KI-JS40)がなくなったり、値段が下がってきたら狙いめ(現在アマゾンでは扱っていないようです)↓