シャープのドライヤーIB-WX3とIB-WX2の違いや口コミを詳しく紹介します。
IB-WX2:2021年
IB-WX3とIB-WX2の違いはシンプルで以下の2点です。
・カラーバリエーション
IB-WX3では「ジェントルモード」が搭載されました。
「ジェントルモード」というのは、小さい子供にも配慮した、髪をやさしく乾かせるモードです。
なので、「ジェントルモード」の有無で、どちらが良いかを選び分けるということになります。
記事中では「ジェントルモード」についてもう少し詳しく説明し、よく言われているメリット・デメリットなどもあわせて紹介します。
また、IB-WX2以前のモデル、IB-WX1(2019年)は生産は終了していますが販売されていることもあります。
迷う方もいるかもしれないので、IB-WX2(2021年)とIB-WX1(2019年)の違いについても簡単に紹介しますね!
IB-WX3のリネンゴールド↓
IB-WX3のフローズンホワイト↓
IB-WX2のキャメルピンク↓
IB-WX2のソルベホワイト↓
目次
IB-WX3とIB-WX2の違い
「ジェントルモード」の有無
IB-WX3には「ジェントルモード」が新しく搭載されました。
この「ジェントルモード」というのは、小さな子供でも使いやすい機能で以下のようなものです。
そのため、やさしく髪を乾かせますし、スタイリングの仕上げにも向いています。
ただ、小さい子供に使う場合には以下の注意が必要です。
・風の温度に注意
・同じ場所に当て続けないよう注意
このモードが必要な場合は、IB-WX3の方を選びましょう。
カラーバリエーション
フローズンホワイト
ソルベホワイト
両機種とも2色あり、一つは色合いは違いますがホワイト系。
もう一つは、ゴールド系とピンク系になっています。
先に紹介した「ジェントルモード」が必要なら、IB-WX3のどちらかのカラーから選択。
「ジェントルモード」が必要なければ、機種関係なく、好きなカラーや価格で選んでOKです。
IB-WX3のリネンゴールド↓
IB-WX3のフローズンホワイト↓
IB-WX2のキャメルピンク↓
IB-WX2のソルベホワイト↓
デメリット
音が大きい
「音が大きい」という意見はけっこうあります。
特に、最大の風量にしたときです。
ただ、これはある程度の風量があるドライヤーの宿命とでもいいますか、仕方がない部分かなと思います。
もちろん改良されればもっといいのでしょうが、そこは今後に期待です。
音を考慮しても、機能的に満足している人が多いですよ!
けっこう重い
「重い」という意見も見られます。
これだけの機能があるドライヤーの中で、特別重いというわけではありません。
例えば、パナソニックの似たような価格帯のドライヤーと比較しても、同じくらいの重さです。
ただ、これまでシンプルで軽量のドライヤーを使っていた方は、重く感じるという人もいると思います。
今使っているドライヤーにもよりますが、少し重くなるかもしれないという意識は持っておいたほうが良いでしょう。
ロングヘアで乾かすのに時間が掛かるから、ドライヤーを持っているのがつらいという場合は、ドライヤースタンドを別に用意してハンズフリーで乾かすというのも便利です。
メリット
時短になる
「髪が乾くのが早い」という意見は多いです。
髪を乾かすのが少しでも速くなれば、他の事に時間を使えるので、とても大きなメリットです。
特に髪が長めで、乾かす時間も長くかかっている人はより実感しやすいでしょう。
温度調整してくれるから熱くならない
ドライヤーと髪との距離をセンサーが感知し、風の温度をコントロールしてくれるSENSING機能が便利だという意見がけっこう多いです。
特にお子さんが使う場合には、熱くなりすぎる心配がないので、子供が使っても安心ですよね。
ただ、IB-WX3やIB-WX2の高温風(HOT)のときの温度は約95度(室温30℃時)。
高温風でもあまり熱くならないので髪や地肌にも優しいという点がいいんですが、逆に熱くならないことに物足りなさを感じる人もいます。
例えば他のドライヤーの温風の温度は以下のようになっています。
レプロナイザー 2D Plus:約110℃
リファ ビューテックドライヤー:約95℃
リファとは同じ温度ですが、パナソニックなどよりは温風の温度が低いことが分かります。
ですので、より温かいぬくぬくした風で乾かしたい場合は他のドライヤーのほうがいいですが、そこまで熱くなくても適度な温風で大丈夫であれば問題ありません。
髪がさらさらツヤツヤ!
シャープのドライヤーの特徴は、髪をいたわるモードに加えて、プラズマクラスターによる美髪効果が期待できることです。
使った後に、「髪がサラサラになった」とか、「ツヤツヤになった」という意見がかなり多いです。
中には、「ドライヤーなんてどれも同じじゃない?」っていう人が、概念が変わったというような人もいました。
いくつかデメリットはありますが、トータルでは満足度の高い商品ですよ!
もっとレビューを見たい場合は以下から確認できます。
※それぞれ、楽天、アマゾンのサイトに飛びます
IB-WX3のリネンゴールド↓
IB-WX3のフローズンホワイト↓
IB-WX2のキャメルピンク↓
IB-WX2のソルベホワイト↓
IB-WX2とIB-WX1の違い
IB-WX1(2019年)からIB-WX2(2021年)になって、以下のように変わりました。
・ヘアカラーの退色を40%抑制することを実証
・風量の表示方法の変更
・スマホアプリで連携できる機能の追加
・20g軽量化
・カラー展開
乾燥時間が約10%短縮
まず、IB-WX2はIB-WX1に比べて、ターボのときの風量がアップしています。
・IB-WX2:約1.2m3/分
・IB-WX1:約1.1m3/分
そのため、ターボ運転時のドライ時間が10%短縮されました。
また、IB-WX2やIB-WX1は、サロンで髪を速く乾かすために片手に2台のドライヤーを持ってヘアドライするテクニックを応用して、2つの吹出口から風が出るようになっています。
その吹出口から出てくる送風面積が、IB-WX2のほうがIB-WX1に比べてアップしています。
そのため、より髪の乾きが速く感じる仕様になりました。
特にセミロングやロングヘアで、普段10分とか長い時間をかけて髪を乾かしている人のほうが、より実感しやすいと思います。
ヘアカラーの退色を40%抑制
IB-WX2では、センシングドライモードで、ヘアカラーの退色を40%抑制することが実証されました。
ちなみに、センシングドライモードとは、ドライヤーと髪との距離をセンサーが感知して、髪への熱ダメージや過乾燥を抑えるために、風の温度を自動でコントロールするものです。
ドライヤーを近づけても離しても、髪の温度が約55度以下になるようキープします。
IB-WX2とは送風量などの違いはあるものの、旧モデルのIB-WX1にも全く同じ機能が付いているので、IB-WX1でもヘアカラーの退色抑制効果は期待できるのではないかと思うのですが、「実証されていない」だけになんとも言えません。
やはり、ヘアカラーの退色抑制効果を重視するのであれば、IB-WX2のほうをおすすめします。
風量の表示方法の変更
風量には、風量大(TURBO)、風量中(DRY)、風量小(SET)の3段階あります。
IB-WX1では、風量はドライヤーの持ち手部分に縦長のランプで表示されていました。
風量大だと3段階(全て点灯)、風量中だと2段階目まで点灯、風量小だと1段階目だけ点灯するようなイメージです。
それに対してIB-WX2では、持ち手部分の表示がなくなり、ドライヤーヘッドの中央にある、LEDライト部分で表現されるようになりました。
もともとこの部分は、色で温風温度を表示していた部分(赤:高温風、橙:中温風、緑:低温風、青:冷風)なんですが、温度と風量が一緒に表示されるようになりました。
例えば、高温風で風量大であれば「赤で明るい」、高温風で風量小であれば「赤で暗い」という感じです。
スマホアプリ連携機能の追加
旧モデルのIB-WX1もBluetooth®を搭載していて、アプリと連携できる機能がありました。
「ボーテアップ」というアプリで、7段階の温度帯と、30秒までの1秒単位の時間を自分の好きなように組み合わせることができるというものです。
例えば、温風を15秒、冷風を10秒など、自分好みの「温度」×「時間」を設定し、最大4つまで組み合わせてループさせることができます。
自分ではどういう設定にすればいいか分からない場合でも、シャープのHPではプロが推奨する設定が紹介されています。
また、自分の髪の長さ(ロング、セミロングなど)と、希望の仕上がり(すっきり、しっとりなど)を選ぶことで、自動的に設定を提案してくれる機能もあります。
ただ、このアプリと連動する機能なんですが、使いこなせなかったり、既存の設定で満足し、あまり必要性を感じない人もいました。
そして、IB-WX2ではスマホアプリ連携機能に、「ドライモードの順番をカスタマイズできる」という機能が追加されました。
ドライヤーについているモードボタンを押すと、通常は以下のように変化していきます。
・SENSING・・・髪の熱ダメージを軽減
・BEAUTY・・・ツヤのある髪に仕上げる
・SCALP・・・地肌をいたわりながら乾かす
・APP(自分で温度帯×時間を設定した場合のみ)
最初の内はいろいろ使ってみると思いますが、だんだん使うモードが決まってくるという人もいると思います。
そういう場合に、モードの順番を自分の使いやすい順番に変えたり、使わないモードはスキップするよう設定できるため、操作をよりスムーズに行えます。
「ほとんどこのモードしか使わないだろうな~」というのがある人にとっては、使えるアプリに進化しました。
20g軽量化
IB-WX2はIB-WX1に比べて、20g軽量化しています。
IB-WX1:約610g
例えば、IB-WX2と同じ、2~3万くらいの価格帯の人気ドライヤーの重さは以下のような感じ。
レプロナイザー 2D Plus:約709g
リファ ビューテックドライヤー:約695g
ですから、IB-WX2やIB-WX1が特別重いというわけではありません。
ただ、IB-WX1の口コミでは重いという意見がけっこうありました。
ですので、20gとはいえ軽量化したのは大きいですし、風量も増してドライ時間が短くなっている分、扱いやすくなったと言えるでしょう。
特に、長い時間をかけて乾かす人ほど、軽量化と速乾の効果は感じやすいと思うので、セミロングやロングヘアの人はIB-WX2のほうが使いやすいと思います。
カラー展開
カラー展開が変わりましたが、ベースとなっている色はIB-WX2、IB-WX1ともにピンクとホワイトです。
・ソルベホワイト
・シェルホワイト
IB-WX2になって、ピンク系もホワイト系も淡い色になりました。
仕様比較表
主な違い | IB-WX2 | IB-WX1 |
---|---|---|
風量 | 約1.2m3/分 | 約1.1m3/分 |
質量 | 約590g | 約610g |
ヘアカラー退色を40%抑制 | ○ | 不明 |
アプリによるドライモードカスタマイズ | ○ | × |
カラー | キャメルピンク ソルベホワイト | シェルピンク シェルホワイト |
IB-WX2のキャメルピンク↓
IB-WX2のソルベホワイト↓
IB-WX1のシェルピンク↓
IB-WX1のシェルホワイト↓
一緒にあると便利なもの
ドライヤースタンド
実際にドライヤーを持ってみたら、意外と重かったと感じる場合があります。
あるいは、そもそもハンズフリーで髪を乾かしたいという方もいるのではないでしょうか。
そういう時は、ドライヤースタンドがあると便利。
ペットを乾かすときに使用している人も多いです。
ドライヤースタンド↓
ヘアアイロン
ドライヤーと一緒にヘアアイロンも検討しているという方は、こちらのランキングが参考になればと思います。
※それぞれ、楽天とアマゾンのサイトに飛びます
まとめ
IB-WX3とIB-WX2の違いや口コミを詳しく紹介しました。
IB-WX3は子供にも使いやすい「ジェントルモード」が追加されたので、お子さんにも使いたい場合はIB-WX3のほうが良いです。
「ジェントルモード」が不要であれば、機種に関わらず、好きなカラーや価格で選べばOKですよ!
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IB-WX3のリネンゴールド↓
IB-WX3のフローズンホワイト↓
IB-WX2のキャメルピンク↓
IB-WX2のソルベホワイト↓