シャープのプラズマクラスタードライヤー、IB-LP9、IB-JP9、IB-GP9の違いと選び方を紹介します。
この3種類のドライヤーの発売年は以下のようになっています。
IB-JP9:2018年
IB-GP9:2016年
※2017年にはIB-HP9が発売されていますが、このモデルは販売終了しているショップが多く、あまり出回っていませんし値段も高くなっているため、ここでは考慮しません
実はこの3種類のモデルは、そこまで大きな違いはありません。
IB-GP9(2016年)からIB-JP9(2018年)へは少しだけ進化していて、IB-JP9(2018年)とIB-LP9(2019年)は性能は全く同じです。
・ビューティーモードでシーズナルとノーマルの切替ができる
・セット力がアップ
・付属品にスピードノズルが付いている
・カラー展開の違いのみ
風量やサイズ、重さに関しては全く同じです。
では、具体的な違いや3種類の選び方を、記事中で詳しく見ていきますね!
2019年モデル。スピードノズル付きなので髪が長い人はより速く乾かせます↓
2018年モデル。2019年モデルとはカラー展開の違いのみですが、値段が高くなっているので、今のところあまりおすすめではありません↓
2016年モデル。旧モデルだけどそんなに大きな差はないですし、値段も安くなっていておすすめです↓
目次
IB-LP9、IB-JP9、IB-GP9の違い
IB-LP9、IB-JP9、IB-GP9の違いは非常に簡単です。
IB-LP9(2019年)とIB-JP9(2018年)は同じ商品(違いはカラー展開のみ)なので、IB-GP9(2016年)とは何が違うかを見ていけばOKです。
IB-GP9(2016年)からIB-JP9(2018年)になり、機能が1つ増え、セット力がアップし、付属品が1つ増えました。
IB-LP9、IB-JP9とIB-GP9の違い
IB-LP9(2019年)やIB-JP9(2018年)と、IB-GP9(2016年)では、機能・性能の違いと付属品の違いがあります。
ビューティーモードというのは、髪のツヤを出したいときに使うもので、自動的に温風と冷風を繰り返してキューティクルを引き締めます。
ビューティーモードのノーマルは、周囲の温度に関係なく温風と冷風を繰り返します。
それに対し、シーズナルは周囲の温度を感知して、夏は熱すぎない温度、冬は寒すぎない温度で、温風と冷風(または低温風)を自動的に変えます。
シーズナルがあると、状況にあった適切な温度の風で使うことができます。
・HOTとCOLDの繰り返し
シーズナル:夏 WARMとCOLD、冬 HOTとSCALP、春・秋 HOTとCOLD
ノーマル:HOTとCOLDの繰り返し
セットモードは、髪をしっかりクセ付けて、より速くスタイルを整えるモードです。
毛髪をSET/HOTモードで30秒間、ブラッシングブローしクセの伸び率を測定した結果、IB-LP9(2019年)やIB-JP9(2018年)のほうは、セット力が約20%アップしています。
※シャープの公式HPではIB-HP9(2017年)に対して、IB-JP9(2018年)のセット力が20%アップということになっていますが、IB-GP9(2016年)の性能はIB-HP9(2017年)と同じなので、IB-GP9(2016年)に対しても20%アップという考えです
「スピードノズル」は水平飛行で鳥類最速のアマツバメの尾をヒントに作られた、ドライヤーの先端に取り付けて使う部品です。
このスピードノズルがあると、ないときに比べて乾燥にかかる時間が「ロングヘアで約20%、ミディアムヘアで約4%」短縮できます。
髪が長い人ほどあったほうが便利なノズルです。
ちなみにスピードノズル単体でも3,000円ほどで販売されていますが、シャープのオンラインショップの情報では対応する製品が以下のようになっています。
なので、IB-JP9(2018年)以降の商品じゃないと取り付けられないようなので注意して下さい。
IB-LP9とIB-JP9のカラー展開
IB-LP9(2019年)とIB-JP9(2018年)の、カラー展開の違いを見ていきますね。(性能的には全く同じです)
シェルグリーン
アビスブルー
ルビーレッド
シェルピンクゴールド以外は全然違うカラーになっています。
色が違うだけなので好きなカラーで選んでOKですが、意外にも型落ちしたIB-JP9よりもIB-LP9(2019年)のほうが値段が安くなっています。
どちらかで迷ったら、価格的にもIB-LP9(2019年)のほうがおすすめです。
IB-LP9、IB-JP9、IB-GP9の仕様を比較
型式 | IB-LP9(2019年) IB-JP9(2018年) | IB-GP9(2016年) |
---|---|---|
色調 | IB-LP9 G(グリーン系 シェルグリーン) N(ゴールド系 シェルピンクゴールド) IB-JP9 A (ブルー系 アビスブルー) N (ゴールド系 シェルピンクゴールド) R (レッド系 ルビーレッド) | G (グリーン系 シャボングリーン) N (ゴールド系 アンティークゴールド) R (レッド系 ルージュレッド) V (パープル系 ミステリアスパープル) |
イオン | プラズマクラスター | プラズマクラスター |
うるおい効果 | ● | ● |
うるおい効果持続 | ● | ● |
静電気抑制 | ● | ● |
セット力アップ | ● | - |
紫外線ダメージ抑制 | ● | ● |
付着臭消臭 | ● | ● |
ビューティモード | ● (シーズナル/ノーマル切換) | ● (ノーマルのみ) |
いたわりドライモード | ● | ● |
地肌ドライモード | ● | ● |
温冷切換 | ● (コールドボタンで切換) | ● (コールドボタンで切換) |
電源 | AC100V/50Hz-60Hz | AC100V/50Hz-60Hz |
消費電力 | 1200W (ホット/ターボ運転時) | 1200W (ホット/ターボ運転時) |
サイズ(mm) | 高さ209×幅84×奥行243 | 高さ209×幅84×奥行243 |
質量 (セット用ノズルは除く) | 約590g | 約590g |
温風温度 | 約115℃ (ホット/ドライ運転時 室温30℃) | 約115℃ (ホット/ドライ運転時 室温30℃) |
風量 | 約1.7m³/分 (ターボ運転時) | 約1.7m³/分 (ターボ運転時) |
付属品 | スピードノズル(約12g) セット用ノズル(約32g) ユニット清掃ブラシ | セット用ノズル(約32g) ユニット清掃ブラシ |
電源コード | 約1.7m | 約1.7m |
IB-LP9、IB-JP9、IB-GP9の選び方
・できるだけ髪を早く乾かしたい(スピードノズルの効果で、髪が長ければ長いほどメリットがある)
・髪のクセ付け(セット力)が、より強力なほうがいい
上記に該当する場合は、IB-LP9(2019年)かIB-JP9(2018年)のどちらかが合っています。
IB-LP9(2019年)とIB-JP9(2018年)はカラー展開の違いだけの商品なので、好きなカラーで選んでOKです。
ただ、私が確認した時点では、なぜかIB-JP9(2018年)よりも、新しいIB-LP9(2019年)のほうが値段が安いお店が多かったです。
なので、価格面でもIB-LP9(2019年)のほうがおすすめですよ!
※値段は変わる場合があります
2019年モデル。IB-LP9-N(シェルピンクゴールド)↓
2019年モデル。IB-LP9-G(シェルグリーン)↓
2018年モデル。IB-JP9-N(シェルピンクゴールド)↓
2018年モデル。IB-JP9-A(アビスブルー)↓
2018年モデル。IB-JP9-R(ルビーレッド)↓
・髪がショート~ミディアム(スピードノズルがなくても乾く時間はさほど変わらない)
・価格重視
上記の人は、IB-GP9(2016年)でも大丈夫です。
価格も安くなっていますし(特にアマゾンが安いです)、新しいモデルのIB-LP9(2019年)やIB-JP9(2018年)とも、すごく大きな違いがあるわけではないんですよね。
ロングヘアの方なら、乾燥時間の約20%短縮は大きいのでスピードノズルがあったほうがいいと思いますが、そうでなければIB-GP9(2016年)でも十分活躍してくれますよ!
ただ、2016年モデルは、以下のようにルージュレッド、シャボングリーン、アンティークゴールド、ミステリアスパープルの4つのカラーがあります。
このうち、シャボングリーンとミステリアスパープルについては、すでに販売終了していたり、あっても値段が高くなっています。(確認した時点では2万円くらい)
なので、ルージュレッドかアンティークゴールドから選んだほうがいいですよ!
2016年モデル。IB-GP9-R(ルージュレッド)↓
2016年モデル。IB-GP9-N(アンティークゴールド)↓
まとめ
シャーププラズマクラスタードライヤーIB-LP9(2019年)、IB-JP9(2018年)、IB-GP9(2016年)を比較しました。
IB-LP9(2019年)とIB-JP9(2018年)では、カラー展開の違いのみで他は全く同じ商品ですし、旧モデルのIB-GP9(2016年)ともそこまで大きな違いがあるわけではありません。
ただ、ロングヘアの人は髪が早く乾かせるスピードノズルが付いている、IB-LP9(2019年)かIB-JP9(2018年)を選んだほうがいいと思います。
ショート~ミディアムヘアくらいであれば、そこまでスピードノズルのメリットがあるわけではないので、IB-GP9(2016年)でも十分活躍してくれますよ!
2019年モデル。スピードノズル付きなので髪が長い人はより速く乾かせます↓
2018年モデル。2019年モデルとはカラー展開の違いのみですが、値段が高くなっているので、今のところあまりおすすめではありません↓
2016年モデル。旧モデルだけどそんなに大きな差はないですし、値段も安くなっていておすすめです↓
IB-MP9(2020年)は少しだけ進化しています。IB-MP9(2020年)とIB-LP9(2019年)を詳しく比較しました↓
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