
ガーミンのゴルフウォッチ、アプローチS70とS50の違いについて詳しく紹介します。
発売日はそれぞれ以下のようになっています。
ガーミンS50:2025年1月30日
ゴルフに関わる機能の違いと、その他の主な違いについて紹介します。
※ライフログやトレーニング機能などの細かい点の違いについては、ガーミン公式サイトの比較表をご覧下さい
この2つの機種ですが、比較する上で若干ややこしい部分があるので、以下の3つの前提を知っておいて下さい。
そうすることで理解しやすくなります。
以上を踏まえて、S70とS50のゴルフ機能の違いは以下のようになっています。
・第2世代のコースマップ表示 (リアルなコース表示)
・3点間距離計測
・おすすめのクラブを教えてくれる機能
・風速や風向きを表示する機能
・打つべき推奨距離の表示機能 (S50よりも進化)
・理想的なスイングリズムの練習機能
基本的には、上記の機能があった方が良いならS70を選んだほうが良いということになります。
特に、「コース表示」、「3点間距離計測」、「おすすめのクラブを教えてくれる機能(バーチャルキャディ)」あたりは、違いとして大きいです。
記事中ではより具体的にゴルフ関連機能の違いを見ていき、本体サイズや重さ、S70の「47mm」と「42mm」の違いも紹介します。
また、S70やS50を購入する前に知っておきたいポイントもあるので、あわせて紹介しますね!
▼リアルなコース表示&稼働時間も長い▼
▼リアルなコース表示&47mmより小型軽量▼
▼簡易的なコース表示&とても軽い▼
▼ゴルフ場の予約できます▼
S70だけのゴルフ機能
S70のほうが高機能で、ここから紹介するのはS70だけに付いている機能です。
ただし、「コースマップ表示」(S70はリアルな表示でS50は簡易的)と「3点間距離計測」(S70のみでS50には付いていない)については、S50でもガーミンのサブスクサービスに加入することで、S70と同じリアルな表示にすることができますし、3点間距離計測も使えるようになります。
第2世代のコースマップ表示 (リアルなコース表示)

S70とS50はコースマップ表示が異なります。
・S50:第1世代 (有料サブスク利用で第2世代表示可能)
S70は立体的で実際のコースをイメージしやすい表示で、S50は簡易的な表示です。
例えば、初めてのコースであれば、S70のようにリアルな感じのほうが分かりやすいと思います。
逆に慣れているコースであれば、S50のような簡易的な表示でも問題ないでしょう。
※有料サブスクサービスを利用することで、S50でもS70と同じ第2世代のリアルなコース表示にすることができます(1,180円/月、11,800円/年)
・グリーン傾斜データ
・プレミアムコースビューマップ(リアルなコース表示)
・3点間距離計測(タッチターゲティング)
3点間距離計測
S70には「タッチターゲッティング」という「3点間距離計測機能」付いています。
・S50:3点間距離計測機能無し (有料サブスクで利用可能)
3点間距離計測とは、現在地点から選択地点までの距離と、選択地点からピンまでの距離が分かる機能です。
3点間距離が分かることで戦略が立てやすくなりますし、ある程度自信を持ってプレイできるでしょう。
ちなみに、S50には「タッチターゲッティング」機能は付いていませんが、有料サブスクを利用することで使えるようになります。
おすすめのクラブを教えてくれる機能

S70には、おすすめのクラブを教えてくれる「バーチャルキャディ」機能が付いています。
上の画像で時計の下に「7I」と表示されているのがその機能です。
おすすめのクラブを教えてくれるので、クラブ選択で迷うことがなくなりますし、参考にもなります。
推奨クラブを使用した場合にどのようなハザードがあるのかも素早く表示してくれます。
但し、バーチャルキャディ機能は、使う人のある程度の飛距離が分からなければアドバイスできません。
5ラウンド以上プレーして、ショットのデータを蓄積することで利用できるようになります。
また、風向、風速の考慮にはスマホとのペアリングが必要です。
風速や風向きを表示する機能
S70のみ、風速と風向きを表示する機能があります。
どのクラブでどの方向にスイングするべきかの判断材料になります。
ただ、この機能を使うには、スマホで「Garmin Golf アプリ」とのペアリングをする必要があります。
打つべき推奨距離の表示機能 (S50よりも進化)

S70、S50ともに、コースの標高差を考慮してグリーンまでの実際に打つべき推奨距離を表示してくれる機能が付いています。
これを「PlaysLike距離 (高低差情報)」と言います。
・S50:第1世代
上記のように、S70は第2世代になっていて表示機能が進化しています。
具体的には、コースの標高差だけではなく、風速/風向き、空気密度も考慮した距離を表示してくれます。
より緻密な距離を知りたい場合は、S70のほうがいいでしょう。
※風速/風向き、空気密度の考慮には「Garmin Golf アプリ」とのペアリングが必要です
理想的なスイングリズムの練習機能
S70のみ、理想的なスイングリズムの練習ができる「テンポトレーニング」機能が付いています。
バックスイング時間とダウンスイング時間の理想的な比率は3対1です。
それらの時間を測定することで、理想的なスイングの練習ができるという機能になります。
スイングが安定しないなどの悩みがある人は、あると便利でしょう。
サイズや重さなどの仕様の違い
サイズ、重さ、ディスプレイ
S70とS50では、本体サイズや手首周りサイズ、重さ、ディスプレイサイズと解像度に以下の違いがあります。
※S70は47mmと42mmの2つのサイズあり
・S70、47mm:47×47××14mm
・S70、42mm:42×42××13mm
・S50:43×43×12.5mm
・S70、47mm:130-205mm
・S70、42mm:115-185mm
・S50、Black(M/L):145-217mm
・S50、Ivory(S/M):127-190mm
・S70、47mm:56g
・S70、42mm:44g
・S50:29g
・S70、47mm:直径1.4インチ、454×454ピクセル
・S70、42mm:直径1.2インチ、390×390ピクセル
・S50:直径1.2インチ、390×390ピクセル
S70は2種類のモデルがあり、S70の42mmとS50はサイズが近いです。
ただ、重さはS50の軽さが際立っています。
また、気にしておきたいのが、S50の手首周り対応サイズです。
S50は「Black」と「Ivory」の2つのカラーがありますが、カラーによって手首周り対応サイズが違います。
ブラックが男性向き、アイボリーが女性向きのイメージになっています。
S70は47mmモデルと42mmモデルで手首周りサイズが違いますが、S50はカラーによって異なる点は知っておいた方が良いでしょう。
稼働時間
・S70、47mm:約16日間
・S70、42mm:約10日間
・S50:約10日間
・S70、47mm:約20時間
・S70、42mm:約15時間
・S50:約15時間
1回の充電で長く使えるのはS70の47mmモデルですが、いずれのモデルでもゴルフのプレーや、日常使いでも十分な稼働時間になっています。
「バッテリーの持ちが良い」という意見はかなり多いです。
S70の47mmと42mmの違い
S70には「47mm」と「42mm」という2つのモデル(サイズ)があります。
47mmモデルのほうが衛星に関する機能(受信しやすいとか効率的に衛星を選択する)が付いていて、値段も少し高いです。
「GNSSマルチバンド」と「SatIQ(衛星自動選択モード)」が、47mmモデルのほうにだけ付いている機能になります。
GNSSマルチバンド
GNSSマルチバンドは、2周波数帯の信号を受信できます。
これにより、困難な環境(都市部の峡谷の高層ビルの周囲や樹木に覆われた場所など)でも、より一貫した位置の特定がしやすくなります。
そのため、精度の向上が期待できます。
但し、バッテリーも多く消費します。
SatIQ(衛星自動選択モード)
マルチバンドGNSSが必要なケースか、マルチバンドGNSSを使用せず低消費電力のGPSモードでも同じ精度が出るかを判断して衛星を自動で選択する機能です。
これにより、位置精度を落とさずにバッテリー寿命をより長持ちさせることができます。
ここで紹介した機能以外の違い
主な機能の違いについては紹介しました。
ただ、日常で使う中でのライフログ機能であったりトレーニング機能などでは、もう少し細かいところで違いがあります。
日常でもフルに使いたいので、全ての違いを把握しておきたいと言う場合は、下記のリンクからガーミン公式サイトの商品の比較表を確認してみて下さい。
▼リアルなコース表示&稼働時間も長い▼
▼リアルなコース表示&47mmより小型軽量▼
▼簡易的なコース表示&とても軽い▼
▼ゴルフ場の予約できます▼
知っておきたいポイント
チップやパットは記録されない
アプローチS70やS50には「ガーミンオートショット」という、ショットを検知して距離を自動で計測して記録してくれる機能が付いています。
後でアプリと連携して、振り返ったり自分のデータを見ることができます。
但し、チップやパッドは計測できません。
そこで、別売りとなっている「クラブトラッキングセンサー」をクラブに取り付けることで、全てのショットが記録できるようになります。
全ショットを記録することで、様々な分析もできるようになるので、自分のゴルフを「見える化」したい人はセンサーも利用すると良いでしょう。
「クラブトラッキングセンサー」には「CT10」と「CT1」の2種類あり、以下の違いがあります。

「CT1」よりはサイズが大きく重さもあり、バッテリーの寿命が約4年。但し、プレイ中は操作不要で番手を自動で記録してくれるフルオートタイプ。(フルオートの分、値段も高い)
「CT10」よりサイズが小さく重さも軽くてコンパクト。しかも電池交換が不要のバッテリーフリー設計。但し、ショット前にセンサータグをウォッチにタッチして認識させる必要があるセミオートタイプ。
それぞれメリット・デメリットがあるので、この辺はお好みで選び分けることになります。
CT10はパターやウェッジなどのグリーン周りで使う3本のクラブに使うための3センサーパック(3個セット)と、フルセット(14個セット)があります。
また、CT1は16個セットが基本です。
ただ、楽天やヤフーショッピングなどでは1個とか、2個ずつなどで販売しているショップもあります。
バラ売りが希望の場合は、楽天内などで「CT10 単品」とか「CT1 バラ売り」で検索すると見つかります。

※CT10・CT1はクラブのグリップエンドにねじ込んで取り付けます。グリップエンドに穴がなかったり、グリップエンドの材質がゴムでない場合は取り付けできません
▼バッテリー寿命約4年だけどフルオート(14個セット)▼
▼バッテリー寿命約4年だけどフルオート(3個セット)▼
▼電池交換不要だけどセミオート(16個セット)▼
対応しているゴルフコース
プリインストールされているコースは、S70・S50ともに43,000コース以上となっています。
国内コースにほぼ対応していると思いますが、ガーミンの公式HPで対応コースを紹介しているので、自分が利用するコースがあるか事前に調べておくと安心です。
また「グリーン傾斜情報」を知るために、有料サブスクサービスを利用する場合。
グリーンの傾斜情報も、全てのコースが対応しているわけではありません。
こちらも下の対応ゴルフコースのページを見ると対応しているかどうか分かるので、事前に確認しておきましょう。
基本、説明書はオンラインで確認
紙媒体の取扱説明書がなく、基本的にはオンライン上にある取扱説明書で確認することになります。
そのため、「紙媒体が付いてこないのが残念」というような意見を見かけます。
但し、説明書のダウンロードや印刷はできます。
また私が確認したときには、希望する人にマニュアルを印刷して同梱してくれるお店もあったので、そういうショップを利用するのも一つの方法です。
※ちなみにマニュアル印刷サービスを行っていたのは、楽天内の「グラシス時計専門店」というお店です
一緒に用意しておきたいもの
本体保護カバー
本体を、傷や汚れ、万が一落としてしまったときなどの衝撃から守るカバーがあります。
カラーもけっこう種類があるので、お好みで選ぶと良いでしょう。
▼汚れやキズ防止に本体カバー(S70 47mm)▼
▼汚れやキズ防止に本体カバー(S70 42mm)▼
▼汚れやキズ防止に本体カバー(S50)▼
液晶保護フィルム
安い買い物ではないので、大事に使いたいですよね。
スマホなどと同じように、液晶保護フィルムがあると安心です。
保護フィルムには、ブルーライトカットや低反射タイプなど、いくつか種類があります。
また、3・4枚セットになっているものもあるので、お好みで選んで下さい。
ただし、S70は「47mm」と「42mm」サイズがあり、保護フィルムがサイズ別になっているので間違えないように注意して下さいね!
▼保護フィルムもあると安心(S70 47mm)▼
▼保護フィルムもあると安心(S70 42mm)▼
▼保護フィルムもあると安心(S50)▼
まとめ
ガーミンのアプローチS70とS50の違いについて紹介しました。
S70は推奨クラブを教えてくれる「バーチャルキャディ」や、「風速や風向き」が分かったり、「リアルなコース表示」が魅力です。
S50はコース表示は簡易的ですが(有料サブスクで第2世代に拡張可能)、重さがかなり軽くなっています。
なので、初めてのコースに行くことが多いのであれば、S70のほうが使いやすいと思います。
逆に、慣れたコースが多いのであれば、S50でも十分でしょう。
ただ、S50でもサブスクを利用するとS70のコース表示に拡張できます。
その辺をトータルで考えて検討すると良いと思います。
また、S70には「47mmサイズ」と「42mmサイズ」の2つのモデルがあります。
そして大きさや重さの違いだけではなく、47mmのほうが解像度が高くバッテリーの持ちも長くなっています。
また、47mmは「GNSSマルチバンド」や「衛星自動選択モード」にも対応しているなど、性能や機能がやや上であるという点は押さえておきましょう。
▼リアルなコース表示&稼働時間も長い▼
▼リアルなコース表示&47mmより小型軽量▼
▼簡易的なコース表示&とても軽い▼
▼ゴルフ場の予約できます▼


