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ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2の違い!

ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2の違い
ユピテルのゴルフナビYGN7000と、イーグルビジョンのNEXT2の違いについて紹介します。

YGN7000は2019年10月、NEXT2は2021年4月に発売されました。

販売価格はNEXT2のほうが上ですが、どちらにもメリット・デメリットがあり、使う人の考え方次第です。

主な違いを簡単に紹介すると、

【機能的違い】

対応している衛星
・YGN7000:GPS・みちびき(L1S、L1C/A)・ガリレオ
・NEXT2:GPS・みちびき4機・ガリレオ・グロナス
距離測定
・YGN7000:手動
・NEXT2:自動(オートメジャー機能)
高低差の表示
高低差は両機種とも対応。ただYGN7000には「高低差を考慮した上での打つべき距離」を表示する機能がある
グリーン表示時のエッジまでの距離
・YGN7000:前後(手前・奥)
・NEXT2:前後左右
また、NEXT2は画面上にミニグリーン表示あり(1グリーン時のみ)
ピンポジション登録
・YGN7000:手動
・NEXT2:ダウンロード可能(対応コースのみ)

【仕様的違い】

操作方法
・YGN7000:タッチパネル+ボタン操作
・NEXT2:ボタン操作
稼働時間
・YGN7000:最大31時間
・NEXT2:最大15時間

上記が主な違いですが、選択のポイントになりそうなのは以下の違いでしょう。

・YGN7000:タッチパネル操作可能、稼働時間が長い
・NEXT2:自動で距離計測、ピンポジションが自動

ただ、注意しておきたい点もあるので、記事中で詳しく紹介しますね!

タッチパネル操作がラク、最大31時間の大バッテリー↓

距離計測が自動、ピンポジションもダウンロードOK↓

YGN7000とNEXT2の機能の違い

ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2

対応衛星

まず、ユピテルのYGN7000とイーグルビジョンのNEXT2では、対応している衛星に違いがあります。

YGN7000:GPS・みちびき(L1S、L1C/A)・ガリレオ
NEXT2:GPS・みちびき4機・ガリレオ・グロナス

NEXT2については、みちびきは4機となっており詳細は書かれていませんが、グロナスというロシアの衛星にも対応しています。

精度に関しては、以下のユピテルYGN7000を使用した方のレビュー動画が分かりやすいです。

「YGN7000とレーザー距離計J300での比較」と、「YGN7000とイーグルビジョンのウォッチエースの比較」を行ってくれています。

結論から言うと、動画を見る限り精度は優秀でほとんど同じです。

ちなみにイーグルビジョンのウォッチエースとNEXT2では、NEXT2のほうが対応している衛星が多いです。

watch ACE:GPS・みちびき(4機)・グロナス
NEXT2:GPS・みちびき(4機)・グロナス・ガリレオ

ですので、YGN7000とwatch ACEがほぼ同じということは、YGN7000とNEXT2でも遜色がないということが言えるでしょう。

動画では、ちょうど4:00くらいから精度の比較について紹介しています。

距離測定

距離計測は、選ぶ際のポイントの一つになる大きな違いです。

2機種とも距離計測はできますが、以下のような違いがあります。

YGN7000:手動
NEXT2:自動(オートメジャー機能)

YGN7000が手動で行うのに対し、NEXT2では自動で距離計測ができます。

YGN7000の距離計測

ユピテルYGN7000の地点登録ボタン

ショットする地点を登録し、ボールの落下地点まで移動すると、飛距離を確認することができます。

また、ショットするたびに地点登録することで、プレーの軌跡を残すことができます。

YGN7000は手動で地点登録を行いますが、本体の十字キーの隣に「登録ボタン」があり、そこを短押しするだけで地点登録することができます。

「登録ボタン」を長押し(3秒以上)すると、地点登録とともに、ライの種類や使用したクラブも選ぶことができます。

ただ、操作自体は簡単ですが、1回1回地点登録をするのが面倒に感じたり、プレーに集中することで忘れてしまうという可能性はあります。

特に、すでに自動で地点登録を行ってくれる機種を使っている場合、YGN7000では「地点登録は手動」という点は考慮しておいたほうがいいでしょう。

NEXT2の距離計測

イーグルビジョンNEXT2のオートディスタンス機能

NEXT2にはオートディスタンス機能というものが付いていて、スイングを感知して自動で飛距離を計測することができます。

付属の専用ホルダーにNEXT2本体を入れてショットすると、スイング時のボディターンによる腰の動きからスイングを感知する仕組みです。

その都度地点登録をしなくていいのは魅力ですよね。

ただ注意したいのは、スイングを感知しにくいケースがあります。

・腰の回転が少ない
・手打ち気味
・スウェーの動きが大きい
・斜面などで腰の動きが少ない場合や手打ちになっている場合
・アプローチなどの軽いショットやパッティング
・ショット前の静止が不十分な場合

ですので、100%ではないという前提で考えておいた方がいいです。

口コミでも「スイングを認識するときとしないときがある」という方を見かけました。

この辺は、スイングの仕方とかで個人差もあると思います。

また、スイング感知の感度は調整することができます。

出荷時は「標準」になっていますが、スイング感知しにくい場合は「高感度」に、逆に感知しすぎる場合は「低感度」にすることができます。

検知しなかった場合は、手動で飛距離計測を行うことが可能です。

高低差表示

ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2の高低差表示

YGN7000、NEXT2ともに高低差も表示してくれます。

※NEXT2は高低差±5ヤード未満は表示されません

ただ、YGN7000のほうには、高低差アジャスト機能というものが付いています。

これは、「高低差を考慮したうえで、どのくらいの距離を打てば良いか」推奨距離を表示してくれる機能です。

移動時やキー操作時に、約3秒間表示されるもので、自分で高低差を考慮しなくてもいいという点で、あると便利な機能です。

ただ、YGN7000とNEXT2のどちらにも言えることですが、高低差に対応していないコースもけっこうあります。

対応コース一覧のページで、どのコースが高低差に対応しているか確認できるので、そちらを見ておけば間違いありません。

また、両機種とも競技モードのオンオフを切り替えることができ、高低差を表示させないようにすることもできます。

YGN7000の高低差対応コースを確認する

NEXT2の高低差対応コースを確認する

グリーン表示

イーグルビジョンNEXT2のミニグリーン表示

グリーンの表示については以下の違いがあります。

ミニグリーン表示
NEXT2はフェアウェイ画面上に、グリーンの簡易表示であるミニグリーンが表示される
グリーン表示時のエッジまでの距離表示
・YGN7000:前後(手前・奥)エッジ
・NEXT2:前後左右エッジ

NEXT2ではグリーンまでまだ遠い段階からミニグリーンが表示され、グリーンの形状やピンまたはグリーンセンターが表示されます。

そのため、よりコース全体のイメージが湧きやすくなるでしょう。

また、グリーンが表示されたときには、両機種とも現地点からグリーンエッジまでの距離を表示してくれます。

ただ、YGN7000は前後(手前・奥)エッジの表示だけなのに対し、NEXT2では前後左右のエッジの距離も表示してくれます。

どこまでの表示が必要かはそれぞれの考えによると思いますが、表示機能としてはNEXT2のほうに軍配が上がります。

ピンポジション登録

ピンポジションの登録には以下の違いがあります。

・YGN7000:手動(タッチパネルを使用)
・NEXT2:データをダウンロードして自動登録(ピンポジ君)

NEXT2のように自動で登録できるのは非常に魅力的です。

ただ、高低差と同じで、全てのコースではなく、対応していないコースも結構あります。

なので、ピンポジ登録に魅力を感じている場合は、必ずプレー予定のコースが対応しているか確認しておきましょう。

NEXT2の対応コース一覧を見ると、どのコースがピンポジ君対応になっているか分かるので、そちらで確認してみて下さい。

NEXT2のピンポジ君対応コースを確認する

YGN7000とNEXT2の仕様の違い

操作方法

YGN7000とNEXT2では、操作方法について以下の違いがあります。

・YGN7000:タッチパネル+ボタン操作
・NEXT2:ボタン操作

YGN7000はタッチパネル対応している分、魅力を感じる人が多いと思います。

NEXT2の口コミでは、「タッチパネルだったらもっと良かったのに」という方がいました。

また、3点間の距離を測る場合などは、ポインターを任意の点に持っていくときに、タッチパネルのほうが使いやすいと思います。

ちなみに、YGN7000にはタッチパネルや操作キーの誤操作を防止するためのロック機能が付いています。

ロック中でも地点登録はできます。

充電時間と使用時間

YGN7000とNEXT2では充電時間と使用時間について以下のような違いがあります。

充電時間
・YGN7000:約6時間
・NEXT2:約4.5時間
使用時間
・YGN7000:最大31時間
・NEXT2:約15時間

このように、YGN7000のほうが充電がMAXになるまでの時間は長くかかりますが、使用可能時間も長いです。

どちらも、1~2ラウンドプレーするには十分な時間ですが、ここはYGN7000のほうに軍配が上がります。

サイズや重量

ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2

YGN7000
・サイズ:幅61mm×縦129mm×厚さ17mm
・重さ:150g
・ディスプレイサイズ:3.2インチ
NEXT2
・サイズ:幅65mm×縦125mm×厚さ15mm
・重さ:135g
・ディスプレイサイズ:3.5インチ

サイズについてはさほど変わりませんが、トータルで見るとYGN7000のほうが若干大きくて、重さもあります。

YGN7000のほうが使用可能時間も長いので、その分バッテリーが大きいということもあるのかもしれません。

YGN7000の口コミでは、「思っていたより大きいとか、重い」という意見がいくつか見られました。

同じようなタイプのゴルフナビの中で特別大きいとか重いということではないですが、それなりのサイズはあります。(特に厚みは意外とあります)

なので、サイズ感はしっかり把握しておいたほうがいいです。

対応コース

対応コースについては、正直比較が難しいです。

というのも、以下のような表記になっています。

YGN7000
・国内ゴルフ場99%以上(2019年8月現在)
・海外ゴルフ場:ハワイ、タイ、グアム、サイパン
NEXT2
・国内ゴルフ場(カバー率表記なし)
・海外ゴルフ場:ハワイ、タイ、グアム、サイパン、台湾

2機種とも対応ゴルフ場一覧が確認できるので、全て調べれば比較できますが、なかなかそこまでは難しいです。

一つ確かなのは、NEXT2のほうは海外ゴルフ場で、台湾にも対応しているという点です。

また、北海道、千葉、ハワイのゴルフ場の対応コース数を調べてみました。

北海道
YGN7000:183コース
NEXT2:182コース
千葉
YGN7000:168コース
NEXT2:188コース
ハワイ
YGN7000:32コース
NEXT2:76コース

これだけを見て一概には言えませんが、あるいはNEXT2のほうが全体の対応コース数も多いかもしれません。

いずれにしても、対応ゴルフ場はネット上で確認できるので、自分が良く行っているゴルフ場や、行く予定があるゴルフ場が対応しているかどうか確認してみるのが良いです。

YGN7000の対応コースを確認する

NEXT2の対応コースを確認する

YGN7000とNEXT2の仕様比較

モデル名ユピテルYGN7000イーグルビジョンNEXT2
発売時期2019年10月2021年4月
対応衛星みちびき(L1S、L1C/A)、GPS、ガリレオみちびき、GPS、ガリレオ、グロナス
コースマップ表示
OBライン表示
(ラインで表示・未対応コースあり)

(ゾーンで表示・未対応コースあり)
高低差情報
(高低差を考慮した打つべき距離の表示機能あり) ※未対応コースあり

※未対応コースあり
グリーン表示
2グリーン表示

2グリーン表示
ハザード距離表示
同心円表示
レイアップサークル
飛距離計測
(手動)

(自動)
プレーログ
2点間距離確認
3点間距離確認
ピンポジ調整
手動

ダウンロード ※未対応コースあり
スコアカード
競技モードのオンオフ
(高低差/高低差アジャスト機能の表示非表示切替)

(高低差の表示非常時切替)
サイズ幅61mm×縦129mm×厚さ17mm幅65mm×縦125mm×厚さ15mm
ディスプレイサイズ3.2インチ3.5インチ
重量150g135g
充電時間約6時間約4.5時間
稼働時間最大31時間最大15時間
防水機能防浸形設計 JIS IPX7準拠IPX7相当
記録媒体microSDカードmicroSDカード
スマホ連携×
付属品USB接続ケーブル
microSDカード(本体装備済)
ACアダプター
取扱説明書
保証書
USBケーブル
microSDカード(本体装備済)
ACアダプター
クイックマニュアル
保証書
専用ケース
※詳しい説明はWEBマニュアル

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YGN7000とNEXT2の選び方

YGN7000向きの人
・タッチパネル操作のほうがいい
・できるだけ稼働時間が長いほうがいい

なんと言ってもタッチパネル操作が魅力です。

すでに私たちはスマホなどでタッチパネルに慣れているので、けっこう重要なポイントではないかと思います。

また、フル充電したときの最大稼働時間が31時間なので、普通にプレーする分には時間を全く気にせず使えるのもいいです。

※NEXT2でも最大15時間なので十分ではありますが

逆に距離測定は自動ではないので、毎回地点登録をする必要があること。

やや本体の厚みや重さがある点は考慮しておいた方がいいでしょう。

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NEXT2向きの人
・距離測定を自動でやってくれたほうがいい
・ピンポジ設定が面倒だからダウンロードできたほうがいい

NEXT2の魅力は、オートメジャー機能で距離測定を自動で行ってくれることです。

1回1回自分で地点登録するのが面倒だったり、忘れてしまうこともないので、とても便利です。

また、ピンポジションをダウンロードできるのもラクでいいですね。

ただ、距離測定の際にスイングを感知しない場合があること。

ピンポジションのデータも、対応していないゴルフ場があるので、必ず確認しておきましょう。

この辺のメリット・デメリットを考慮した上で、YGN7000とNEXT2を比較検討するのがいいと思います。

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あると便利なオプション

YGN7000

YGN7000は、別売りでベルトホルダー兼用キャリングケースがあります。

ポケットに入れて使うという方もいると思いますが、中にはYGN7000はそれなりのサイズ感と重さがあるので、ポケットだと違和感があるというような意見もありました。

ただ、別売りで売っているキャリングケースなんですが、けっこう賛否がハッキリ分かれています。

というのも、ケースの生地が柔らかく、手探りでYGN7000を入れようとしたときに、くにゃっと折れた感じになってしまってスムーズに入らないことがあるようです。

もちろん、すごく便利だという方もいるので、ここは本当に人それぞれです。

最初はポケットで使ってみて、違和感があるようだったらキャリングケースを検討してみるというのでも良いかもしれません。

また、百円ショップのものだったり、自作したりというのでもいいでしょう。

ちなみにキャリングケースはOP-A038という型番のものです。

販売ページに「YGN6100用」と書かれていることがありますが、公式サイトでもYGN7000の別売りオプションとしてOP-A038が紹介されています。

「ベルトに通して使用できる蓋なしのキャリングケース。YGN7000がすっぽり入るサイズです。」ということなので、その点は大丈夫です。

ユピテルベルトホルダー兼用キャリングケース↓

キャリングケースの他には、ストラップだったり、保護フィルムはあったほうがいいでしょう。

ユピテルゴルフナビ用ストラップOP-A002↓

ユピテルYGN7000保護フィルム。低反射とかブルーライトカットとか種類がいろいろあります↓

NEXT2

NEXT2にはベルト通しタイプの専用ポーチが付いているのでケースは不要です。

保護フィルムはあったほうがいいでしょう。

また、注意点なんですが、イーグルビジョンの商品を持ち運ぶ際などに使う専用ケース(EV-551)が販売されています。

私がアマゾンでNEXT2の販売ページを確認した時点では、「よく一緒に購入されている商品」として、この専用ケース(EV-551)が表示されました。

ただ専用ケース(EV-551)の販売ページ下のほうにあるQ&Aや口コミを見てみたら、どうやらNEXT2には専用ケース(EV-551)は合わないようです。

間違って購入しないように注意してください。

イーグルビジョンNEXT2保護フィルム。低反射とかブルーライトカットとか種類がいろいろあります↓

まとめ

ゴルフナビ、ユピテルYGN7000とイーグルビジョンNEXT2を比較しました。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、どちらが良いかは使う方の考え方次第ということになります。

いろいろ違いを紹介しましたが、ポイントを一つに絞るとすれば、

YGN7000:タッチパネル操作ができる
NEXT2:距離測定が自動でできる

上記が大きいのではないかと思います。

選び方なども紹介させていただいたので、参考にしていただければ幸いです。

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