アップリカのチャイルド&ジュニアシート、フォームフィットネクストとリライドABの違いについて詳しく紹介します。
リライドAB:2025年3月
この2つは使用時期が同じチャイルド&ジュニアシートではありますが、以下の違いがあります。
フォームフィットネクスト:13.0kg
リライドAB:7.5kg
フォームフィットネクスト:44~50 × 51.5~57 × 65~79
リライドAB:44 × 49~69 × 59.5~84
フォームフィットネクスト:ステラネイビー、ステラグレー
リライドAB:ブラック、ネイビー
・ヘッドサポートと背もたれの横幅が連動
・リクライニングがレバーで簡単にできる(3段階) ※
※リライドABのリクライニング(2段階)は、座席の背もたれに合わせて調整
・座面の長さを3段階に引き出せる
・アームレスト(肘掛け)が付いている
・ドリンクホルダーが付いている
・コンパクトに畳める
まず大きく違うのは「重さ」で、リライドABはかなり軽くなっています。
フォームフィットネクストは台座が付いていて重さがある分、台座の上でイスをスライドさせてリクライニングが簡単にできるのが魅力です。
その他の点も含め記事中で具体的に見ていきますね!
アップリカ フォームフィット ネクスト↓
アップリカ リライド AB↓
目次
フォームフィットネクストとリライドABの違い
重さ
リライドAB:7.5kg
重さはかなり違います。
これは、フォームフィットネクストには台座が付いているというのが主な理由です。
台座があることでチャイルドシートが車の座席とは独立した形になり、スライドさせるだけで簡単にリクライニングができます。
ただその台座の分もあって、かなり重さがあります。
リライドABは台座がないため、背もたれを倒す(2段階)ときは車のシートに合わせて調節する必要がありますが、フォームフィットネクストより軽いです。
リクライニングのしやすさを重視するならフォームフィットネクストのほうがいいですし、チャイルドシートを外したり、他の車に移したりする場合は、リライドABのほうが使いやすいです。
サイズ
フォームフィットネクスト:44~50 × 51.5~57 × 65~79
リライドAB:44 × 49~69 × 59.5~84
どちらも15ヶ月~12歳頃まで使えますが、サイズが多少異なります。
フォームフィットネクストは、高さ(頭の位置)を変えると横幅も変わるので、幅の広さが変化するのが特徴です。
カラー
・ステラグレー
・ネイビー
フォームフィットネクストもリライドABも、落ち着いたカラー展開となっています。
フォームフィットネクストのみの機能
ヘッドサポートとシートの横幅が連動
ヘッドサポートの調節はフォームフィットネクスト、リライドABともにできます。
リライドAB:15段階
リライドABのほうが細かい調整ができますが、フォームフィットネクストはヘッドサポートとシートの横幅が連動するようになっています。
ヘッドサポートを上げると横幅が広くなり、下げると狭くなるという仕組みです。
子供の成長に合わせて、ゆとりをもたせられる機能です。
そのため、横幅については以下の違いがあります。
リライドAB:44cm
このようにフォームフィットネクストは6cm広がります。
ただ、他の商品でも幅が44cmで固定のものは結構あるので、リライドABのような固定サイズ(44cm)でも特に問題はないと考えられます。
また、これも違いの一つになりますが、フォームフィットネクストには「サイドサポートクッション」が付いています。
フォームフィットネクスト:あり (4歳頃まで使用可能)
リライドAB:なし
クッションがあることで姿勢がサポートされますが、クッションがある分幅が狭くなります。
その分のスペースが必要になるので、幅も広げて少しゆとりを持たせるという側面もあるのかもしれません。
※サポートクッションはチャイルドシートモードでは必ず付けて、ジュニアシートモードでは必ず外して使います
いずれにしても、フォームフィットネクストは横幅も広がり、成長に合わせてくれる点は便利です。
リクライニングがレバーで簡単にできる
フォームフィットネクストは台座が付いています。
台座の上でシートをスライドさせられるので、レバーを引くだけで簡単にリクライニングができます。(3段階)
リライドABのリクライニングは、座席のシートと角度を合わせて2段階の調節ができるというものです。
リクライニングのしやすさという点では、フォームフィットネクストのほうが便利です。
アップリカ フォームフィット ネクスト↓
リライドABのみの機能
座面の長さを3段階に引き出せる
リライドABは「エクステンドシート」と言って、成長に合わせて座面を引き出して長くすることができます。(3段階)
成長しても、フィットしやすくすることができます。
ひじ掛けが付いている
リライドABにはひじ掛けが付いていて、手や肘をのせることができます。
ドリンクホルダーが付いている
リライドABにはドリンクホルダーが付いています。
他のチャイルドシートでもそうなんですが、ドリンクホルダーは子供にとても評判が良いです。
自分専用みたいなところが嬉しいのだと思います。
飲み物だけではなく、お菓子やおもちゃなどを入れているというお子さんも多いです。
ドリンクホルダーのありなしというのは、わりと大きなポイントです。
折り畳める
リライドABは背もたれを外して折り畳むことができます。
使わない時にコンパクトに収納したい場合は、リライドABのほうが使いやすいです。
アップリカ リライド AB↓
リライドE ABについて
リライドABを見ていて、リライドE ABという型番を見かけたことがあるかもしれません。
リライドE ABは販売店限定モデル(楽天やアマゾンでは販売しています)で以下の違いがあります。
リライドAB:マグネット式
リライドE AB:ループ式
リライドAB:頭、背中、おしり部分
リライドE AB:頭、背中部分
リライドAB:あり
リライドE AB:なし
リライドAB:あり
リライドE AB:なし
リライドAB:ネイビー、ブラック
リライドE AB:グレー
リライドABのほうが、タングホルダーがマグネット式になっていたり、カップホルダーが付いていたりするので、仕様的に若干上です。
そのためメーカー希望小売価格は、「リライドE AB」より「リライドAB」のほうが少しだけ高くなっています。
ただ、実際の販売価格を見てみると、カラーによって価格が違ったり、「リライドAB」のほうが安いショップもありました。
なので確認は必要ですが、そんなに価格は気にすることなく、仕様だったり、好きなカラーで選べばOKです。
アップリカ リライド AB↓
アップリカ リライドE AB↓
フォームフィットネクストとリライドABの選び方
・リクライニング重視 (簡単にできたほうがいい)
・つけっぱなしにすることを想定 (重いので持ち運びには不向き)
・シートを移動したり、外したりすることがある
・アームレストやドリンクホルダーなどを重視
フォームフィットネクストは、リクライニングが簡単にできるのが魅力。
また、リライドABはフォームフィットネクストに比べて軽く、持ち運びしやすかったり、コンパクトに畳める点が大きいです。
重さがかなり違うので、基本的につけっぱなしなのか、わりと頻繁に外すことがあるのか。
その辺はけっこう大きなポイントになります。
アップリカ フォームフィット ネクスト↓
アップリカ リライド AB↓
まとめ
フォームフィットネクストとリライドABの違いについて紹介しました。
フォームフィットネクストはリクライニングのしやすさが魅力。
リライドABは、フォームフィットネクストに比べて軽量でコンパクトに畳むこともできるので、別の車への付け替えや、持ち運ぶことを想定している場合には使いやすいでしょう。
その他にもいくつかの違いはありますが、選ぶ際に重さは特に大きなポイントになるでしょう。
アップリカ フォームフィット ネクスト↓
アップリカ リライド AB↓