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ガーミンS70とS62の違い!より画面がキレイに!

ガーミンアプローチS70とS62の違い!
ガーミンのアプローチS70とS62の違いについて詳しく紹介します。

S70のほうが新しい機種で、発売日はそれぞれ以下のようになっています。

S70:2023年5月31日
S62:2020年4月16日

全ての違いを書くと膨大になってしまうので、ゴルフに関わる機能と、その他の主な機能の違いについて紹介します。

※細かい点については、比較表を載せているのでそちらでご確認下さい

前提として、S62をベースにして進化したのがS70です。

ゴルフ関連機能の違い (S70の進化)
・ディスプレイが有機ELになった (キレイで見やすい)
・コースレイアウトマップ表示の進化
・バーチャルキャディの進化
・高低差情報の進化
・ハザードビューの進化
・位置精度の安定や向上 (対応衛星の追加等)
その他の機能の違い (S70の進化)
・本体性能がアップ (軽量化や解像度など)
・音楽の保存機能を搭載 (最大2000曲)
・細かい部分での機能の追加

まず、ディスプレイが有機ELになって解像度もアップしたことで、画面がよりキレイで見やすくなったというのが大きな違いです。

また、本体に音楽を保存できるようになり、ミュージックプレーヤーとしても使えるようになったことで、普段使いの幅が広がりました。

その辺に魅力を感じるかどうかで、選び分けると良いと思います。

あとは、S70には「47mm」と「42mm」という2つのサイズがあり、若干性能に違いがあるという点は押さえておいたほうが良いです。

※軽量という意味では42mmサイズのほうが良いが、基本的に47mmサイズのほうが性能が上

その辺りも含めて、記事中で具体的に見ていきますね!

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ。ホワイトとグレー2つのカラーあり↓

ガーミンS62のブラック↓

ガーミンS62のホワイト↓

S70とS62のゴルフ機能の違い

ディスプレイが有機ELになった

ガーミンアプローチS70とS62
ディスプレイの違いは、ゴルフの機能というよりはゴルフウォッチの性能の部分ですが、プレーする上でも大きな違いなのでこちらで取り上げました。

S70ではディスプレイが有機ELになったことがとても大きいです。

S70:AMLOED (有機EL)
S62:半透過メモリインピクセル

有機ELになったことで、より色鮮やかでキレイに見えるようになりました。

しかも、次の「コースレイアウトマップ表示の進化」で詳しく紹介しますが、解像度もアップしていて描写も美しくなっています。

なので、より「見やすくてキレイ」な点を重視するのであればS70のほうが良いです。

ただ、私が確認した中では、S62でもプレーする上で特に見えにくいという意見は見かけませんでした。

例えば、S62では普段使いをするときに、屋内で見ると少し画面が暗いという意見はあります。

なので、S70では、より見やすくなり、普段使いもしやすくなったというイメージで良いと思います。

コースレイアウトマップ表示の進化

ガーミンアプローチS70とS62
フルカラーコースマップが進化して第2世代になりました。

コース表示自体はS62にもありましたが、S70では林が立体的に表示されるなど、よりリアルになりコースをイメージしやすくなりました。

ちなみにS70はサイズが2種類に分かれていて、サイズによって画面の解像度が違います。

S70の画面サイズと解像度
47mmモデル:1.4インチ、454×454
42mmモデル:1.2インチ、390×390
S62の画面サイズと解像度
1.3インチ260×260

ただ、いずれのモデルにしても、旧モデル(S62)よりは解像度がアップしています。

バーチャルキャディの進化

S62にもバーチャルキャディという機能がありましたが、S70ではそれが進化して第2世代になりました。

バーチャルキャディというのは、ホール情報や風向、風速、使う人の過去のパフォーマンスから、使用するクラブのアドバイスをしてくれる機能です。

おすすめのクラブを教えてくれるので、クラブ選択で迷うことがなくなりますし、参考にもなります。

S70では、着弾地点予想範囲を表示する機能が追加され、推奨クラブを使用した場合にどのようなハザードがあるのかを素早く表示してくれます。

但し、バーチャルキャディ機能は、使う人のある程度の飛距離が分からなければアドバイスできません。

5ラウンド以上プレーして、ショットのデータを蓄積することで利用できるようになります。

高低差情報の進化

ガーミンアプローチS70の高低差情報
ガーミンS62にも高低差を考慮して推奨距離を表示してくれる機能があります。

それが、S70では高低差情報が第2世代となり以下のように進化しています。

高低差はもちろん、風速/風向き、空気密度を考慮し、グリーンまでの実際に打つべき推奨距離を表示

※風速/風向き、空気密度の考慮にはアプリとのペアリングが必要

S70では、風速/風向き、空気密度も考慮してくれるようになり、より適切な距離が分かるようになりました。

より精度の高い情報が欲しいという方は、S70のほうが良いです。

もちろん、S70、S62のどちらも、高低差を使用せず水平距離を表示させることもできます。

ハザードビューの進化

ガーミンアプローチS70のハザード表示
ガーミンS70、S62ともに、バンカーや池までの距離を表示する「ハザードビュー機能」が付いています。

S70ではその機能が第2世代になり、以下のように進化しました。

画面右側にインジケーターが設置され、そこを画面に触れて動かすことで拡大することができるようになった

操作方法は少し違いますが、例えばスマホの画面を指で拡大するようなイメージです。

近くの細かい文字を見るのが自信がないという人でも、スマホ感覚で不安なく使えます。

位置精度の安定や向上 (対応衛星の追加等)

ガーミンS70はガーミンS62に比べて、以下の違いにより、位置情報がより安定して精度の向上が期待できます。

S70は、衛星Galileo(ガリレオ)や、GNSSマルチバンド、衛星自動選択モードにも対応
※但しGNSSマルチバンドと衛星自動選択モードは47mmモデルのみ

「GNSSマルチバンド」とは、衛星の2周波数帯を受信できる機能で、周りに高い建物や木などがあって干渉が多い場所でも、位置情報がより安定して精度の向上が期待できます。

また「衛星自動選択モード」は、環境に応じて最適なGPSモードを自動的に選択してくれる機能です。

なので、より安定した精度を求めるというのであれば、S70のほうが良いです。

※ガーミンはS62でも、位置精度の誤差は約1メートル程度ということになっています

ただ、S70はサイズ的に2種類に分かれていて、「GNSSマルチバンド」と「衛星自動選択モード」に対応しているのは大きいほうのサイズ(47mm)だけです。

42mmモデルのほうは対応していないので、そこは間違えないように注意して下さい。

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ。ホワイトとグレー2つのカラーあり↓

ガーミンS62のブラック↓

ガーミンS62のホワイト↓

S70とS62のゴルフ関連機能以外の違い

サイズ・重さ・解像度など本体性能の違い

S70とS62では、サイズや重さ、解像度などの本体性能が異なります。

基本的にはS70のほうが進化しています。

また、S70については「47mmモデル」と「42mmモデル」の2種類のモデルがありますが、本体性能が若干違います。

※解像度やバッテリーの持ちなど、基本的に「47mmモデル」のほうが性能が上です

【S70:47mmモデルの本体性能】
サイズ:幅47 × 高さ47 × 厚さ14mm
手首周り適応サイズ: 130-205mm
ディスプレイサイズ:直径1.4インチ (35.41 mm)
解像度:454 × 454ピクセル
重さ:56g
スマートウォッチモード:約16日間
GPSモード:約20時間
【S70:42mmモデルの本体性能】
サイズ:幅42 x 高さ42 x 厚さ13mm
手首周り適応サイズ: 115-185mm
ディスプレイサイズ:直径1.2インチ (32.02 mm)
解像度:390 x 390ピクセル
重さ:44g
スマートウォッチモード:約10日間
GPSモード:約15時間
【S62の本体性能】
サイズ:幅47 x 高さ47 x 厚さ14.8mm
手首周り適応サイズ: 125-208mm
ディスプレイサイズ:直径1.3インチ(33.02 mm)
解像度:260 x 260ピクセル
重さ:61g
スマートウォッチモード:最大14日間
ゴルフモード:最大20時間

S70は「47mm」と「42mm」の2種類のモデルがあり、サイズや重さの違いに加え、解像度が違うということも知っておきましょう。

ただ、サイズが大きいと解像度の違いによる粗が目立ってきますが、時計のディスプレイという比較的小さいサイズですし、S70のどちらのモデルも前作のS62より解像度はアップしています。

ガーミンアプローチS70の47mmサイズと42mmサイズ

なので、解像度が違うということは念頭におきつつも、「自分の手首にフィットするか」とか、「重さ」だとか、自分の使いやすいほうを選んだほうが良いと思います。

音楽の保存・再生ができるようになった

音楽に関する機能について、S70とS62では以下の違いがあります。

S70:本体に音楽ファイルを最大2000曲保存・再生ができる
S62:スマホとペアリングして、スマホの音楽再生アプリをリモート操作することができる

S70は、ミュージックプレーヤーとしても使えるようになりました。

しかも、最大2000曲ってかなり多いですよね。

S62では内蔵メモリが1GBだったのに対し、S70は32GBと大幅にアップしています。

より日常的に使いたくなるゴルフウォッチになりました。

※ダウンロードした音楽を再生するには、Bluetoothイヤホン(別売り)と接続する必要があります

細かい部分での機能の違い

これまでS70とS62についてのゴルフ関連の機能や、本体性能などの主な違いを紹介しましたが、細かい点を挙げればまだまだ違いはあります。

例えばほんの一例ですが、S70のほうにだけ付いている機能として以下があります。

・高度気圧計
・フィットネス年齢

※フィットネス年齢は、実年齢に対する体の年齢を測定してくれる機能

もちろん、機能的にないよりはあったほうがいいですが、そこまで必要かどうかというのは、人それぞれになるかと思います。

そのような細かい部分での違いを以下の一覧にまとめています。

※一覧には、S70とS62で違う(基本的にS70で新しく追加された)機能だけをまとめています。実際にはもっと多くの機能があります

本体性能の違い

本体性能の違いについては、これまでのおさらい的な意味で載せています。
ガーミンアプローチS70とS62の本体性能の比較

ライフログ機能の違い

ガーミンアプローチS70とS62のライフログ機能の比較

ランニング機能の違い

ガーミンアプローチS70とS62のランニング機能の比較

スイミング機能の違い

ガーミンアプローチS70とS62のスイミング機能の比較

バイク機能の違い

ガーミンアプローチS70とS62のバイク機能の比較

その他機能の違い

ガーミンアプローチS70とS62のその他機能の比較

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ。ホワイトとグレー2つのカラーあり↓

ガーミンS62のブラック↓

ガーミンS62のホワイト↓

S70やS62で知っておきたいこと

チップやパットは記録されない

アプローチS70やS62には、「ガーミンオートショット」という、ショットを検知して距離を自動で計測して記録してくれる機能が付いています。

後でアプリと連携して、振り返ったり自分のデータを見ることができます。

但し、チップやパッドは計測できません。

そこで、別売りとなっている「クラブトラッキングセンサー アプローチCT10」というものをクラブに取り付けることで、全てのショットが記録できるようになります。

クラブトラッキングセンサー ガーミン アプローチCT10

なので、チップやパットも記録したい場合は、CT10が必要になります。

パターやウェッジなどのグリーン周りで使う3本のクラブに使うための3センサーパック(3個セット)と、フルセット(14個セット)があります。

ただ、楽天やヤフーショッピングなどでは1個ずつバラ売りで販売しているショップもあるので、必要に応じて選び分けると良いでしょう。

以下は、3個セットとフルセットのリンクになっていますが、単品が希望の場合は、楽天内などで「CT10 単品」とか「CT10 バラ売り」で検索すると見つかります。

※CT10はクラブのグリップエンドにねじ込んで取り付けます。グリップエンドに穴がなかったり、グリップエンドの材質がゴムでない場合は取り付けできません

ガーミン Approach CT10 3個セット↓

ガーミ Approach CT10 14個セット↓

対応しているゴルフコース

プリインストールされているコースは、S70が43,000コース、S62は42,000コースです。

S70の説明では、国内の約98%のコースに対応しているとなっているので、ほぼ対応していると言えます。

ただ、ガーミンの公式HPで対応コースを紹介しているので、自分が使いたいコースに対応しているか事前に調べておくと安心です。

ガーミンアプローチ対応ゴルフコースはこちら

一緒に用意しておきたいもの

液晶保護フィルム

安い買い物ではないので、大事に使いたいですよね。

スマホなどと同じように、液晶保護フィルムがあると安心です。

保護フィルムには、ブルーライトカットや低反射タイプなど、いくつか種類があります。

また、3・4枚セットになっているものもあるので、お好みで選んで下さい。

ただし、S70は「47mm」と「42mm」サイズがあり、保護フィルムがサイズ別になっているので間違えないように注意して下さいね!

ガーミン Approach S70 47mmサイズ 保護フィルム↓

ガーミン Approach S70 42mmサイズ 保護フィルム↓

まとめ

ガーミンのアプローチS70とS62の違いについて紹介しました。

S70になってディスプレイが有機ELになり、解像度もアップしたことで、よりキレイで見やすくなった点が大きいです。

また、本体に音楽ファイルをダウンロードできるようになり、ミュージックプレーヤーとして使えるようになったのも、普段使いする人にとっては嬉しいポイントでしょう。

その辺を考慮して、S70とS62を選び分けると良いと思います。

ただ、S70には「47mmサイズ」と「42mmサイズ」の2つのモデルがあります。

そして、ただ単に大きさや重さの違いだけではなく、47mmのほうが解像度が高く1回の使用時間も長いということ。

また、「GNSSマルチバンド」や「衛星自動選択モード」にも対応しているなど、性能や機能がやや上であるという点は押さえておきましょう。

ガーミンS70の47mmサイズ↓

ガーミンS70の42mmサイズ。ホワイトとグレー2つのカラーあり↓

ガーミンS62のブラック↓

ガーミンS62のホワイト↓

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