リーマンのチャイルドシート、カイナとカイナSの違いを紹介します。
カイナシリーズを使った人の口コミ評価や、カイナのキャノピー付きの情報などもまとめました。
実は、カイナとカイナSの違いはなく、商品自体は同じものです。
デザインと販売ルートだけが違います。
カイナ(ブラック)は一般的に販売されているのに対し、カイナSはリーマンの公式オンラインショップ限定の商品です。
※カイナ(ブラック)は販売終了しました
口コミ評価としては「軽くて扱いやすい」とか「値段の割にしっかりしている」と好評です。
しかも、チャイルドシートアセスメントで「W優」をとっていて、安全性に優れています。
とはいっても、中にはデメリットを感じている人もいるので、記事中で詳しく紹介しますね!
チャイルドシートアセスメントの評価がW優で安全性に優れています↓
日差しが気になるなら、キャノピー付きがいいですよ↓
目次
リーマンカイナとカイナSの違い
リーマンのチャイルドシート、カイナシリーズには、「カイナ」、「カイナS」、「カイナキャノピーα」があります。
カイナとカイナキャノピーαでは、キャノピーが付いているかいないかというはっきりした違いがありますが、カイナとカイナSの違いは何なのか。
詳しく紹介しますね!
機能的な違いはない!
実は、カイナとカイナSには機能的な違いはありません。
ベルト調整やリクライニング、設置方法などは同じです。
要するに、商品は同じもので、デザインが違います。
そして、それぞれ販売ルートが違って以下のようになっています。
・カイナ(レッド・生産終了)・・・西松屋限定
・カイナS(ブラック・ネイビー・ブラウン)・・・リーマン公式オンラインショップ(sopo la bebe)限定
上記のように、カイナのほうは在庫が残っているお店で、まだ売っているところがあるかもしれませんが、販売終了ということです。
カイナはブラックでも赤いラインが入っていて、カイナSとは雰囲気が違う商品だったので、販売終了は少し残念ではありますが仕方がないですね。
カイナSのほうは、シックで落ち着いた雰囲気になっています。
カイナとカイナSの仕様比較表
カイナ | カイナS | |
---|---|---|
対象年齢 | 新生児~7歳頃 | 新生児~7歳頃 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 412×507×617mm | 412×507×617mm |
重量 | 5.3kg | 5.3kg |
リクライニング | 前向き時:3段階、後ろ向き時:4段階 | 前向き時:3段階、後ろ向き時:4段階 |
取付方式 | 3点式シートベルトによる固定 | 3点式シートベルトによる固定 |
型式 | 1029A | 1029A |
カラー | ブラック(販売終了)、レッド(西松屋限定:生産終了) | ブラック、ネイビー、ブラウン |
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リーマンカイナSの口コミ評価
リーマンカイナSの楽天やアマゾンの口コミの中から、比較的よく言われているメリットやデメリットをまとめました。
リーマンカイナSのデメリット
カイナSで言われているデメリットで結構多いのが、「新生児を乗せるのに、リクライニングの角度が少しキツイ感じがする」というものです。
そんなときには、まず「正しく設置されているか」を確認しましょう。
チャイルドシートの下に「ターニングボード」というものが付いているんですが、その向きを間違えて設置していることもけっこうあるようです。
また、リクライニングが最も倒れた状態(数字の4)になっているかを確認します。
これらが正しい状態になっていると、背もたれ角度が45度程度に倒れます。
メーカーによると、「衝突時に赤ちゃんが放り出されそうになるのを受け止め、衝撃を軽減するため意図的にこの角度に設計してあります」ということです。
ちなみにこの考え方はチャイルドシートの世界標準で、ほとんどのチャイルドシートがこの考え方に従って作られているんだとか。
また、「正常に産婦人科病院を退院した赤ちゃんがこの角度で障害を負ったという事例はないので、安心して使って下さい」とも言っています。
とは言っても、「それでもちょっとキツそう」と思う人もいるかもしれません。
そういう場合は、タオルやクッション、毛布などを使って調整しましょう。そうしている方も多いです。
チャイルドシートの世界標準と言っているように、リーマンカイナSが特別浅く作られているわけではありません。
新生児から乗せられるリクライニング付きシートの場合、「リクライニングの角度が少しキツイ」という意見はどのシートでもだいたいあるものです。
どうしても気になるという場合は、アップリカディアターンプラスabのようにフルフラットになるシートもありますが、使用期間が4歳ころまでですし、値段も高くなってしまうので、カイナとはちょっと仕様が変わってしまいます。
カイナSくらいリーズナブルな値段で新生児から使えるものを探しているのであれば、タオルやクッションなどで調整するのが1番良いのではないかと思います。
こちらは、カイナSに比べて値段はアップしますがフルフラットになります↓
そこまで多いというほどではないんですが、商品が臭いという意見があります。
どのようなニオイかは人それぞれで、ゴミとか、イカとか、カビとか・・・。
いずれにしても良いニオイではないです(汗)
これはメーカーによると、「作って間もないために出る新しいウレタンのにおいと思われます」ということです。
事故などの際にチャイルドシートが発火しないよう、生地の裏側に難燃性ウレタンというのを貼り付けているんですが、ウレタンの表面を熱で溶かして生地に張り付けるため、作って間もない製品にはニオイが残っていることもあるそうです。
赤ちゃんには害がないということですし、時間が経つとニオイはなくなるので、そんなに気にすることはないでしょう。
ニオイが気になる場合は、風通しの良いところに置いて様子を見るといいですよ!
これは、後ろ向きでチャイルドシートを設置している時の話です。
子供を乗せ降ろしする側に、チャイルドシートを固定するためのシートベルトがきてしまい、乗せ降ろしがしにくいというものです。
これに関してはメーカーも、「安全のため、やむを得ずシートベルトがドア側を横切る仕様になっております。お子さまの乗せ降ろしは、反対側のドアから行ってください。」と言っています。
なので、全ての商品がそうなのかは分かりませんが、例えばJOIEのチルトという商品も同じような仕様になっていますし、後ろ向きで取り付けられてシートベルト固定のものは、ある程度そういうものだと言えると思います。
新生児~0歳児はそこまで長い期間ではないので、その辺は割り切って考えてみてはいかがでしょうか。
カイナSは安全性についてはお墨付きですし、価格もリーズナブルなので、何を重視するかで考えてみて下さいね!
リーマンカイナSのメリット
軽くて扱いやすいという意見が多いです。
カイナSの本体重量は5.3kg。
5kgくらいだと女性でもラクに扱える重さです。
載せ替えが多い場合でも扱いやすいですよ!
カイナSは、前向きでも後ろ向きでも取り付けがとても簡単です。
説明書だけでもだいたい理解できますし、動画も用意されています。
動画も見れば、分からないとか、迷ったりするようなことはほとんどないでしょう。
そんなに注目されている部分ではないんですが、カイナSは横幅がコンパクトです。
私が見た中では44cm前後くらいが多いですが、カイナSの場合は41.2cm。
コンパクトカーや軽自動車などでも設置しやすいサイズですよ!
「チャイルドシートアセスメントがW優だったのが購入の決め手になった!」という人が多いです。
チャイルドシートアセスメントというのは、国土交通省と独立行政法人の自動車事故対策機構が、チャイルドシートの安全性能について試験をして評価したものです。
カイナSの場合は、後ろ向き(乳児用)と前向き(幼児用)で取り付けできるので、その両方で前面衝突試験を行った結果、どちらも「優」で非常に高い評価になっています。
ちなみに私が見た時点では、後ろ向きと前向きの両方が評価の対象になっているチャイルドシートは30あったんですが、どちらも「優」だったのは4つだけです。
コンビのクルムーヴ、takata04-i fix、takata04-neo SF、そして、リーマンのカイナです。
それぞれ仕様が違うので単純な比較はできませんが、この中ではカイナはかなりリーズナブルな価格になっています。
「値段の割にはしっかりしている」という口コミも多く、安全性を重視するならおすすめのシートです。
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リーマンカイナキャノピーα
カイナシリーズにはキャノピーが付いた、カイナキャノピーαがあります。
カラーは同じブラウンでもカイナSとはデザインが若干違いますが、キャノピーが付いているかいないかというだけで仕様的には同じです。
カイナSは、「sopo la bebe」というリーマン公式オンラインショップ限定で販売されていますが、カイナキャノピーαは一般的に販売されている商品です。
そのため、楽天などでは複数のショップで販売されています。
ショップによって販売価格が異なる場合もありますし、価格は同じだけどポイントの還元率が違う場合があるので、その辺も要チェックです!
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リーマンカイナSの対応車種
自分のところの車に設置できるかどうかは、リーマンの対応車種を検索するページがあるのでそちらで確認しましょう。
まず、車のメーカーと車種をプルダウンメニューの中から選んで検索ボタンを押します。
その後、年式を選択する画面(車によっては年式が一つしか出てこないこともあります)になるので、該当する年式の右の欄にある「適合状況を見る」というボタンを押してください。
そうすると、上から順番にチャイルドシートが1種類ずつ、その車に対応しているか(使用できるかどうか)が表示されるので、「カイナ/カイナS」の欄を見てみましょう。
後ろ向きと前向きそれぞれの状態で、使用できる場合は「使用できます」と書かれていますよ!
リーマンカイナSをどこで購入する?
リーマンカイナSは、「sopo la bebe」というリーマンの公式ショップの限定商品です。
「sopo la bebe」は公式ショップもありますし、楽天、ヤフーショッピングなどに出店しているので、そちらで買うことができます。
アマゾンは公式ショップなのか分かりませんが、購入することができます。
リーマンカイナキャノピー付きのほうは一般販売されているので、楽天、ヤフーでは複数のショップで扱っています。
価格とポイント両方チェックして、お得なお店から購入しましょう!
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まとめ
リーマンカイナSは、チャイルドシートアセスメントで「W優」を獲得している、安全性についてはお墨付きの商品。
それが決め手となって購入したという人も多いです。
新生児~7歳頃まで使えて、価格もリーズナブルなので人気があります。
多少のデメリットはありますが、それはどのチャイルドシートでも同じこと。
安全性を重視するのであれば、かなりおすすめですよ!
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